自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

蒲原平野の自然 2021年1月その2

2021-01-08 21:35:29 | 日記

1月6日、冬型の雪の合間に快晴の一日となった。天気に誘われて間瀬から海岸線を走り、柏崎原発近くまでドライブした。車内は春先のように暖かく気持ちの良いドライブだった。少しだけ雪の風景をカメラに収めたので紹介する。ただ今日8日現在蒲原平野も深々と雪が振り続けている。明日には50センチは超えるものと思う。遠くに見える山沿いの都市や町々は2メートル超えだろう。

間瀬海岸は浜辺まで積雪があったが、海は穏やかできれいな青色だった(上)。その間瀬海岸から弥彦山を見た(下)。積もった雪は多くは見えないが、そばに行くと結構積雪はあると思う。

道の駅国上の駐車場で車を止めて、越後山脈方面を撮影した。粟ヶ岳や守門岳等1000メートル以上の山々が連なっているためか全面雪に覆われていた。3メートル以上は積もっていることだろう。

 道の駅国上の駐車場脇に良寛さまの銅像があった。良寛さまは、国上山の五合庵という所に住まわれ、托鉢のために地蔵堂などの村々に行かれて村民たちから大きな尊敬の念を持たれたということだ。説法の他に多くの詩歌を詠われたそうだ。

帰路岩室村の栄という集落を通ったときは、すでに4時を過ぎていた。そのとき青空下の雪からモヤがたち、角田山をバックに幻想的な風景に出会うことができた。

山の脇を通ったとき、木々のほとんどは幹と枝だけ残して寒い冬を越していたが、弥彦角田山系に多いヤブツバキ(左)やクスノキ(右)は緑の葉を茂らせて冬越ししていた。蒲原平野ではヤブツバキは1月ころから咲き始め、4月上旬までに盛りを迎える。また、クスノキは春になると古い葉を落とし、新芽が出てくる。エゾユズリハ・スギ・シイノキ・タブノキなどと同じく、葉を落とさないで常緑のまま冬越しするのだ。

キタコブシ(上)やヤマモミジ(下)は、花や葉をすっかり落として、幹と枝だけ残して寒さに耐えていた。ブナ・ミズナラ・イタヤカエデ・イチョウ・サクラなどは落葉樹で、みんな葉を落として冬越ししている。弥彦角田山系には落葉樹木が多くて山々は寒そうな風景だった。


蒲原平野の自然 2021年1月

2021-01-04 21:40:29 | 日記

2021年、新しい年に入った。蒲原平野はいつもの新年を迎えた。1月1日から冬型になり、平野部でも30センチ以上の積雪がある。1月4日いつもの病院通いで新潟へ行く。海岸線を走り、平野部の道で帰る。海岸線は積雪が平野部よりは少なく、道路には圧雪はなし。三が日続いた冬型は4日で雨模様になった。

日本海の1月4日の朝は白波が立ち、海は寒々とした風景であったが、遠くの佐渡は一瞬光が指して雪のドンデン山を見ることができた。

帰路は平野部を走った。蒲原平野は真っ白だ。蒲原の象徴である弥彦・角田山系も雪に覆われていた。

我が家の庭でも30センチ以上の積雪で除雪を2回行った。ヤマボウシの木の枝にスズメが一羽止まっていた。餌が不足する季節で冬を無事に過ごすための餌を探している姿だ。

今回は1月4日の蒲原平野の状況を紹介したが、この新潟の寒い冬を生物はどうして冬越ししているのだろうか?次のブログで植物と昆虫の冬越しの姿を紹介したいと思っている。