自然好きなシニアの部屋

近くの野山を歩いて、植物・虫などを観察し、写真に撮っています。

巻潟東~新潟西の高速道路の樹木

2017-12-26 04:15:38 | 日記

 12月もあとわずかで終わる。6月から観察を始めた巻潟潟東インター~新潟西インターまでの高速道路脇の樹木は落葉して冬の最中である。今年は6月から初めて12月までであったが、その中で特に印象に残った樹木を振り返ってみたい。

 なんといってもニセアカシアとネムノキが多く、白やピンクの花をたくさん見せてくれた。中でも最も多かったのがタニウツギだ。これは300メール位の並木が続いていた。低木では、ノイバラやエゾイボタの白い花が印象的であった。秋はススキと周りの黄金色の稲が競い合っていた。特に新潟県のl高速道路に多いナツヅタの紅葉はきれいだ。冬になると幹と枝だけになった樹木はさみしそうであったが、来年に向かっての準備に入っている。降雪があると雪の下ではフユイチゴやコシノカンアオイがひっそりと花と実をつけている。新年はもうすぐだ。来年は1月から観察を始め、5月で一サイクルが終わる。それを目標に頑張っていくつもり。

 画像について、上から ①冬のフユイチゴ ②落葉したネムノキ ③幹に絡みついたナツヅタ ④ススキと蒲原平野 ⑤ネムノキの花 ⑥タニウツギ花の並木 ⑦ハリエンジュの花 ⑧エゾイボタの花 ⑨ノイバラの花

 


12月の高速道路側道脇の樹木

2017-12-07 22:19:29 | 日記

 12月に入り新潟平野(ここでは蒲原平野)は6日に30センチ程度の降雪があった。蒲原平野は雪景色となり、東には飯豊連峰を見ることが出来た。弥彦山にも冠雪もあり、本格的な冬の到来である。翌日晴れたので久しぶりに撮影に出かけた。わずかにあるマツやヒサカキなどの常緑樹を除き、高速道路側道脇の樹木は葉を落とし幹と枝だけの状態である。

 雪を少し掘ると地面を這って増える樹木の一つであるフユイチゴ(10月に花を見ていた)の実が赤く色づいていた。フユイチゴは弥彦山麓に自生する樹木の一つで、11月下旬から12月に果実が熟す。ここには逃げ出してきたのであろう。果実を形成する粒が一つ一つが大きくて甘酸っぱくおいしかった。一本だけ見た柿の木はいずれ鳥たちの餌で無くなるだろう。

画像は上から、①雪景色の蒲原平野(右に鎧潟クリーンセンター) ②遠くに飯豊連峰 ③弥彦山の冠雪(これだけ12月4日撮影) ④裸になった道路脇の樹木群 ⑤フユイチゴの実 ⑥柿の実