8月の蒲原平野はお盆頃までは、今までに無いほどの猛暑日の連続だった。しかし、お盆を過ぎて台風10号が去ると不安定な天候が続き、曇天・降雨の毎日で朝晩も涼しくなってきた。あまりに雨の日が続くため、我が家庭菜園の畑では下旬に播種や定植を予定している大根や白菜・キャベツの作業がはかどらなくて困っている。蒲原平野の水田では、7月下旬に開花したイネが8月に入ると結実して大きな稲穂の波に被われている。転作作物として栽培されるようになった大豆も今では転作から独立した作物となり、青々と元気に育っている。農家の裏の畑で栽培されている山菜の王様といわれるタラノキ(3メートル位はある)が花盛りだ。私が毎日通っているアクアパーク新潟の駐車場には、昨年でも紹介した錫杖を持った修行僧(実際はゴールドクレストと水銀灯である)が駐車場の車たちの安全を見守っている。8月の夕焼けはきれいだ。
イネの状態:上は8月上旬、下の写真は8月20日頃のもので、まだ青かった稲の穂が黄色に変わっているのがよくわかる。早いものは下旬から遅くとも9月20日頃までには収穫を終える。(西蒲区新谷付近)
10月から11月に収穫を迎える大豆は、立派に生育している。(西蒲区新谷付近)
農家の畑ではタラノキが花盛りだ。4月の初旬から中旬にこの芽を収穫し、天ぷらとして食すると最高だ。
アクアパーク新潟の駐車場のについては昨年も紹介したが、ゴールドクレストと水銀灯は健在だ。木の成長によりお坊さんの頭の部分に見えるところが少し尖ってきており、頭の部分も体との境が明瞭でなくなってきた。しかし、錫杖に見える水銀灯は明るくきれいだ。