今日で5月も終わり、明日からは梅雨のシーズンである6月に入る。月日の経つのは早いもので、令和4年も半分経過することになる。外出がままならない中、家族が間瀬へ行って写真を撮ってきたので海岸部の様子を紹介したい。
間瀬へ行くには上の写真にある弥彦山多宝山の向かって右側の間瀬峠を越えて行かなければならない。この画像は岩室にあるイエスト脇からのもので、道の先に越後線があり、丁度電車が巻に向かって走っているのが見える(拡大しないと見えないかな?)。田んぼのイネ苗は5月下旬の状態で、まだまだ水が大勢を占めている。また、農道には下の写真シロツメクサ(クローバー)が見られる。昔は田んぼ道を所狭しと覆っていて、学校帰りの子供たちが摘んで花輪を作ったりしたものだ。今はその風景を見ることが少なくなってきた。
峠を越えた所に下の写真にある間瀬海岸がある。5月の海岸は穏やかで、砂浜には上の写真にもあるように、黄色いミヤコグサや少し遠くに白っぽいハマダイコンの群落が見える。今は間瀬に限らず海岸砂場には何処でも見られる植物だ。ミヤコグサは昔京都や奈良の都付近に多く見られたことからこの名があるらしい。
間瀬には上の写真マルバシャリンバイが多く見られる。家の周りや砂場の公園などに植えられている。丸っぽい葉を持ち車輪のように見え、梅の花に似た花を咲かせることからこの名があるようだ。今はハマヒルガオ(下)が最盛期だ。海岸道路を走ると何処でも見られる。この他にも、ハマナスやハコネウツギ、メノマンネングサなどが間瀬海岸の砂場や岩場に多く見られる。