我が蒲原平野の2020年も残すところ1週間になった。12月中旬に新潟県の山沿いは大雪になった。本来ならスキー場などは雪不足から解放されてうれしさの最中なのに、今年は様子が違う。コロナウイルスのせいだ。この所、毎日感染者が出て、24日には15人出た。幸い西蒲原は出てはいないが、毎日が緊張に被われている。先日海岸道路通り、新潟へ行ってきた。最近は平野部よりも海沿いを走る機会が多い。気温も2℃と寒い日々が続いている。
平野部では白鳥が群れになって食事中だ。山沿いでは2㍍も降ったらしいが、我が蒲原平野では2~3センチ程度の積雪だ。我が家の庭でも初の積雪があったが、一日にして直ぐに溶けてしまった。新潟県でもここ蒲原平野部は雪の最も少ない地域だ。
日本海は寒々とした白波がたち、佐渡は遠くに薄らと見えた。砂丘地には平野部と同じくすべての作物の収穫が終えてスプリングクーラーの配管だけが畑を走っていた。
つい最近までは黄色であった水田が、冬に向かって褐色に変わっていた。来年の4月上旬までこのような状態で冬を越すのだ。下の写真は角田山裏側の砂丘地の休耕地だ。背の高い雑草に被われているところが目立つ。つい最近までは、砂丘地帯は野菜栽培に溢れ、休耕地などは全くなかったが、今では雑草が生い茂っているところが目立つようになった。蒲原の農業にも変化が生じて、時代の変遷を感ずるこの頃だ。