9月下旬、平野部では稲刈りがほとんど終わっている。昨日岩室産の新米コシヒカリを食べたが、塩だけふったおにぎりでもほっぺたが落ちた。蒲原の秋は、米の収穫が終わると砂丘地のさつまいも・大根・ネギや角田山丘陵地の越王柿が収穫を迎える。我が西蒲原は味覚の秋の盛りを迎える中、コロナ感染者も減少傾向にあり、嬉しい限りだ。
画面前のイネはまだ刈り取りが終わっていないが、他の田んぼはすべて刈り取られ、切り株から新しい芽が出ている田んぼもある。それが緑の絨毯となり、田植え後の様相を呈している。
鎧潟クリーンセンターをバックにした蒲原平野の様子を紹介する。上の写真は9月下旬の稲刈りの終わった様子、右下は8月下旬の黄金色の田んぼの様子、左下は田植え後順調に生育している6月の緑の田んぼである。5月に植えたイネは今9月で収穫を迎えた。西蒲原を含めた越後平野は、短期間で栽培できる効率の良い主食となるイネの大産地なのだ。
9月25日精米をするために岩室の新谷というところにある精米所に行く。精米所の前に花盛りを過ぎたが、まだまだ見事な彼岸花(上)を見ることができた。この彼岸花ロードは、新潟市から環境整備で表彰されたこともあり、農面道路脇を飾り、車で通る人達の目を楽しませてくれる。彼岸花ロード脇で稲刈りの終わった田んぼの切り株から新しい芽が出ていた(下)。緑色は悪いが、田植え後の田んぼのようだった。
用があって、久しぶりに巻郵便局まで歩いてみた。越後線の踏切を渡り歩いていると、列車がきたので撮ってみた。巻駅から出たばかりで、越後曽根駅に向かって走っているところだ。越後線も昔と違ってカラフルな電車になったものである。私が高校生の頃は、この線路を蒸気機関車D51等が走っていた。時の流れは早いものだ、光陰矢の如し。