自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

弥彦・角田山系と蒲原平野2019/12:その2

2019-12-14 12:49:55 | 日記

12月10日、定期検診のため県立がんセンターへ行った帰りに好天に誘われて海岸線を通って帰路についた。気温も15度と10月下旬の気候であった。角田浜から間瀬〜野積への海岸線は昔はシーサイドラインと言って有料道路であった。ここは弥彦・角田山を挟んで蒲原平野と反対側の日本海側にあり、角田・越前浜、浦浜、間瀬の浜は、私達西蒲原の人々にとって昔からの海水浴場でもあった。弥彦・角田山の海側は蒲原平野と共に蒲原の象徴でもあるのだ。

 山側はすでにすべての木々(一部の常緑樹は除く)は落葉し、山の稜線は枝だけを残して裸の状態だ。

 海側は湖のように穏やかであるが佐渡ヶ島は薄くかすんでよく見えなかった(五箇浜集落の浦浜海岸)。

 海岸道路の五箇浜集落に近い道路脇に赤い実を見た。この季節にこんなに小さな赤い実をつける木はめずらしいが、よく見るとこの樹木の実ではなかった。生花や飾りとして使われるツルウメモドキの仲間のイヌツルウメモドキというつる性の木が本体の木に巻き付いて実を付けていたのだ。球形の果実が黄色に熟し、3つに割れて赤色の種皮があらわれたものだった。


弥彦・角田山系と蒲原平野2019年12月

2019-12-07 23:06:05 | 日記

 12月に入って我が蒲原平野にも初雪があり、冬を迎えて越の国原も渺々として寒くなってきた。私も歳をとって、外に出るのも何故か億劫になり、写真撮影も疎かになりつつある。平野部は切り株から出た緑の芽が、黄色から褐色に変わり、黄色の絨毯に変わった。また、山々の木々も枝だけになったり、落葉しないが褐色の葉の状態で冬を越すカシワやヤマコウバシが寒々とした様相を呈している。我が家のヤマモミジも紅葉が終わり、落ち葉が雨に濡れていた。さあ師走に入り、世の中は忙しくなる。自分もインフルエンザの予防注射をやり、寒い冬を乗り越えねば。

 12月7日初雪の弥彦山は薄っすらと雪化粧をした。田んぼでは切り株から出た新芽が黄色から褐色に変化して寒々とした景色を呈している。

加茂方面の越後連山に目を向けると、山々は真っ白だ。飯豊連山や守門や八海山方面も真っ白だった。正面の山は加茂市の裏にそびえる粟ヶ岳(標高1,292㍍で日本三百名山の一つ)でこれも真っ白で根雪となりそうだ。

西蒲区巻を流れる西川に沿って歩いてみた。蛍雪橋から撮った上の写真は私が2・3年生の時に通っていた母校(当時は北校舎を言われていた)だが、桜並木が並んでいたグラウンドには高い編みのフェンスがあるだけで懐かしい風情が感じられない。下の写真は1年生の時にいた校舎(当時南校舎といわれていた)で、今は西蒲特別高等支援学校となっている。校舎の位置もグラウンドも同じ位置にあり、懐かしさがこみ上げてきた。月一回食事会をしていた1学年時の同級生が今年亡くなったが、彼とはいつも昼休みに早弁をしてソフトボールをして遊んだ風景を思い出した。

 我が家の庭では11月にはヤマモミジがきれいに紅葉していたが、12月に入り下の写真にあるようにすべて落葉している。落葉焚きはできないが、冬に備えて落ち葉集めをして庭をきれいにしなくては。