超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

日産、スカイラインを一部改良

2008年12月02日 21時30分27秒 | Weblog
日産自動車は、スカイラインのセダンとクーペを一部改良して、発売を開始した。エンジンは2日に発表された新フェアレディZと同型となる3.7L V型6気筒エンジン「VQ37VHR」を搭載するモデルも用意される。駆動方式はセダンがFRと4WD、クーペはFRのみがラインアップされる。価格はセダンが289万8,000円から401万1,000円、クーペが338万2,500円から460万9,500円。

「スカイラインセダン/クーペ」は、上位モデルがこれまでの3.5L V型6気筒エンジンから新フェアレディZに採用されたものと同型エンジンで、バルブ作動角・リフト量連続可変システム「VVEL」を備えた「VQ37VHR」に変更された。クーペは「VQ37VHR」搭載モデルのみ、セダンには2.5L V型6気筒エンジン「VQ25HR」搭載モデルも用意される。「VQ37VHR」搭載モデルには、マニュアルモード付きフルレンジ電子制御7速ATが組み合わされる。セダンの2.5Lモデルは5速AT、クーペには6速MT搭載モデルも用意される。

外観は、すりキズやひっかきキズが時間とともに修復するスクラッチシールドを全色に採用し、ボディカラーは新採用のクリスタルホワイトパールを含む全6色が用意される。インテリアでは、セダンの250GT、250GT FOURを除く全モデルにインテリジェントエアコンシステムを設定したほか、セダンには車速やステアリング舵角に応じて専用ランプで進行方向を照らす「アクティブAFS」、SRSカーテンエアバッグ・SRSサイドエアバッグシステムも標準設定される。


スクラッチシールドが気になる。
どの程度の実力があるのか…
ディーラーに行って、ちょっと擦り傷付けて、事後調査(rywww

ミシュラン・アクティブ・ホイール

2008年12月02日 20時29分10秒 | Weblog
仏大手タイヤメーカーのミシュランが10月に開催されたパリモーターショーで発表した未来のタイや「ミシュラン・アクティブ・ホイール(Michelin Active Wheel)」システム。

 一見すると普通のタイヤのように見えるが、ホイール部分には自動車駆動のための電気モーター、ブレーキ、アクティブ・サスペンションの全ての機構が組み込まれており、車体側は、あとは電力さえ供給すれさえすれば、自動車を駆動させるための全てのメカニズムを完結することができるという、優れもののシステムとなる。

 ミシュランではこのアクティブ・ホイールは自動車の歴史を覆す画期的なシステムになるだろうと説明している。


未来の車は、基本的にモーター内蔵ホイールになるんだろうか…
駆動系や燃料が必要なく、電気回路だけなら、居住レイアウトは基本的に自由だ。
外枠や安全基準も、今後、改正の必要に迫られるだろう。

ロシアの新型補給船でトラブル、自動ドッキングシステムに異常発生

2008年12月02日 20時24分22秒 | Weblog
11月26日にカザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、11月30日に国際宇宙ステーションにドッキングしたロシアの補給船「プログレス」の自動ドッキングシステムに不具合が生じていたことが明らかとなった。

 プログレス補給船は30日、ISSへのドッキングのための最終アプローチに入った段階で自動ドッキングのためのコンピューターとセンサーに異常が発生。プログレス補給船はISSまで30メートルという至近距離で急遽、オートマティックモードからマニュアルモードに切り替えられ、ISS内からのマニュアル操作によりISSへのドッキングを果たした模様だ。

 今回、打ち上げられたプログレス補給船は従来型の「Progress M」型補給船ではなく、搭載電子機器が一新された「Progress M01-M」型という改良版の補給船。「Progress M01-M」の打ち上げは今回が初ということもあり、搭載機器の地上試験が十分ではなかった可能性もあるとして、ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)では不具合の原因調査を進める。画像を拡大する


大惨事にならなくて良かったけど…
やっぱマニュアルモードさ最終手段として必須ですな。
原因究明に力入れてもらって、次回からはこういう事態にならないように。
地上管制か、ISS搭乗員が優秀だったのか分かりませんが。

静止画が動いて見える「エニグマ錯視」の原因は

2008年12月02日 20時19分53秒 | Weblog
静止画が動いて見える、というよく知られた目の錯覚は、無意識の急速な眼球運動が原因だとする研究結果が発表された。

マイクロ・サッカードと呼ばれる眼球運動[目が1点を注視する際に行なわれる小さな運動の一種]を抑制したところ、エニグマ錯視――ちらついたり回転しているかのように見える画像――が静止したままに見えたと、被験者らは報告したという。

[エニグマ錯視とは、上に掲げた1981年の美術作品『The Enigma』の中心部に視線を固定すると、色の部分にちらつきや回転運動が見えるという現象]

マイクロ・サッカードがどのように視覚に影響を与えているのか、まだ正確にはわかっていない。しかしこの眼球運動は、1つの物体に視点を固定させているとき、その周辺の詳細を知覚するのに役立っていると思われる(これを自分で確かめたい人は、下の画像で輪の中心にある赤い点に焦点を合わせてみよう。視点を固定することでマイクロ・サッカードが減少し、周囲の輪が消えて見えなくなる)。

「人間の主観的体験では、目は動いているときもあれば、止まっているときもあるように感じられる。だが実際には、目は休みなく動いている」と、アリゾナ州フェニックスにあるバロー神経病学研究所の視覚神経科学者、Susana Martinez-Conde氏は述べている。

『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に発表されたMartinez-Conde氏の研究は、巧妙な目の錯覚の謎を解明するだけにとどまらない。視覚をめぐる1つの論争に回答を与える可能性をも示唆している。その論争とは、静止画が動いているように見えるのは、眼球あるいは脳のどちらを原因とするかというものだ。

今回の研究結果によれば、原因は眼球の方だという。

「マイクロ・サッカードが関与していると証明できれば、錯視は脳の視覚野のみが原因だとする仮説は除外される。視覚野も関与しているかもしれないが、錯覚はまず眼球で生じるのだ」と、Martinez-Conde氏は述べる。

Martinez-Conde氏はまだ、静止画が動いて見える錯覚をマイクロ・サッカードが引き起こす仕組みを正確には突き止めていないが、周辺の画像がそれぞれ少しずつ異なり、1つ前の画像と位置がずれていたり、あるいは前の画像に重なっていたりすると、動いているように見えるのではないかと推測している。

この錯視の原因についてはさらなる研究が必要だ、とMartinez-Conde氏は述べているが、同氏の研究成果はすでに十分な知見に満ちている可能性がある。たとえばマイクロ・サッカードの異常は、いくつかの視覚障害の原因になっているかもしれない。

「人によってマイクロ・サッカードが激しすぎたり、あるいは充分でなかったりする可能性がある。だが、通常、眼の検査においてマイクロ・サッカードを調べることはない」と、Martinez-Conde氏は語った。

PNASの「エニグマ錯視における運動錯視はマイクロ・サッカードによって生じる」を参考にした。

[東京工業大学の研究チームは、眼球の固視微動を研究して、ロボットビジョンにおける立体視や距離情報取得に応用しようとしている]