自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

弥彦角田山系と平野部の自然 2022年9月

2022-09-26 16:45:16 | 日記

 我が故郷も実りの秋となり、イネをはじめとする秋の農作物の収穫期に入った。9月の初めに収穫が始まったイネは9月20日頃には殆どが終えている。これからは角田山麓部の越王柿や角田や越前浜の砂丘地の大根などの収穫が待っている。ただ今年の秋はコロナウイルス感染者が最も多くなり、我が平野部も多い時には1日に100人も越えた時もある。9月下旬だいぶ落ち着いたが、それでも10人から30人の感染者を出している。私は体調はあまりよくないが、僅かの外出時にスマホで撮った写真で9月の様子を紹介したい。

 9月10日頃には平野部の3分の1位(上の写真)のイネの収穫が終えていたが、9月20日過ぎに(下の写真)は殆ど終えていた。下旬には稲刈りの終わった切り株から既に緑の芽が盛んに出て写真のように田植え時に似た様相を呈している。また、田んぼを走る道路脇には彼岸花が最盛期に入っていた(西蒲区新谷)。

 中旬に峠を越えて、間瀬海岸を少し歩いた。海は穏やかで陽の光に反射して綺麗だった(上)。間瀬海岸公園の少し小高く土を持った高台に東家風の休憩所(下)があり、ここからの海は穏やかで佐渡もハッキリと見えて綺麗だった。

 公園の砂浜にはハマニガナ(下)が今は盛りと黄色い花を見せてくれていた。また反対側の弥彦山麓側には秋の象徴であるススキ(上)が穂をなびかせていた。

 平野部の松野尾地区に上堰潟公園がある。この写真はこの公園が作られた頃の初期の画像であるが、私にとっては実は懐かしいところである。この公園ができる前は、上堰潟といって佐潟や鎧潟などと同じ平野部の潟の一つであった。私が子供の頃この潟の近くに実家があり、高校生の頃まで休みになる度に、魚釣りに出かけたものである。フナやナマズ、雷魚、時にはウナギもつれたものである。特にフナは入れ食い状態であった。潟の広さも大きくて現在の新潟寺泊線のバス道路脇まで水があったものである。ここから見る角田山はどっしりしていて公園になった今でもその姿は私の好きな風景である。

 今は公園として埋め立てられて春の菜の花や秋のコスモス畑となり(下)、半分は水が張って水鳥の楽園となっている(上)。

 埋め立てられた所には、菜の花やコスモスの他に夏から秋にかけて藁アート展が開かれることもある。今年は、上の麒麟や下の招き猫などが展示されていた。