明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

遠方にお出かけする機運にないから

2020-07-23 19:42:38 | 歴史
奈良の薬師寺は高田好胤管長の情熱によって再建を進められ寺ですね。
実際に工事にあたった宮大工の棟梁が西岡常一氏。

よく小学生の低レベルなひっかけに「法隆寺を立てたのは誰か?」「聖徳太子」「違うわい大工さんじゃい」って嘉門達夫の歌のもありますねw
この引っかけの元は高田管長と西岡棟梁のやり取りに端を発している。
念願だった薬師寺金堂の上棟式の日、管長は多忙で式典に出られなかった。出かける前に棟梁に「棟木にはあなたの名前を書いてくださいね」と言って留守にしている間に先代の管長が棟木にでかでかと「高田好胤」と書いたのを後で知って棟梁に「法隆寺を建てたのは聖徳太子と言われてます、でも実際に建てたのは宮大工やありまへんか」と述べたのが知れ渡ったことも、この低レベルなひっかけが全国に普及したきっかけになったといってよい。嘉門達夫の「アホが見る豚のケツ」が更に後押ししたってことだろうか。

薬師寺の再建資金調達にあたって大企業や富豪の寄進にすがるのではなく全員参加を志向して写経の納経料で賄おうというものだった。この取り組みは現在も続けられていて、薬師寺に行くと写経をするのが習わしになっている。文字を書くことに集中すると心が落ち着くが、欲どおしくこの後観光を色々詰め込もうと思えば焦りも出てくる。

しかし、コロナ禍で遠出がままならない昨今、在宅の写経の勧めが届いていたので取り寄せてみることにした。

お香「堀川」を焚いてクローブを口に含みながら、般若心経をただただ今書こうとしている文字にのみ集中していると本当に心が澄んでくるような気がする。

って字がメチャメチャ汚いじゃないかwというツッコミはとりあえず忘れていただけたら・・・・


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