昨夜、よく訪れるラーメン店で食事をしました。
私はデフォルトラーメンを、嫁は塩ラーメンを。
ところが出てきたラーメンは少し麺がノビ気味で、スープの味がやや薄め。
いつもの味とは異なります。
普段の味を良く知っている私もヨメも、味のチェックは結構厳いしものです。
ラーメン店に限りませんが、常に同じモノを提供し続けることが飲食業の基本。
千葉県浦安にあるラーメン店「マルバ」
ここはわたし好みの味を提供してくれていました。
しかし店主が思ったようなダシが取れなければ開店しません。
泣いて別の店に食べに行ったことが何度かありましたし。
プロ意識が高いということですね。
おそらく消費者には判別できない程度の微妙な味の違いだろうと思いますがね。
昨夜のラーメン事件を花生産にたとえて見るとどうでしょうか。
私も毎年同じ商品を生産できているかと考えると、全然そんなことありませんですです。
私の生産は素人に産毛が生えたようなもの。
気候の違いや、その時の作業の状態、処理が数日遅れただけで顔カタチが違ってきます。
改善することもありますが、改悪に至ることもよくあります。
消費者や買っていただける売店さんのチェックも厳しいものだろうと思います。
よく聞くお言葉ですが、 「この商品は昨年より少し○○○○になりましたね」
工業製品ではありませんので、常に同じ品質基準を保持するのはとても困難だと思いますが、実際ビニールハウスで栽培している限りできなくもないことであり、それは努力不足ということになります。
私ももっともっと精進していかないと。
ちなみに、昨年と仕上がりが多少異なったりしても、「マルバ」さんのようにカッコよく廃棄することはできません。
今年はこんな感じに出来ました~って言いながら出荷することになりますね。
アネモネ・ミストラルを移植して1週間以上経過しています。
ローサチアロとショッキングピンク。
で、ローサチアロっていったどんな色って?
カタログを確認すると、ライトピンク色でした。
花色を示す品種名って、なぜこんなにも分かりにくい言葉を使うんでしょうね?
出荷は早春です。
少し先になりますが、気長にお待ちくだされ。