超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

ポルシェがあのEVスポーツカーを徹底解剖

2008年12月08日 20時36分16秒 | Weblog
ポルシェが11月末、米国のベンチャー企業、テスラ社の『テスラ・ロードスター』を注文したことが判明した。電気自動車の本格研究に着手した証と話題になっている。

テスラ・ロードスターは2006年7月に初公開。米国シリコンバレーに本社を置くテスラ社(2003年設立)が、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVスポーツという点だ。

ミッドシップに置かれる強力なモーターは最大出力248psを発生。0-60マイル/h(約96km/h)加速は3.9秒、最高速度は210km/hの性能を発揮する。とくに0-96km/h加速はポルシェ『911カレラ』の4.5秒を上回るのだから、ポルシェが興味を示すのも無理はない。

バッテリーはリチウムイオンで家庭用コンセントから約3.5時間で充電可能。最大航続距離は350kmを確保した。軽量なエリーゼをベースにしたことで、車重は1220kgに抑えられている。

テスラ・ロードスターは米国での販売価格が10万9000ドル(約1015万円)。2008年モデルはすでに完売し、2009年モデルのバックオーダーは1000台以上に達する。

実は、ポルシェがテスラ・ロードスター購入の契機になった出来事が10月上旬にあった。ドイツのチューナー、RUF(ルーフ)社が最新911を電気自動車に改造した『eRuf911プロトタイプ』を公表したのだ。

911の真骨頂、水平対向6気筒エンジンの代わりに、電気モーターを搭載。リアシートの場所にリチウムイオンバッテリーを積んだ。車重は1900kgとヘビー級だが、0-100km/h加速7秒以下、最高速度224km/hを実現。1回の充電で250 - 300kmの走行を可能にした。このルーフ社の911が、ポルシェのエンジニアを刺激したことは想像に難くない。

ポルシェは今後、テスラ・ロードスターの社内テストを行い、各種データを収集。最終的には部品のひとつひとつに至るまで分解され、徹底研究されるものと思われる。

ベンチャー企業のテスラ社にとっては、あのポルシェから研究対象に選ばれたわけだから、最高の名誉だろう。ポルシェにとっては、将来的にEVスポーツカーが選択肢のひとつになり得ることを認めた形となった。


何かとお騒がせなリチウムイオンバッテリーですが…
まだまだ研究の余地があるんじゃないかなぁと。

でも1000万でこの性能の車が手に入れられるような世の中です。
課題の克服さえできれば、価格は急激に下がるでしょう。
プラグインを期待したいところです。

が…

結局、電源からの充電です。
その電源にきている電力の供給源はまだまだ石油です。
原子力は微妙だし。
クリーンエネルギーはさらなる技術革新が必要。

どうなるんでしょうかね。
石油がなくなるまでに、代替エネルギー開発は終わるのか。。。

イスラエルのオートクリティカルゾーン

2008年12月08日 20時25分06秒 | Weblog
米国政府は、不法入国者を警戒するために、米国とメキシコの国境沿いに多数のセンサーを搭載した監視塔の列を設置し、限定的ではあるが成果を収めつつある。

一方イスラエルも、独自の国境監視塔を建設しているが、こちらの監視塔は、遠隔操作ができる自動機銃を備えている。

『Sentry Tech』(ハイテク歩哨)と呼ばれるこの監視塔は基本的に、サイロの上に搭載された遠隔操作式の攻撃用設備だ。[イスラエルの退役大佐である]David Eshel氏は、『AVIATION WEEK』のブログ『Ares』で次のように説明している。

「敵対行動をしているとおぼしき標的を検知し、それがSentry Techにある武器の射程範囲にある場合、指定された標的を攻撃し殺傷する。複数の施設を1人のオペレーターで操作できるので、オペレーターが確認と査察、さらに標的との交戦を行なう際に複数の監視塔を使用できる」[過去記事によると、1カ所の指令センターは最大15カ所の銃座をコントロールできるが、将来的には承認不要の全自動式も検討しているという。銃座は数百メートル間隔で配備]

2007年にわれわれがこうした監視塔の存在を知ったとき、イスラエル国防軍はちょうど、このシステムを完成させ、ガザ地区との境界沿いに1500メートルの範囲で「自動殺傷ゾーン」を作ろうとしているところだった。

「どの監視塔も、7.62口径銃または0.5口径銃を1基を備えている。周囲の環境に馴染むように設計された防弾天蓋によって、敵の攻撃などからも守られている」とEshel氏は説明する。

「直接的に機関銃を使用することに加え、光学誘導式対戦車ミサイル『Spike LR』や、レーザー誘導式ミサイル『LAHAT』など、精密誘導ミサイルを展開することもできる」とのことだ。


どんなセンサー積んでるのかわからないけど…
全自動式になった場合、敵対行動を遠距離から識別できるのか?って問題がある。
そもそもどんなアルゴリズムのセンサーでも誤認はあるだろうに。
そして、どうかんがえても周囲の環境に馴染んでない。

まぁ、こんな兵器、キライじゃないっすよ。
むしろ大好きだったりする。

隕石の海洋衝突で地球の生命誕生か

2008年12月08日 20時19分17秒 | Weblog
原始地球の海に隕石が降り注いだことで生命が誕生した可能性が高いことを伺わせる実験結果を、物質・材料研究機構の研究者たちが発表した。

同機構の中沢弘基・名誉フェローらは、東北大学大学院理学研究科と共同で、炭素と鉄、ニッケル、水、窒素ガスをステンレスカプセルに詰め、高速の飛翔体を衝突させ、カプセル内にどのような生成物ができるかを調べた。この結果、アミノ酸のうちで最も簡単な構造をしているグリシンのほか、アミノ基をもつ有機分子、さらに脂肪酸など生体を構成する有機分子がカプセル内に生成していることが確かめられた。

衝突は、隕石がかつて地球を広く覆っていた原始の海に隕石が激突した状態を摸している。炭素(固体)と鉄、ニッケルは、隕石中に多く含まれることが既によく知られており、水や窒素ガスは地球側に大量に存在していたことも分かっている。中沢名誉フェローは、衝突のエネルギーで隕石中の鉄が水を還元し水素を放出、この水素が隕石中に含まれる炭素と反応して生命の基になる有機分子をつくる、という仮説を立て、今回の実験を行った。分析の正確を期すため、実験には自然界には少量しかない炭素の同位体C13を用い、有機分子がカプセルに詰めた炭素から間違いなくできたことも確かめた。

研究チームは、40億-38億年前、原始地球に海ができた後も続いた隕石の海洋衝突によって、有機分子が出現、生命発生の準備をした可能性を強く示唆する研究成果だ、と言っている。

生命誕生については、原始大気と雷による放電でアミノ酸と生物有機分子が生成することを示したミラーの研究(1953年)が有名。しかし、ミラーが考えたように原始大気はメタンやアンモニアなどからなる還元型ではなく、窒素などが多い酸化型だったことがその後の研究でわかり、ミラーの説は説得力を失っている。さらに最近では深海底の熱水噴出場所に生命誕生の可能性が指摘されるなど、決定的な説は出ていない。


新聞紙面にも書いてありましたね。
けっこう凄い実験で、注目すべき結果が出た事例ですね。

生命の謎、いつか明らかになるのだろうか。
知りたいようで、明らかにならない方が良い謎ってのもいいけどね。

日産GT-Rがパワーアップ、シャシー性能もさらに進化

2008年12月08日 20時13分48秒 | Weblog
日産自動車は、2007年12月に発売したマルチパフォーマンス・スーパーカーの日産GT-Rに一部改良を実施した。

 今回の改良では、3.8リッターV6DOHCツインターボ・エンジンであるVR38DETTの製品およびコンピューター制御の精度向上により、最高出力が従来の5psアップとなる485ps/6400r.p.m.に引き上げられた。また、10・15モード走行燃費も従来の8.2km/リッターから8.3km/リッターへ向上させている。

 シャシー面では、新構造ショックアブソーバーの採用とフロントスプリングレートアップを含むサスペンションセッティング改良を実施。回頭性の良いハンドリングと、よりフラットな乗り心地をより高次元で両立させた。

 このほかにも、フロントナンバープレート取り付け部の変更により、全長が従来より5mm短い4650mmへ短縮されたほか、燃料タンク容量の増加(71リッターから74リッターへ)、レイズ製鍛造アルミホイールのクロームカラーコートの色調変更、ブラックエディションへのダンロップタイヤ採用などが行われている。

 ボディカラーは、新設定のブリリアントホワイトパールを含む全6色を設定。特別塗装色のアルティメイトメタルシルバーは、磨き工程を追加することで、ボディパネルと樹脂製バンパーの合わせ部の質感を向上させた。

 価格は以下の通りで、従来に対して標準モデルが84万円高、ブラックエディションおよびプレミアムエディションは89万2500円高となっている。

■日産GT-R
・GT-R(3.8V6ターボ・6A/T):861万円
・GT-Rブラックエディション(3.8V6ターボ・6A/T):882万円
・GT-Rプレミアムエディション(3.8V6ターボ・6A/T):924万円
※6A/Tは6段2ペダルM/TのGR6型デュアルクラッチトランスミッション。


う~ん…
これだけの変更で80万って高くないか?
まぁこれだけの車買える人なら、どうってことないか~。

GT-Rも年次改良していくんだね。

新型スペースプレーンを発表、非常用脱出装置付

2008年12月08日 00時05分58秒 | Weblog
米航空宇宙関連ベンチャー企業のTAASカンパニー(TAAS Company)が独自デザインによる新型のスペースプレーン開発のための構想を発表していたことが明らかとなった。

 TAASカンパニーのスペースプレーンは一般のビジネスジェットのような形態をしたものとなるが、機体前部にカナード(Canard=先尾翼)と呼ばれる翼を備えているのが特徴で、ロケットエンジンの不調など、緊急事態が生じた場合にはコックピットを含む機体前部を切り離すことで脱出することが可能になるというものとなる。

 TAASカンパニーでは、機体前部を分離可能なモジュール化することにより、エンジンが突然、爆発などの事故を起こした際にも乗員モジュール部分の安全性は保つことができると述べている。

 弾道飛行を行うことによって高度100キロ前後の宇宙まで到達して滑空降下で帰還するスペースプレーンに関しては、既に飛行実験に成功したスケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)社を筆頭に複数の企業が実際の開発に着手している。しかし、アポロ有人宇宙船などに装備されていた緊急脱出装置を備えたものは皆無なのが現状。

 当初は絶対に失敗することはないからアポロ有人宇宙船のような緊急脱出装置は必要ないとされたスペースシャトルも1986年に起きた打ち上げ直後の個体ロケットブースターの爆発事故により7名の乗員が全員死亡すると事故(チャレンジャー爆発事故)が発生。スペースシャトルは2003年にも大気圏再突入中に機体が崩壊し、7名の乗員が全員死亡するという事故(コロンビア喪失事故)も起こしており、スペースプレーンは事故が起らないという前提で機体を開発するのは、安全対策面で不備があるとTAASカンパニーは説明を行っている。


信頼性は全くないね。
脱出装置は必須だろうけど。
テスト飛行をどれくらい重ねるか…
安全性を極限まで高めてないと。
宇宙だしね。空だしね。

落ちたら。。。

弾道ミサイルの遠距離迎撃実験に成功

2008年12月08日 00時04分40秒 | Weblog
米ミサイル防衛庁は5日、アラスカ州コディアック島から発射された弾道ミサイルを3000キロ離れたカリフォルニア州から発射された地上発射型迎撃ミサイルで迎撃する実験を実施し、成功したことを発表した。

 迎撃実験は米東部標準時で5日午後3時4分にコディアック島から弾道ミサイルを発射することで開始。ミサイルは要所要所に展開された複数のレーダーで捕捉された後、発射から25分後に、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射された地上発射型迎撃ミサイルによって迎撃され、宇宙空間のミッドコース上で破壊されたことが確認された。

 米国防総省で開催された記者会見の席上で、米ミサイル防衛庁のパトリック・オライリー長官は「今回の実験は、史上最大かつ、もっと複雑な迎撃実験だった」とした上で「迎撃ミサイルは宇宙空間で目標を正確に破壊することができた」と述べて米国政府の弾道ミサイル防衛構想は完成に向け近づいてきたとの見解を示した。

 ただし、今回の実験では、ミサイルの進路を攪乱するためのカウンターメジャーとしてのデコイ並びにチャフの射出には失敗。オライリー長官は「カウンターメジャーの射出は技術的に非常に難易度が高い」とした上で、カウンターメジャーに関してはまだ完成の域には達していないことを認めた。

 オライリー長官は更に今回の実験は「地理条件的に今回の実験は北朝鮮からのミサイルの迎撃に非常に近かった」とも述べ、実験が想定している敵国が北朝鮮であることも認めた。

 今回の実験に投じられた費用は約1億2000万ドル(120億円)、地上発射型弾道ミサイル迎撃実験としては1999年の最初の実験以来、13回目の実験となった。

画像はカリフォルニア州から発射される迎撃ミサイル。


まだまだ100%の域に達するには技術的には難しいですね。
正面から追突させるなんて…どれほどの膨大な計算が必要なのか。

ミサイル迎撃の日時って知らせてたんだろうか?
発射時間が決まってれば、迎撃する方は訓練にならんような…

カウンターメジャーに関して。
チャフ(撹乱膜)とデコイ(囮)の射出に失敗って。
そんなに難しい技術なのか?
タイミングなのか、ハード面かソフト面なのか…

そもそも、弾道ミサイルって発射されるのか?
ダーティボムとかの方がテロとかで使われるような。。。