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バランスの良いヤエンを求めて(その7)

2011-02-08 21:31:43 | あおりいか
3点式ヤエン設計の計算方法が分かったところで、今度は材料や計算の実際の例を説明しましょう。

私が使っている材料の実際はこんな風です。

これ以外の材料についても、購入・使用するたびに重さや寸法を測定して、自分ならではのデータベースを作ることをオススメします。同じ材料を使って違う特性のヤエンを設計するのも面白いと思います。

それから、実際にヤエンを設計するに当たっての計算についても実例を示しておきましょう。

これで、思い通りの3点式のヤエンの設計が出来るようになっていただければ幸いです。

もちろん、思い通りのヤエンと良いヤエンは違います

また、良いヤエンであっても状況がマッチしていなければイカが掛かる確率は低くなります。

正直どんな場合でも掛かる万能ヤエンなるモノを私は拝んだ事がありません。

よく万能工具が売っていますね。でも使ってみると専用工具に比べて圧倒的に使い心地が悪いと感じられたのではないでしょうか?

例えばアーミーナイフはコンパクトに様々な道具が内包されており、アウトドアやサバイバルに重宝しますが、日常生活では普通のカッターナイフ・包丁・缶きり・ハサミ・のこぎり・鑢などを使ったほうが作業性がいいですね。

ヤエンの場合も色々な状況に対応できるように様々なサイズのヤエンを事前に準備しておくことが、アタリに対する取り込み率を上げることが出来ると思います。

なにより、自作ヤエンを作るようになればオフシーズンや天候不順な休日の楽しみが増えると思います。

アンダーラインをクリックしていただければ詳細を記したPDFに移ります。

今回は3点式ヤエンの設計を一通り説明したところで、「バランスの良いヤエンを求めて」のエントリーアップを一旦終了しますが、ここまで述べたことを応用していただければ、他の形状のヤエンについても思い通りの設計が出来ると思います。

ここまでのエントリーを読んでくださいました皆様が、自分なりの理論でヤエンを設計して、自作ヤエンの製作を楽しみ、自作ヤエンであおりいかを釣り上げ、料理されて、美味しい晩酌のひと時を迎えられることを願って止みません。
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