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超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

いまどきの老人は走り屋なのか?

2008年12月05日 19時15分29秒 | Weblog
イギリスで行われた調査の結果、10年ほど前にくらべ60歳以上のドライバーがスピード違反で捕まる割合は約6倍にも増えたことが明らかになりました。また、若者の方がスピードカメラの導入にうまく適応したことを示す結果も出たようです。若者の方が設置場所をネットで調べたりして対応しているということなのでしょうか。

この調査はイギリス運輸局の依頼でTransport Research Laboratory (TRL:運輸調査研究所)が行い、1997~1999年の三年間と2003~2005年の三年間のスピード違反による検挙者数を比較、分析したもの。その結果をまとめると、

・スピード違反で減点処分を受けた60歳以上の男性の人数は5.4倍に増加。

・60歳以上の女性では、もともとの人数が少ないものの、12倍に増加。

・25歳未満では18%しか増えていない。

・1997~1999年の期間では25歳未満の違反者数が60歳以上の違反者数の2倍以上。

・2003~2005年の期間では60歳以上の違反者数が25歳未満の違反者数の3倍近く。

・1997~1999年の期間で最も違反者数が多かったのは24~34歳の年齢層。

・2003~2005年の期間で最も違反者数が多かったのは45~59歳の年齢層。

これらの結果には、1997年には500台足らずだったスピードカメラの数が2005年には約5千台に増えたことが大きく影響しているようです。スピードカメラによる検挙数は1997年の33万7000件から、2004年には191万件のピークに達し、2006年には174万件に落ち着いたとのこと。

カメラでなく警官が取り締まりを行っていた時代には、高齢者は口頭での注意のみで見逃されることが多かったことが高齢者の違反者数増加の要因ではないかと分析されています。スピード違反をする高齢者が増えたのではなく、スピード違反をして捕まる高齢者が増えた、ということのようです。


これ、日本でも言えることなんでしょうかね?

腕もないのに、スピード出してる年配の方をよく見かけます。
特にセダンタイプは多いね。
クラウンやフーガとかの中級車種は特に多い。

なまじパワーがあって、電子制御があるからさ。
機械に頼りすぎて自分に運転技術があると過信してしまう輩。

気をつけて下さいね~。
そういう人たちが事故を誘発してますので。

ホンダF1撤退リリース全文

2008年12月05日 19時04分32秒 | Weblog
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

 サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

 Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。

 Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。

 今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。

 これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。

 ありがとうございました。


 本田技研工業株式会社
 代表取締役社長
 福井 威夫


ただただ、残念。
まぁホンダの車自体は、あんまり好きじゃないけどね。
NSXの運転のし難さと、オデッセイやステップワゴンにみる…
あの○○○のレベルの低さが、どうもイメージを損ねてる。
国産メーカーだから、応援してました。

そのうち、トヨタも撤退するみたいだしね。
あんなけ金を使ってたらいかんね。

ただ、生のF1は本当に迫力があります。
ぜったい見に行ったほうがいいですよ~。

拡大する生物特許:各種微生物やヒト遺伝子情報も「私有財産」

2008年12月05日 18時56分39秒 | Weblog
どこかの高山を背景にした、牧歌的な、のどかそうな写真ですが、実は同教授のページに行くと、この真菌Gliocladium roseumはすでに「特許登録ずみ」であるということが書かれています。「モンタナ州立大学はGliocladium roseumの特許を保持しています。ライセンスご希望の方は大学の技術移転事務所までお問い合わせください」だそうです。

こうした「バイオプロスペクティング」(生物資源探査)――自然界から商業利用可能な特質を備えた植物や動物を探す取り組み——については、2003年の過去記事などでご紹介しています。アフリカなどの民間療法の治療者のもとに西欧の科学者が調査に入り、新薬として有望なものを探しているという記事です。

さらに2004年の過去記事では、超低温、超高温、強アルカリなどの環境でも耐えられる特性を持った各種の「極限環境微生物」についてのバイオプロスペクティングを紹介しています。たとえば人の致死量の1万倍の放射線に耐えられる微生物を応用利用しようとするような方向性です。これによると、「南極で発見された生物的資産の所有権を主張して出願された特許は、米国で92件、ヨーロッパで62件にものぼっている」そうです。

なお、途上国などの遺伝資源を略奪的に利用し、その利益が資源提供者に還元されないことを「バイオピラシー」(piracyは海賊行為)と呼ぶそうです。有名な例としては、タイで伝統的に育成されていた香りの良い米「ジャスミンライス」について米国の会社が特許をとり、商標もとってしまったという例(1998年)があります。

英語版Wikipediaの「Biological patent」(生物特許)という項目によると、米国で生きている生物について特許が認められるようになったのは1980年代からで、遺伝子工学の興隆とともに「ゲノムの特許」も登場し、「人間の胚性幹細胞の特許」(2001年)というものも登場しました。

2005年の報道によれば、人間の遺伝子の約2割が、米国の企業や大学などが所有する特許になっているそうです。そういった遺伝子特許が、病気治療のための遺伝子検査の障害になっているという現状を紹介した、2004年の過去記事もあります。

米国では、こういった弊害はあっても、基本的には生物特許は研究を進める上で有益なもの、ビジネスが成長することで研究も進む、という認識が優勢である模様です。しかしたとえばドイツの裁判所は、人間の組織から生じたものは特許としては認められないという判断を下し、欧州全般でも幹細胞特許は認めていないそうです。

また、日経Bizplusの記事によると、日本の場合、特許法では、産業上利用可能なことが保護条件となっている(特許法29条)が、医療は「産業」にあたらないというのが通説であり、さらに人体またはその一部については発明の構成要素としては認められていないことから、現在治療や手術方法などについては先進的なものであっても特許として認められないそうです。「ただし、万能細胞の研究成果が注目され、日本が世界をリードできる将来有望な研究として知財保護の機運が高まりつつあり、特許法を見直してはどうかといった声が出始めているため、この壁は今後低くなるかもしれない。政府知的財産戦略本部は最近(08年4月)、iPS細胞を利用した先端的な医療行為について特許の適用を検討すると発表した」そうです。

自然界に存在する生物や遺伝子を特許として「私有」する範囲は、今後も拡大していくのかもしれません。

なお、英文のWikipediaには、いろいろと妙な特許や商標についての解説があります。たとえば、過去記事「『iPod』の「あの形」は商標登録済み」の注記で、ドイツテレコム社とRed Bull社はともにマゼンタ色についての「色商標」を所有している、ということを紹介しましたが、他にも、音響商標、香り、味、感触などのNon-conventional(Non-traditional) trademarkがあるようです。


人類の共通の財産としろよって思う。
こういう独占してる人たちが…
他人が持ってる権利や特許なんかで、苦痛を味わえば?って思う
ひねくれた考え方なんだろうけどね。

10万ドルで格安宇宙観光ツアーはいかがですか?

2008年12月05日 18時50分14秒 | Weblog
米宇宙ベンチャーのXCOR社は2日、米ロケットシップ・ツアーズ社と協同で、9万5000ドル(約950万円)という破格値で高度61キロの「宇宙」まで弾道飛行を行う宇宙観光旅行の募集を今月中に開始することを発表した。

 宇宙観光旅行としては既に高度100キロの宇宙まで到達可能な有人宇宙船の開発に成功した米スケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)社が英ヴァージン(Virgin)社と共同でヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)社を設立して、20万ドル(約2000万円)の費用で宇宙観光旅行を実施することを発表し予約の受付を開始しているが、今回、XCOR社が発表した費用はヴァージン・ギャラクティック社の半分以下ということもあり、注目を集めそうだ。

 XCOR社はNASAの次世代宇宙船向けに液化メタンを燃料としたロケットエンジンを開発していることでも知られているこの分野では有名企業。既に、液化メタンロケットエンジンを利用したロケット・プレーンを開発して、公開飛行に成功するするなど、同社の宇宙観光旅行用の有人宇宙船は既に飛行に成功したスケールド・コンポジッツ社の「Spaceship Two」に続いて実現性が高いと見られている。

 XCOR社の有人宇宙船「Lynx」の場合、到達予定高度は61キロ。一般的には高度100キロ以上を宇宙と呼ぶこととなっており、高度61キロは熱圏と成層圏の中間に位置する「中間圏」となり、厳密には宇宙とはならない。しかし、中間圏は大気が希薄なため、一般的のジェットエンジンを使った航空機では到達することは不可能で中間圏まで到達すれば、丸みを帯びた地球の全貌や無重力など「宇宙」を実感することは十分に可能となることもあり、到達予定高度を引き下げて、宇宙船開発に伴う技術的難易度を下げることで、開発コストを抑えて同時に旅行ツアーの費用も抑えることに目論んだものと見られている

 XCOR社では有人宇宙船「Lynx」の初飛行を2010年頃に実現することを予定している。


これは、安いんじゃない?
厳密には宇宙旅行じゃないけど…
手が届く感じ。

まぁ死にたくないから、こんなリスク背負い込みたくないけどw
まだまだ、気軽に宇宙旅行って時代はこないだろうから。
一生に一度の思い出となりうる出来事なのはまちがいないね。

過去に戻って天文観測、国立天文台が400年前へのタイムトラベルに成功

2008年12月05日 18時45分56秒 | Weblog
16世紀の歴史的な天文学者、ティコ・ブラーエが1572年にカシオペア付近で発見した超新星爆発「ティコの新星(Tycho’s supernova)」と時系列的に同じ光をハワイのマウケア山にある日本のすばる望遠鏡の観測チームが観測することに成功していたことが3日、国立天文台ハワイ観測所の発表により明らかとなった。

 観測チームは「光のこだま(Optical light echo)」と呼ばれる、光源の離れた場所にある塵によって反射された光の波が遅れて地球に到着する現象に着目し、この現象を使えば、過去に起きた天文現象を改めて現代から観測し直すことも可能ではないかと考えて、この現象を利用した観測に着手。その上で、すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置(FOCAS)を使った観測により超新星残骸ティコの周囲で発見された可視光が1572年にティコ・ブラーエが肉眼で観測した超新星の爆発当時の光そのものであることを突き止めることに成功した。

 観測チームでは今回の研究成果により、何百年も前に「タイムトラベル」して、過去の天文現象を改めて現代で観測し直すことも可能とする「光のこだま」を利用した分光観測手法を確立することに成功したとして、同様な観測手法を用いることにより銀河系外の超新星の観測では検証できなかった爆発時の空間構造、そして超新星爆発のメカニズムの理解を今後さらに一層、進めることが可能になるだろうと述べている。

 ティコ・ブラーエは1572年11月11日夕方、カシオペヤ座の付近に金星よりも明るい星が出現していることに気づき、以来、14ヶ月に渡って、この新しい星の明るさや色の変化を正確に記録した。この新しい星は20世紀になってからようやく超新星爆発であったことが判明。「ティコの新星」として、ティコ・ブラーエの肉眼による観測能力の高さを示すものとして、彼の業績を再認識させるものとなった。

 月面にあるティコ・クレーターもティコ・ブラーエの業績を記念して付けられたものとなる。


やっと理解できたw
このニュース追いかけて記事を読むこと3件目。
こういうことですか…

タイムトラベルとは趣旨が違うだろうけど。
過去と同じ様子が見えるって、スケールが良い!!