自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

弥彦・角田山系と蒲原平野2019年9月

2019-09-03 19:06:22 | 日記

 蒲原平野も9月に入った。毎日曇天小雨の日が続いているが、日照不足ながら水田の稲穂も黄色に変化し、早生品種の収穫が始まっている。9月3日五ヶ浜海岸では佐渡がはっきりと見え、砂浜にはアレチマツヨイグサ(別名月見草とも言われており、夜になると月を見るかのように花が開く)が盛りだ。お盆頃からキツネのカミソリが、また秋に咲くアザミの仲間やセンニンソウも姿を見せている。弥彦山の頂上では、ススキに寄生するナンバンギセルが8月下旬から9月上旬にかけて見ることができる。野山や平野部も正に収穫の秋を迎えている。

蒲原平野の水田は黄金色で、早生品種の収穫が始まり、9月下旬にはすべての収穫を終える。

夕方の日本海は鉛色であるが、佐渡島をはっきりと見ることができた。(9月3日)

 この写真は砂浜であるが、今の季節は蒲原平野はどこを見ても、アレチマツヨイグサが盛りである。別名月見草と言われ、夜になるとサヤがポンとはじけて開花する。

 秋に咲くアザミの仲間ややセンニンソウ(花はボタンヅルに似ているが、葉の形が異なる)の季節でもある。

 キツネのカミソリは、春に芽を出して、葉が消えてから花だけを見ることができるが終わりに近い。

 

弥彦・角田山系にはどこでも見ることができるヤブランも今が盛りで、この花が散って黒い実が姿をあらわす。由来は葉の形が欄に似ていることからヤブに咲く蘭から来ている。

 

私が見たナンバンギセルは弥彦山の頂上付近だったが(実際はどこにでもあるのかもしれない)、昔弥彦スキー場であった所に多く見ることができる。この花はススキに寄生する植物でススキが原を注意深く観察すると見つけることができる。名前の由来は、南蛮人(欧州やスペイン・東南アジア等を指すと言われる)がキセルとして用いたマドロスパイプに似ていることからきたといわれる。

 


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