6月に入りここ蒲原平野も結構蒸し暑い日が続く。5月下旬から6月上旬に気がついた樹木を2~3紹介する。5月に盛りであったハリエンジュ、ノイバラ、タニウツギなどが峠を越えた。6月に入ると昔ロウをとったエゾイボタが盛りだ。また、法面などの土砂崩れ防止のため植えられたヤシャブシ類の実が目立った。高速道路などの土砂崩れ防止には、ヤシャブシの他、イタチハギ、ヤマハギなどがあるが、高速道路法面には意外と少ない。ヌルデの葉も目立つ。ウルシに似るが枝に翼があるので簡単に見分けがつく。道路脇を観察しながらアクアへ向かうが、アクアの駐車場に面白い風景を見ることができた。錫杖(僧などが持ち歩く杖のことで、仏像などが持物としてもつことがある)を手にした地蔵菩薩だ。まるで駐車場の安全を見守っているかのようだが、実は錫杖に見えるのが水銀灯、地蔵菩薩に見えるのがゴールドクレストという園芸品種の樹木である。
樹木の話しから少し外れるが、我が家ではニッコウキスゲ、ヤマボウシが花盛りだ。ホタルブクロも咲き始めた。ニッコウキスゲは今から20年以上前に庭に直接種子を蒔いたもので、毎年花を咲かせてくれる。
写真の説明 ①エゾイボタ ②オオヤシャブシ(緑色が今年の実で褐色が昨年のもの) ③ヌルデ ④アクアパークの駐車場での一風景 ⑤ニッコウキスゲ
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