自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

蒲原平野の自然2019年2月

2019-02-06 20:14:21 | 日記

 新しい年になって一ヶ月が経過した。今年は雪のほとんど無い1月であり、寒さも厳しくなく、2月に入っても1月の状態が続いている。2月5日はまれに見るほどの快晴で、久しぶりに平野部をドライブしてみた。 蒲原平野には全く積雪がなくて弥彦山・角田山にもわずかにある程度だ。山麓の林道で雪が枝に着くがすぐに消えてしまうのだ。蒲原平野を挟んで越後山脈方面へ車で1時間ほど走ると標高1200メートルの粟ヶ岳に着くが、そこは麓から真っ白に雪を抱いている。新潟県でも、上越や魚沼地方には積雪も多く、新潟市付近は正にこれらの地方とは対照的だ。

 植物の状況を見ると、ツバキの花が咲き始めた。またフユイチゴの実が11月頃に比べると色が悪くなったが健在である。暖冬のせいであろうか、早くもダイモンジソウ・フクジュソウ・雪割草の芽が動き始めている。また、オウレンはすでに新しい葉を出し、花もも今月中に開くだろう。しかし、広葉樹木はまだまだ幹と枝のみで葉の芽には動きがない。

2月5日現在の蒲原平野の状態です。冬を感じさせない。

 蒲原平野を挟んで東を見ると粟ヶ岳を真っ白だ。転じて弥彦・角田山系を見るとわずかの積雪だ。

 山麓の林道では、朝に雪を抱いた木々も午後には溶けてしまう。

 ツバキは11月から4月頃に開花を見ることができるが、例年だと3月頃が盛りだ。

 フユイチゴの実は2月でも健在であるが、色が少しあせてきている。小鳥がいくつかついばんでいるので

 もう少しでなくなるだろう。

 オウレンはすでに新しい葉だ。中下旬には開花を見ることができそうだ。

 上左はダイモンジソウ(花は秋までおわずけだ)、右はフクジュソウ(あと一週間で開花を見ることができそうだ)、下は雪割草の新芽だが、今年も大きくて見事な花が期待できそうだ。