12月もあとわずかで終わる。6月から観察を始めた巻潟潟東インター~新潟西インターまでの高速道路脇の樹木は落葉して冬の最中である。今年は6月から初めて12月までであったが、その中で特に印象に残った樹木を振り返ってみたい。
なんといってもニセアカシアとネムノキが多く、白やピンクの花をたくさん見せてくれた。中でも最も多かったのがタニウツギだ。これは300メール位の並木が続いていた。低木では、ノイバラやエゾイボタの白い花が印象的であった。秋はススキと周りの黄金色の稲が競い合っていた。特に新潟県のl高速道路に多いナツヅタの紅葉はきれいだ。冬になると幹と枝だけになった樹木はさみしそうであったが、来年に向かっての準備に入っている。降雪があると雪の下ではフユイチゴやコシノカンアオイがひっそりと花と実をつけている。新年はもうすぐだ。来年は1月から観察を始め、5月で一サイクルが終わる。それを目標に頑張っていくつもり。
画像について、上から ①冬のフユイチゴ ②落葉したネムノキ ③幹に絡みついたナツヅタ ④ススキと蒲原平野 ⑤ネムノキの花 ⑥タニウツギ花の並木 ⑦ハリエンジュの花 ⑧エゾイボタの花 ⑨ノイバラの花