自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

蒲原平野の自然2020年12月下旬

2020-12-24 23:41:00 | 日記

 我が蒲原平野の2020年も残すところ1週間になった。12月中旬に新潟県の山沿いは大雪になった。本来ならスキー場などは雪不足から解放されてうれしさの最中なのに、今年は様子が違う。コロナウイルスのせいだ。この所、毎日感染者が出て、24日には15人出た。幸い西蒲原は出てはいないが、毎日が緊張に被われている。先日海岸道路通り、新潟へ行ってきた。最近は平野部よりも海沿いを走る機会が多い。気温も2℃と寒い日々が続いている。

平野部では白鳥が群れになって食事中だ。山沿いでは2㍍も降ったらしいが、我が蒲原平野では2~3センチ程度の積雪だ。我が家の庭でも初の積雪があったが、一日にして直ぐに溶けてしまった。新潟県でもここ蒲原平野部は雪の最も少ない地域だ。

日本海は寒々とした白波がたち、佐渡は遠くに薄らと見えた。砂丘地には平野部と同じくすべての作物の収穫が終えてスプリングクーラーの配管だけが畑を走っていた。

つい最近までは黄色であった水田が、冬に向かって褐色に変わっていた。来年の4月上旬までこのような状態で冬を越すのだ。下の写真は角田山裏側の砂丘地の休耕地だ。背の高い雑草に被われているところが目立つ。つい最近までは、砂丘地帯は野菜栽培に溢れ、休耕地などは全くなかったが、今では雑草が生い茂っているところが目立つようになった。蒲原の農業にも変化が生じて、時代の変遷を感ずるこの頃だ。


蒲原平野の自然 2020年12月

2020-12-06 12:24:36 | 日記

12月に入り蒲原平野は初冬の景色を呈している。新潟のコロナウイルス感染者数も寒くなるにつれて多くなり、今では累計350人を超えてきた。そのせいか私の行動範囲も狭くなり、これに寒さが加わり家にいる時間が多くなっている。感染者数は全国的には多くはないが、冬に向けて大いに注意を払う必要がある。従って山や自然を散策することも少なくなり、わずかの外出の際にカメラにおさめる程度の日々だ。先日も新潟の帰りに少しカメラに収めた画像を2、3紹介したい。

海岸道路(上)の木々はすっかりと落葉しており、直ぐ側の砂丘地の畑(下)も大根の収穫が終わり、砂地だけとなって寒々とした景色だ。

日本海も白波が目立ち(上)、本格的な荒海を間近に感ずる中で佐渡も寒々と横たわっていた。弥彦・角田山系(下)では、一瞬天から光りがさしてきたが、すぐに暗くなった。夕方の4時半頃だ。もうすぐ冬至となり、昼の長さが最も短くなる季節になる。

角田山麓の佐潟では、冬鳥のカモの仲間や白鳥で混み合っていた。ラムサール条約で生き物が保護されているため彼らの楽園となっている所だ。佐潟は昔は海の底であったが、水が引いて深い場所だけが残ったいわる「潟」で、瓢湖や田沢湖等とは成り立ちが違う。蒲原平野では、鎧潟・上堰潟等と同じだ。蒲原平野は海の底だったのだ。

紅葉も終わりだ。我が家のヤマモミジは、今年(左)は赤・黄・緑が重なり合って、きれいだ。昨年は(右)黄色だけだった。12月6日現在、残っている紅葉の葉は、20〜30枚程度になっている。庭の木には、ヤマボウシ・ニシキギ・ナツツバキ等がすでに落葉して裸になっている。このヤマモミジも落葉すると、常緑のアカメガシとツバキだけが残ることになる。タイヤ交換も終わり、冬への備えは万全だ。