二人目のコメントは「K.Yさん」です。
お仕事でお忙しいのに、熱心に受講され私たちもとてもうれしかったです。
身の回りにあったもので、かっこいいと思われるシーンを切取ったハイセンスな写真が多いですね!
1枚目
(E-410,ZD ED35/3.5)
ISO100 70mm(35mm換算) 1/80 F4
シーンモード(1眼レフでも最近はシーンモードがあります)かPモードで取られているので構図命だったのでしょう。
うまいところを切取って面白い雰囲気を出しています。目の付け所がよい作品です。
こういった、縦横に線が入っている被写体の場合、ずれていると気になりますので注意が必要です(若干右上がりになっています)
撮影時に何とかならなかったら、パソコン上で直します。邪道といわれればそれまでですが、他人に見せようと思ったらその辺の考慮は必要です。(ジャストホームでも出来なくはありませんが、エクセレントコースから使うフォトショップでは、簡単に修正可能です)
2枚目
(E-410,ZD ED14-42/3.5-5.6)
ISO1600 34mm(35mm換算) 1/4 F8
Aモード マニュアルフォーカス スポット測光
レストランと夜景のいい雰囲気がばっちり出ている素敵な作品です。
ただし、設定という観点から見ると少々疑問のところがありますね。
いろいろ設定をした痕跡がしっかり残っています。苦労されたのでしょう。
コレが手持ちだったか、3脚を使ったかによって、設定が変わってきます(もちろん、3脚を使ったほうがこのシチュエーションは有利です)
もし、手持ちだとすると・・・
- 出来るだけ手ぶれを少なくしたいのでISO感度をあげたのはよいですが、それでも1/4のシャッタースピードです。F8まで絞る必要はありません。F5.6にすれば1/8、F4にすれば1/16。ここまでくれば、運がよければ手持ちも可能です。絞りとシャッタースピードの関係はココを参考に。
三脚だったとすると・・・
- 3脚を使った場合は、出来るだけ低感度のほうが画質的に有利です。
- F8くらいまでは絞っても問題はないと思います。
気になるのは、MFを使ったことと、スポット測光を使ったことです。
うっかりなのか、意識したのかは定かではありませんが一応、一言・・・
両方とも間違いではありませんが、このくらいの明るさならAFで十分だと思います。
スポット測光は、もっと極端に明暗差がある場合なので、(例えば、強烈な逆光で顔を明るくしたい場合、舞台などをとりたい場合など・・・)、この場合は万能なデジタルESP測光(マニュアルP60参照)で十分だと思います。もちろん、両方試してスポット測光に落ち着いたのなら問題なしですが。
写真を撮るようになると、いままで気にならなかったことが気になるようになります。
季節を感じ、身近にある小石までもが素敵に見えるようになることがあります。
是非、身近なものを今後も撮り続けていただきたいと思っています。