自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

蒲原の自然と11月下旬

2018-11-24 22:30:12 | 日記

 弥彦・角田山系とそこに広がる蒲原平野は晩秋を迎えた。国上のモミジ・カエデの自然林は紅葉の盛りで、弥彦・角田山山系の山々も緑から赤や黄褐色に変化している。弥彦~国上の山麓にはフユイチゴが真っ赤な実をつけていた。今年も豊作だ。また、湿った林内にはヤブコウジが正月にかけて赤い実をつけている。高速道路の法面では、11月初旬に赤い実が目立っていたニシキギが実だけでなく葉もきれいに紅葉している。我が家の庭でもヤマモミジが紅葉の盛りだ。新潟県では山間部で積雪が報告されているが、雪の最も少ない我が平野部では11月25日現在まだ初雪がない。でも身震いするほどの寒さの到来がすぐそこだ。

 一般に野生のイチゴ類5月から6月に実を見ることができるが、 フユイチゴは名前の通り晩秋から            冬にかけて実が熟す。今年の実は甘い。

 正月用に飾りとして用いられることの多いヤブコウジ(葉や果実が柑子ミカンに似ていて、藪に生えていることからこのながある。弥彦・角田山系の林内には沢山見ることができる)が、今年は豊作だ。

 ニシキギは、赤い実とともに葉の紅葉も美しい。

 我が家のヤマモミジは、紅葉がきれいで、自分でも誇りに思うほどだ。


蒲原平野の自然と高速道路の樹木11月

2018-11-04 22:11:40 | 日記

 11月に入った。弥彦・角田山系は、紅葉の季節に入った。越後一宮である弥彦神社では恒例の菊祭りが始まっており、もみじ谷公園ももうすぐ紅葉に彩られる。平野部は稲刈りの終わった切り株からでた新芽が、秋の寒さに黄葉して収穫間近のイネに似た状態を呈しているが、すぐに褐色に枯れるだろう。転作作物の代表株である大豆は収穫適期となり、全面茶褐色だ。高速道路脇を走ってみた。ススキは終わりに近く、風の強いところに生えているネムノキは丸坊主だ。ネムノキは新葉が出るのが遅いのに落葉は他の樹木より早い。黒崎インターではすでに紅葉の始まっているナツヅタは、巻・潟東インター付近では水不足か、枯れ枝葉が目立つ。法面ではアカメガシワの黄葉が始まり、ノイバラと今回初めて確認したニシキギの実が赤く色づいている。エゾイボタの実がやっと黒くなりつつある。冬が間近だ。

 黄葉の目立つ蒲原平野(西蒲区新谷付近)

 収穫適期の大豆

 一サヤをむいてみた。収穫大丈夫

 ススキも終わりだ

 丸坊主のネムノキ

 ナツヅタが紅葉することもなく枯れはじめた

 ニシキギの赤い実、少しぼやけてしまった

ノイバラの実も赤い、左上に指が写真に入ってしまった

 エゾイボタの実がやっと熟し始めた