超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

スバル、世界ラリー選手権ワークス活動終了を発表

2008年12月16日 21時55分15秒 | Weblog
スバルは、本日、今シーズン2008年をもって、世界ラリー選手権(WRC)におけるワークス活動の終了を決定した。

スバルは、水平対向エンジンとシンメトリカルAWD(All Wheel Drive)をコア技術として、いかなる環境においても安全、快適に走ることができるスバル車の認知向上と、量販車開発への先端技術・ノウハウのフィードバックを目的に、WRCのトップカテゴリーでの競技に19年に渡って英国のモータースポーツ専門会社プロドライブ社とともに、SWRT(Subaru World Rally Team)として参加してきた。

スバルのWRCでの活動は、これまで3度のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得、3人のドライバーズチャンピオンを輩出し、スバルのブランド価値を高め、世界でのスバルの拡販に貢献している。

スバルは、WRC参戦の当初の目的を達成し、今後スバルのブランディングにWRCをどう位置づけていくか検討を進めていたところ、世界的な経済情勢の急激な悪化に見舞われ、同社の経営環境も大きく変化したことから、経営資源を効率的に活用し、スバルブランドを守り、より強めるために、WRCワークス活動を終了することを決めた。

なお、スバルのラリーの取り組みについては、量産車カテゴリーであるGroup Nクラス、およびその車両を用いた世界選手権であるP-WRC活動に参加しているチーム、ドライバーへの車両供給や活動支援を続けていく。

富士重工業 森郁夫代表取締役社長は、「WRCで活躍する青いインプレッサは、ファンの皆様にとってスバルの象徴であり、この決断は本当につらいものでした。」と語り、「これまでの世界中のスバルファンの熱心な応援に心より感謝します。こうしたファンの方々こそが、スバルの貴重な財産です。」とコメントしている。

スバルは、WRCでの挑戦や経験を糧として、これからも「お客様第一」を信念に、「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」を実現したスバルならではの商品、サービス、カーライフをお客様にご提供することに務めていく。


毎回テレビで観戦してただけに、つらいね。
日本のメーカーがトップカテゴリーから居なくなるのは。
他のメーカー大丈夫なんかい?って思う。

モータースポーツを取り巻く環境は非常に厳しいものがある。
実際に、市販車にフィードバックできる技術なんてないもんね。
でも、頑張れ!!

DVDとBlu-Ray両方使える?

2008年12月16日 20時30分41秒 | Weblog
日本経済新聞社の報道によると、テレビ番組制作を手がける共同テレビジョンという会社が、DVDとBlu-rayプレーヤーの両方で使うことができる「ハイブリッドディスク」を開発したそうです。

これは1枚のディスクにDVDとBlu-ray両方の記録層を作るというもので、DVDまたはBlu-rayプレーヤーが自動的にディスクを認識して再生できるとのこと。

なお、実際に来年2月に「ハイブリッドディスク」を用いた4枚組の映像ソフトとして「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」が3万6540円で発売されるとしています。

非常に画期的な試みですが、AmazonのBlu-rayディスク部門の年間ランキングで上位を占めるなど、潜在的に需要が多いと思われるアニメ作品などにも採用されるのでしょうか。

これって日本ビクターが2005年に試作したものと違うのかなぁ?
詳細はわかりませんけど…何気に期待したい。

赤外線レーザー照射で狙った遺伝子発現

2008年12月16日 20時24分27秒 | Weblog
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)セルエンジニアリング研究部門【研究部門長 三宅 淳】弓場 俊輔 研究員(現 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)、川 隆史 研究員、藤森 一浩 研究員、出口 友則 研究員は、京都大学放射線生物研究センター 亀井 保博 助教(現 大阪大学)、名古屋大学大学院理学研究科 高木 新 准教授、東京大学大学院薬学系研究科 船津 高志 教授と共同で、顕微鏡下で赤外線レーザー照射によって単一の細胞を加熱して、熱ショック応答を引き起こし、単一細胞内で調べたい遺伝子を発現させる方法(IR-LEGO顕微鏡)を開発した。

 ほとんどの生物は熱ショックに応答して遺伝子発現のスイッチをON状態にする遺伝子配列をもつ。この遺伝子配列に解析したい遺伝子をつないでおけば、細胞を加熱することで解析したい遺伝子を発現させることができる。しかし加熱し過ぎると細胞は死んでしまうため、ねらった細胞だけを熱ショック応答させる温度範囲に加熱する必要がある。これまで単一細胞の温度を測定する方法はなかったが、今回、緑色蛍光タンパク質(GFP)を利用してこれを実現した。GFPは温度変化によって蛍光強度が変化するため、赤外線レーザーで単一細胞の加熱される様子を蛍光強度から解析し、光強度を制御して単一細胞だけに熱ショック応答を起こさせることに成功した。その例として動物の発生や分化の研究に用いられている線虫(長さ1mm)を材料にして単一細胞での遺伝子発現を確認した。

 この新しい顕微鏡技術により、広範な生物のさまざまな遺伝子を「ねらった単一細胞内」で発現させ、生きた生物の中でその機能を解明することができるようになった。

<開発の社会的背景>
 さまざまな生物でゲノムプロジェクトが進み、多くの新しい遺伝子の存在が明らかになるとともに、包括的な遺伝子機能解析がプロテオーム解析(ある生物がもつすべてのタンパク質の網羅的な解析)をはじめ、さまざまな方法で進められている。遺伝子機能の解析は生命科学の発展のために必要不可欠であるだけでなく、その先には生命メカニズムの理解を通じた「病態解明」や、「創薬」そして、生命原理を応用した新たなアルゴリズムの開発といった社会への研究成果の還元へとつながる。

 しかし、現在の遺伝子機能解析は物質としてのタンパク質(遺伝子発現の産物)の分子相互作用や、組織ごとの発現パターンからの機能予測といったいわゆる「試験管内」での解析が主であり、生きた生物個体内での機能を反映しているかどうかを証明することは難しい。したがって遺伝子機能解析を「生体内」で、つまり、実際に遺伝子が働く細胞内で、遺伝子を発現させることで本来のその役割(機能)を直接的に証明する方法を開発する必要があった。

 レーザー光を細胞に照射することで遺伝子を発現させるアイデア自体は10数年前からあった。しかし、これらは波長の短い光を使用した細胞焼殺装置を転用し、弱い光で細胞を少しだけ傷つける方法であり、一時的に細胞は遺伝子発現するが、光によるダメージはその後の細胞分裂などの正常な活動を妨げることから、実際には有効な手段とはならなかった。

<研究の経緯>
 研究グループは、新たに遺伝子発現のために特化した顕微鏡の開発に乗り出した。まず用いる光の波長は、細胞を傷つけることなく効率よく加熱できることを念頭にして、細胞成分の半分以上を占める水の吸収波長である赤外線領域を選択した。

 レーザー照射による微小領域の加熱特性(時間経過による温度変化および微小領域の温度分布)の解析を重ねてきたが、顕微鏡下で細胞の温度が変化する状況を測定する温度計などは存在しなかった。そこで、緑色蛍光タンパク質(GFP)の蛍光物質としての性質を利用することで細胞の加熱特性の解析を行うことにした。まず、GFP蛍光の温度依存性から研究をスタート(産総研および京都大学が担当)し、装置の重要評価項目である赤外線照射時の三次元温度分布測定を可能にした(東京大学が主に担当)。最終的には装置が実際に生体で使用可能かどうかの試験を遺伝子導入した線虫で行った(名古屋大学が主に担当)。

 なお、本研究は独立行政法人 科学技術振興機構のさきがけ(PRESTO)および、独創的研究成果育成事業の支援を得て行ったものである。

<研究の内容>
 ほぼすべての生物がもっている熱ショックに反応する細胞機構に着目し、顕微鏡下で赤外線レーザーを照射してねらった細胞だけを加熱、それによって起こる熱ショック応答により調べたいタンパク質を作らせる方法を開発した。これを赤外線レーザー誘起遺伝子発現操作法 Infrared laser evoked gene operatorから、IR-LEGO顕微鏡と名付けた。

 赤外線(波長1480nm)は紫外線や可視光線と異なり細胞への障害(紫外線などは細胞のDNAの損傷などを起こす)がほとんどない上、効率よく水分子を温めることができる。しかし加熱し過ぎると細胞は死んでしまうため、厳密な温度制御が要求される。つまり、加熱に伴う細胞の温度変化(時間的温度変化)を測定し、ねらった細胞のみが熱ショック応答を起こす温度範囲に保ち、隣の細胞は加熱し過ぎないという、微細な「三次元温度分布」を達成しなければならない。そのためには顕微鏡下の微細領域の温度変化を測定する技術が不可欠だった。

 研究グループは緑色蛍光タンパク質(GFP)を温度計として利用してこれを実現した。分子生物学の研究においてGFPは遺伝子の形で細胞内に導入され、調べたい遺伝子が発現したときにGFPも合成されるようにしておき、その緑色蛍光から遺伝子が発現したか否かを見るために広く使われている。一方GFPは温度変化によって蛍光強度が変化する性質をもつ。今回、この性質を利用して、赤外線で局所的に加熱し蛍光強度の減少をビデオ記録して、蛍光強度の減少量から温度を算出した。さらに空間的な熱の広がり具合を顕微鏡レベルで解析し、単一細胞でだけ熱ショック反応を起こさせる温度範囲に加熱を制御することに成功した。

次に、この顕微鏡を利用して実際に生きている線虫(C. elegans)の単一細胞で遺伝子発現を起こさせてみた。線虫(長さ1mm)は動物の発生や分化の研究によく利用される実験動物で、成虫では1000個ほどの細胞から成り立っているが、幼少の各細胞の運命(将来どのような体の部分になるか)が分かっている。そのうち遠位端細胞(DTC)と呼ばれる細胞は体の中を移動しながら生殖器官を作り上げる。DTC細胞の移動方向は別の細胞で発現している細胞誘導にかかわる遺伝子(UNC-6)によって制御されており、UNC-6遺伝子が欠損した線虫の変異体ではDTC細胞の移動もおかしくなり、正常な生殖器官が形成されない。

 このUNC-6欠損変異体に、熱ショックでUNC-6を発現する遺伝子を導入し、本来UNC-6を発現するはずの細胞に赤外線を照射してその細胞にだけUNC-6を発現させると、DTC細胞は高い確率で正しい方向に移動できるようになり正常な生殖器官を形成した。この実験は、UNC-6にはこの細胞において特定の時期に発現することでDTC細胞の移動を誘導するという本来の機能があることを、初めて直接的に証明したものである。他の細胞でUNC-6を発現させてもDTC細胞の移動を正しく誘導しなかった。このようなことは試験管内の実験では証明することはできないことであり、今回開発したIR-LEGOの技術が生体の細胞内における遺伝子の機能解析に大変有効であることを示している。

今後は将来の医学応用を視野に入れ、より人に近い脊椎(せきつい)動物での応用が重要になるため、メダカを中心に応用を検討する。そして、基礎研究のためにも他の生物への応用にも協力する体制を整える。

 線虫だけでなく、メダカ、ゼブラフィッシュ、ショウジョウバエでの応用研究をスタートさせている。これらはモデル動物と呼ばれ、ゲノム情報や遺伝子機能の研究情報が蓄積されており、人の疾患モデルとなりうる実験動物である。将来的にはこれらの動物を使って、脳のごく限られた領域だけにある神経細胞で働く遺伝子の機能を個々に調べることで、パーキンソン病などの神経疾患の分子・細胞レベルでの病態の解明につながる研究の強力なツールとなると考えている。


だ、そうです。
ツールとして…非常に優れているかも。

米軍用ロボット大手企業、12月のカレンダーは武装サンタさん

2008年12月16日 20時20分45秒 | Weblog
画像は英軍事産業大手、QuintiQの子会社で米軍用ロボット大手のFoster-Miller(フォスターミラー)社の12月のカレンダー。

 12月はなんと同社の主力ロボット「TALON(タロン)」がサンタさんに扮したものとなっている。

 カレンダーには「あなたの家族と部隊が、安全であること、良いクリスマスを迎えることができることをお祈りします(Wish You, Your Famillies and Squads a Safe and Happy Holiday)」とするコピーが書かれている。

1台、いただきたいね。

ソユーズ宇宙船の再突入事故、原因は電磁波干渉の可能性が浮上

2008年12月16日 20時18分41秒 | Weblog
ソユーズ宇宙船が2回連続で大気圏再突入に際して実行される降下モジュールと機械モジュールの分離作業に問題が発生した結果、降下モジュールの分離プロセスが正常に進まなかったソユーズ宇宙船は通常の大気圏再突入コースよりも深い角度で大気圏に突入する「弾道コース(ballistic mode)」で帰還するという不具合が生じていた問題に関連して、事故原因は電磁波干渉(Electromagnetic Interference)の可能性が高いことが米技術専門誌「IEEE Spectrum(IEEEスペクトラム)」に掲載されたロシア側による事故調査の課程をまとめた解説記事により明らかとなった。

 同誌によるとロシア宇宙局(Roskosmos)では、地上での調査の結果、ソユーズ宇宙船の降下モジュールと機械モジュールを接合している爆発ボルト(pyrobolt)に問題があったのではないかと推論。7月10日には宇宙空間で国際宇宙ステーションにドッキングしているソユーズ宇宙船の爆発ボルトを船外活動を実施して回収して、地上に持ち帰ることで、爆発ボルトに問題がないかどうか調査を実施。

 当初、ロシア宇宙局では爆発ボルトの欠陥は、単純な製造工程上に生じた不具合によるものと考えていたが、その後の調査により、爆発ボルトの欠陥はそういった単純なものではない可能性が浮上。現在は、爆発ボルトをX線断層撮影することにより、詳細な分析作業を進めている模様だ。

 原因究明にはまだ、時間がかかる見込みだが、同誌では今のところ、今回の事故原因としてもっとも可能性が高いのはEMIだと述べている。

 事故原因がEMIの可能性が強まってきたことを受けてロシアは既に10月に国際宇宙ステーションに到着したソユーズ宇宙船からEMIに対する耐性を増した新型の爆発ボルトを装備すると同時に、外部からのEMIに影響を受け難いように爆発ボルトの設置位置を変更した模様だ。

 画像はESAによるソユーズ宇宙船の構造図。問題の爆発ボルトは降下モジュール(Descendat module)と機械モジュール(Instrument module)を結合しているトラス構造部分の降下モジュール側の接合部分に用いられている。

英研究者、1億4000万年前のクモの巣を発見

2008年12月16日 20時16分22秒 | Weblog
英オックスフォード大学の研究者によって、今から1億4000万年前の白亜紀ものと見られるコハク(琥珀)の中に、当時の蜘蛛の巣の発見に成功していたことが15日、同大学の発表によって明らかとなった。

 この発見を行ったのは同大学の著名な古生物学者となるマーチン・ブレイザー(Martin Brasier)教授。教授は2年前にアマチュア化石収集家によってイギリス南部の海岸から採取されたコハクの分析・調査を行う課程でそのコハクの中に長さ1ミリ程度のクモの糸が化石化して閉じ込められていることを発見した。

 今回、コハクの中から発見されたクモの巣は、巣全体が化石化したものではなく、そのごく一部の断片しか含まれていないが、白亜紀においてもクモは現在のクモと似た糸で巣を作っていた証拠として、今回の発見は古生物学者の間で関心を集めている。

 クモが具体的にどの位、前から「クモの巣」を作り始めたのかに付いてははっきりとは判っていない。しかし、今回の発見によりクモは少なくとも1億4000万年前の白亜紀前期には「クモの巣」を作っていたことが明らかとなった形だ。

ニュージーランドで風変わりな火災事故、原因はなんと隕石の落下

2008年12月16日 20時14分03秒 | Weblog
ニュージーランド最大の都市、オークランドの中心部のポンソビー地区で13日夜、倉庫が燃えるという火災事故が起きていたことがニュージーランドヘラルド紙の報道で明らかとなった。

 同紙によると火災は同日の午後11時30分頃に発生。通報によって駆けつけた消防車によって火災は鎮火したものの、火災の発生時に倉庫内にいた作業員、1名が腕に軽い怪我を負った模様だ。

 消防署では事故の原因は特定していないが、火災が起きた倉庫の屋根部分が丸く抜け落ちていること、更に、火災が発生する直前に「火の玉」が落下してきたという証言が多く寄せられていることから、今のところ、出火の原因は隕石の落下によるものだと見られている。

 今回の火災の原因が隕石によるものだと特定はされていないが、仮にそうだとした場合、統計学的に極めてマレな現象が起きたことになる。


同じ住宅に落ちる隕石もあるみたいですよ。
まぁ確立が良いのか、悪いのか…。
ものによっては隕石はかなりの高額になるらしい。