出荷できなかった株を廃棄処分する時に悲しい気分になるのは、生産者共通の思いでしょう。特に、栽培に失敗して大量に廃棄するなんてことになると、自分自身に怒りをぶつけるか、反省して落ち込むか、そんなこと忘れて飲みまくるしかないと思います。
写真は栽培に使用していたポットですが、今回もかなり出荷残を廃棄したことになります。再利用できそうなポットは再利用を行います。汚れがひどいポットや病気の発生した植物が入っていたポットはそのまま廃棄処分をいたします。
ポットの原価もここ数年でジャンプアップしています。しかし出荷単価は変動がなく、その結果値上がり部分は生産者が被るしかありません。
それぞれの生産者は様々な工夫により原価率を下げる努力をして、またそれによって品質を下げることなく栽培を行わなければなりません。
ほんとうに大変です。
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