厳寒の氷点下4度の中ジャンパーを着てきた中学生が着てこないように指導されてその通りにしたら熱が出たそうですね。
校則は何のために必要かと言えば、世の中に出れば指導する側に都合のいいように不要な規則を押し付けられるってことを早い内に体験できるってことですね。こんな規則は不要とか理不尽と思える感性があるなら麻痺しないように世の中を変えようという情熱を若い人には持ち続けてほしいものです。私ぐらいの年齢になるとどうしても考え方が保守的になってきますから・・・
この出来事から得られる教訓は規則を守って真面目に従順に任務や職務に忠実であることは必ずしも良いことではなく、単にアホな目に遭わされたり、組織的な犯罪の一端を担わされたりするということです。
戦前から戦後に移る中で、教育は劣化し肥大化した権利意識が世の中を却って住みづらいものにしている反面、戦前は当たり前のように受け入れられてきた「お国のためなら」「国家こそが」という言葉が語られるときに距離を置いて聞くことが出来るようになったってことは確実に戦前より戦後のほうが良くなった一面と言えるんじゃあないでしょうか。
そんなこんなで、理不尽な規則を守らされるってことはあほらしいと思えるって感性は大事にされるべきものです。あほらしいと思うきっかけとなるためにアホみたいな校則ってのは存在価値があるんだと思いますね。私たちが第2のアイヒマンとならないためにも。
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