スカエボラの矮化剤、本日実施します。
矮化剤処理に失敗した姿は目も当てられないですが、必要に応じた正常な処理では美しく出来上がります。
昨年は処理を間違えたようで、大失敗となりました。
イエローは伸びる性質なので、矮化剤の濃度を最大に濃く、白・ピンクもそこそこ濃くしないといけません。
逆にブルーと絞りブルー(ダイヤモンド)は濃すぎるとクチュクチュになり、薄すぎるとクモヒトデのようなポヨンポヨンになりますので、かなり難しい散布です。
矮化に対する反応は、生育ステージ・時間・濃度・温度・湿度と、それ以外にも重要な要素があるのかも知れませんね。
例えば肥料の乗り具合とか、植物の気分とか、二日酔いの程度とか。
いずれも、スカエボラをポットに収納させる為の矮化剤は非常に色によってさまざまであり、かなり困難を極めます。
とりあえず、今の状態。
イエローの後ろに黒いイモムシが寝そべっていますが、気にしないでください。
この株はすでに2回ピンチを入れています。
今の時期、ピンチを入れてもあまり芽が吹いてきません。
芽が吹いたとしてもヘンな出方で、直角に強いのがシュ~っと出てきます。
低温時期ってこんなものらしく、12度加温中のハウスでも分枝が弱いですね。
これに季節的な温度が加わってくると、分枝が旺盛になってくるのですね。
とにかく今はガマンの時期です。
このスカエボラは、5月に入ってからボチボチと出荷がはじまり、中旬にはピークをむかえます。
一般消費者の皆さまでスカエボラの栽培は難しそうって思われる方も、5月に入れば生育旺盛です。
丈夫で問題なく栽培できますので、一度お試しください。