超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

「PDF」ウイルス、アダルトサイトに仕掛けられる

2009年06月15日 22時54分06秒 | Weblog
G Data Software は2009年6月15日、6月に入ってから、アダルトサイトに蔓延している新手の「PDF」ウイルスについて報告した。

それによると、Adobe Reader のセキュリティホールを悪用してマルウェアを感染させるアダルトサイトが、6月に入ってから急激に増えているという。G Data の調べでは、すでに100以上が発見されていおり、おそらく数百もの危険なサイトがあると推測される。

しかも、これらのサイトは SEO 対策がしっかりと行われており、検索するとかなり上位に登場するとのこと。また、サイトのドメイン名もそれらしい名前が付されているため、騙される危険性が高いという。

これらのサイトはインラインフレームを含んでいるため、PDF ファイルを埋め込むことが可能だが、実際には PDF が表示されるわけではなく、PDF の脆弱性を利用してユーザーにマルウェアを送り込むため、「PDF ウイルス」と呼ばれている。

PDF はただの「ツール」にすぎず、ユーザーがアダルトサイトのページを開いた瞬間に、Acrobat のプラグインがそのサーバーから PDF を読み込もうとして、実際はウイルスをロードしてしまう。

G Data 製品では、このウイルスは「Packer.Malware.NSAnti.h」もしくは「Win32:-ACFU Trj」として検出、ブロックされる。PDF としてコンテンツが表示されなくとも、バックグラウンドで感染してしまった PC は、いつの間にかボットネットに組み込まれる等の被害をもたらせているという。

お家で出来る! 乳がんチェック「Breastlight」

2009年06月15日 22時49分38秒 | Weblog
ピンクリボンのキャンペーン、余命一か月の花嫁などなどで、乳がんは深刻な問題だってことは分かってるんですけど、なかなか病院には...。という方にご紹介したいのがBreastlightなんです。これは、おっぱいに「しこり」ができていないか? お家でモニターできる器具なんです。

メーカーは、Breastlightが病院でプロが使用するマンモグラムの代用品になるわけではないけれど、家で定期的に自分でチェックすることによって、乳がんを早期発見できたり、しいては命を救ってくれる可能性のある装置だと主張しています。

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そんな、女性の強い味方Breastlightの気になるお値段は125ドル(約1万2500円)。本当にパワフルな懐中電灯でも、同じことができなくもないらしいですけど、オススメしないです。早期発見がポイントなので、男性から、大切な人にBreastlightをプレゼントするっていうのもアリだと思います。

太陽活動、停滞期は脱した模様、だが?

2009年06月15日 19時03分57秒 | Weblog
 長い停滞期間を経て、太陽がようやく動きを見せ始めたようだ。しかし次の展開については、天体物理学者の間でも意見が分かれている。

 太陽活動は約11年周期で変動するが、通常の活動サイクル通りなら、2008年に極小期に入り、その後は再び活発化するはずだった。しかし太陽活動の停滞は、つい最近まで続いていたのである。この事態に科学者たちは困惑し、“小氷期”の到来を危惧する意見も表明されている。

 ただし、太陽物理学者たちはその可能性には否定的だ。いま問題となっている温室効果ガスに比べれば、太陽が地球の気温に与える影響ははるかに小さいからだという。

 NASAと米国海洋大気局(NOAA)が招集した専門家委員会も、ようやく活発化し始めた太陽に対して、「推定よりたった1年遅れただけであり、大きな問題はない」という見解を発表している。

 同委員会によると、太陽活動は2013年に極大期を迎え、その年には黒点が90個観測される見通しだという。ただし、活発化のレベルは1920年代以降では最も低い水準になるらしい。

 委員会のメンバーであるゴダード宇宙飛行センターのディーン・ペスネル氏は次のようにコメントしている。「次の極大期は2013年の5月だ。カレンダーに印をつけておくと良い。でも、簡単に書き換えられるよう鉛筆を使うことをおすすめする。またずれるかもしれないからね」。

 太陽の磁気活動の状況は、黒点、太陽フレア、帯状流(地球のジェット気流に似たプラズマの流れ)を観測することで把握できる。太陽活動が活発なときは太陽風の勢いが増し、船外活動を行う宇宙飛行士は危険にさらされ、人工衛星の故障や地球上での電力の安定供給に問題が生じることもある。

 最近のデータを見ると、太陽が徐々に活発化していることがわかる。このことから、前出の委員会のメンバーである太陽研究家のリーフ・スバルガード(Leif Svalgaard)氏など、多くの専門家たちは太陽活動が本来の周期に戻り、極大期へ向かっているとみている。

 しかしスバルガード氏は、「現在の予測モデルでは、太陽の近年の活動パターンよりも、長年の統計データの方が判断材料として重要視されている。極大期に黒点の数が90個という予測も、もしかしたら楽観的な数字かもしれない」と指摘する。

 その一方で、活動の停滞が今年まで長引いたことは、それほど異常ではないと楽観視する専門家たちもいる。

 例えばフィンランドにあるソランキラ地球物理観測所(Solankyla Geophysical Observatory)のイリヤ・ウソスキン(Ilya Usoskin)氏は、「Astrophysical Journal」誌の6月号に掲載された論文の中で、「この50年間、太陽活動は極大期にあった」と述べている。同氏によると、この50年間、太陽の磁気活動の平均値は異常に高かったという。

 イギリス、サウサンプトン大学の太陽地球物理学者マイク・ロックウッド氏もウソスキン氏と同意見だ。同氏は、「1920年代、太陽活動は現在よりも停滞していたが、その状態の方が正常に近かった。もしかしたら、太陽はいま正常な状態に戻ろうとしているのかもしれない」と述べている。

 過去数十年間、太陽の極大期を見極めた天体物理学者はいないが、同氏に言わせれば、それはデータに不備があったからだという。例えば黒点は望遠鏡が発明された頃から観測されているが、帯状流の研究が始まったのはわずか30年前であり、太陽の電波放射が最初に観測されたのは1940年代のことである。

 ロックウッド氏は、「時代とともに基本原則が変わってしまっているのだから、それを考慮に入れなければ予測は見当違いのものになる。太陽活動が専門家委員会の予測を下回ることも十分にあり得るだろう。私個人も、前の周期より今度の周期の方が太陽活動は弱まるとみている」と解説する。

 前出のスバルガード氏は次のように解説する。「グリーンランドから掘り出した氷床コアを分析した限りでは、過去600年と比べて最近の太陽活動が特に激しいわけではない。ただ、全体的な活動の激しさとは関係なく、個別の太陽風が異常に強く吹く危険性はある。それが原因となって、衛星を含めた通信システムに数十億ドル規模の被害がもたらされる可能性もあるということだ。太陽風の発生頻度は太陽周期によって決まるが、個別の太陽風の強度とは関係がない」。

世界的な経済危機、最悪期は過ぎていない

2009年06月15日 18時55分23秒 | Weblog
国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は15日、訪問先のカザフスタンで、世界的な経済危機の最悪期は過ぎていないとの認識を示した。

 週末の主要8カ国(G8)財務相会合は、世界経済に安定化の兆しが出ており、経済危機対策を元に戻す方法を検討する必要があるとの認識で一致した。

 専務理事は、この見解に基本的に同意するとしたうえで、世界経済の状態を慎重に見極める必要があると指摘。

 「G8は緑の芽が見え始めたというスタンスだが、慎重に見極める必要がある」とし、「最悪期の大部分はまだ過ぎていない」と述べた。

NEC、垂直磁化を用いた高速MRAM技術

2009年06月15日 18時45分18秒 | Weblog
 NECとNECエレクトロニクスは2009年6月15日、磁性体に対して垂直な磁力を持つ垂直磁化を用いた磁壁移動方式のMRAMセル「2T1MTJ」を開発し、その実証実験に成功したと発表した。

 2T1MTJは、垂直磁化を用いることで、スピントルクによる磁壁移動書き込みを低電流かつ高速に実現できることから、セルの微細化が容易だという。また、書き込み電流値とデータ保持特性の関係がほとんどない磁壁素子の特性により、従来のスピン注入MRAMでは困難であった書き込み電流低減とデータ保持耐性向上を両立している。

 さらに、3端子の磁壁素子を用いており、読み出し/書き込みの電流経路を分離し、メモリアレイとしての高速化が容易な2個のトランジスタと、1つのMTJ(Magnetic Tunneling junction:トンネル磁気抵抗効果を有する積層構造体)からなるメモリセル構成に適応している。

 NECグループでは、従来よりMRAMの高速性に着目し、システムLSIに組み込むためのメモリマクロ用に高速MRAM技術を開発してきた。しかし従来の電流磁場書き込み方式のメモリセルは、プロセス最小線幅が55nm以降の世代だと書き込み電流の増大によりセルサイズを小さくすることが困難だった。

 今回開発したスピントルク磁壁移動書き込み方式のMRAMでは、垂直磁化方式の採用により、55nm世代以降の微細セルにおいて書き込み電流の低減が可能になったことで、NECのMRAM技術が大容量化にも応用できる見通しが得られたという。

 今後は、2T1MTJをシステムに組み込んだ形での動作検証を目指し、さらなる試作が進められる。

 なお、NECグループでは今回の成果を、2009年6月15~18日までリーガロイヤルホテル京都(京都市)で開催されている学会「2009 Symposium on VLSI Technology」で6月17日に発表する。

B&W、スピーカー「XT」シリーズをリニューアル

2009年06月15日 18時40分16秒 | Weblog
マランツ コンシューマー マーケティングは、Bowers & Wilkinsのスピーカー「XT」シリーズの新モデル3製品を順次発売する。

すぐれた音響性能とスタイリッシュな外観が特徴の「XT」シリーズのリニューアルモデル。新モデルでは、フロアスタンド型スピーカーが追加され、シリーズ全体の音響性能が改良されている。

3ウェイフロアスタンド型スピーカー「XT8」は、非常に洗練されたステレオ・スピーカーとして、あるいはホームシアター・システムのフロントスピーカーとして利用できるよう設計。同社特有の多くの技術を投入し、スリムな外見にかかわらず、豊かな低音再生を実現している。

2ウェイブックシェルフ型スピーカー「XT2」は、「XT8」同様にコンパクトなステレオシステムとして、あるいは完全なホームシアター・システムでサラウンド用スピーカーとして利用可能。ウォールマウント用アダプターが付属するほか、専用スタンド「FS-XT」に取り付けることもできる。

2ウェイセンタースピーカー「XTC」は、「アルミニウムドームNautilusテーパード・チューブ・トゥイーター」と2つの「Kevlar・ミッドレンジ/バス・ドライバー」を搭載し、驚くほどの全方位の一体感を得ることが可能だ。

価格は、「XT8」が250,000円(1本/税込)。「XT2」と「XTC」は未定。

ここの商品は性能もさることながら、そのデザイン。
オーソドックスな商品も良いけど、際立った特徴を持っているモノも多い。
とてもじゃないけど、買えませんけど…

本コムシス、「comsip」で「筑波サーキット」のフルIPの音声通信システムを構築

2009年06月15日 18時38分23秒 | Weblog
 日本コムシス株式会社(大崎本社:品川区東五反田、代表取締役社長:高島 元、以下 日本コムシス)は、今年4月、IP電話ソリューション「comsip(コムシップ)」を、財団法人日本オートスポーツセンター(本部:中央区新富、理事長:土屋 博、以下JASC)が運営する筑波サーキット(茨城県下妻市)に納入し、IPネットワークインフラによる音声通信システムを構築した。

 日本コムシスは、老朽化が目立っていた筑波サーキットのアナログ電話設備の全面更改に伴い、場内に光ケーブルと25GHz帯の無線ネットワークを張り巡らせ、フルIPのネットワークインフラを整えた上で、IP電話74台とタッチパネル方式のソフトフォン2台、二重化されたSIPサーバで構成したIP電話ソリューション「comsip」を納入しました。これにより、音声通信システムの信頼性を確保しつつ、操作性が格段に向上し、重大事故の際の迅速な判断と救護体制の強化につながるとしている。

 筑波サーキットでは従来、計11ヵ所のコーナーポストとコントロールタワーを結ぶ直通電話網と、屋外・屋内のスピーカーを介した場内一斉通報システムが設けられていた。

 日本コムシスは、場内音声システムのフルIP化に際し、サーキットの既存設備を利用した光ケーブルの敷設や、離れた場所にあるコーナーポストとの通信に、無線を活用することによる有線工事の削減など、埋設配管、無線ネットワーク工事、内線・直通電話システム工事といった多岐にわたる設計・施工を、ワンストップでマネジメントした。

 また、管制室に設置されたソフトフォンは、実写のコース画像を使ったわかりやすい画面インターフェースを採用しています。各コーナーポストの位置のタッチパネル式ボタンを押すだけで各ポストに直接電話ができるほか、緊急時など、コーナーポストから管制官が呼び出された際には、ソフトフォンのコースレイアウト画面に発信地を示すランプが点き、どのポストから電話がかかってきたかが瞬時にわかるようになっている。

 JASCは、「comsip」を導入したことによる操作性の向上に加え、フルIP化による維持管理費用を含めたコストパフォーマンスと、将来を見据えた拡張性・発展性を評価していまする
 日本コムシスでは、長年にわたり培った電話通信回線の敷設や無線中継基地局の建設など、通信インフラの設備工事における豊富な実績と高度な技術力を基に、SIP対応のIP電話ソリューション「comsip」を提供してきました。今後も、アプライアンスタイプで短納期、低価格での提供を可能にした、中小規模ユーザー対象の「comsip(コムシップ) BOX(ボックス)シリーズ」と合わせて、ネットワークシステムの導入を促進していくとのこと。

中国政府指定の検閲ソフトにセキュリティ脆弱性-、米大学研究チームが警告

2009年06月15日 18時32分31秒 | Weblog
中国政府の検閲ソフトウェアには、巨大なボットネットを構築するハッカーに悪用される恐れのあるセキュリティ脆弱性が含まれている、と専門家は警告する。

 ミシガン大学の専門家によると、脆弱性の根本的な原因は「Green Dam Youth Escort」ソフトウェアにあるという。中国工業情報化部は現地時間6月9日、中国で発売されるすべての新品コンピュータにGreen Damをプレインストールすることを義務付ける、と述べた。

 「Green Damをインストールしてしまうと、ユーザーの訪問先となるウェブサイトは、これらの脆弱性を突いて、コンピュータを乗っ取れるようになる」と同大学の研究チームは書いた。「これにより、悪意のあるサイトは、個人データの窃盗やスパムの送信、コンピュータのボットネットへの追加などを実行することが可能になる」(研究チーム)。この警告は、Scott Wolchok氏とRandy Yao氏、J. Alex Halderman氏が米国時間6月11日に発表した論文に掲載された。

 Green Damソフトウェアは、URLやウェブサイトの画像をブロックしたり、ほかのアプリケーションのテキストを監視したりすることで、コンテンツをフィルタリングする。フィルタリング用のブラックリストには、政治的なコンテンツとアダルトコンテンツの両方が含まれている。

 研究チームによると、彼らはGreen Damを1日テストしただけで、ウェブサイトの要求を処理するコード中にプログラミングエラーがあることを発見したという。そのエラーにより、同ソフトウェアを実行するすべてのコンピュータ上で、バッファオーバーラン状態が発生する、と彼らは述べた。

 「このコードは、固定長バッファを持つURLを処理する。そして、特別に生成されたURLは、このバッファをオーバーランさせて、実行スタックにエラーを発生させることができる」と研究チームは述べた。「ユーザーの訪れるあらゆるウェブサイトが、悪意のあるURLを持つページにブラウザをリダイレクトし、コンピュータを乗っ取ることが可能だ」(研究チーム)

 研究チームは、脆弱性の存在を示す概念実証プログラムを構築した。研究チームによれば、そのプログラムを使えば、Green Damを実行しているコンピュータは必ずクラッシュするという。

 さらに、Green Damは、ブラックリストの脆弱性を突くことにより、コンピュータ上にほかのプログラムをインストールする目的にも利用可能だ。この脆弱性により、Green Damのメーカーだけでなく、彼らになりすましたサードパーティーも、フィルタアップデートをインストールした後で、任意のコードを実行し、ユーザーのコンピュータに悪意あるソフトウェアをインストールすることができてしまう。

 中国国営の新華社通信の報道によれば、Green Damの開発元であるJinhui Computer System Engineeringは、同ソフトウェアはスパイウェアではないと述べたという。「私たちのソフトウェアは単なるフィルタであり、インターネットユーザーをこっそり監視することなどできない」とのJinhuiの発言が引用されている。

 新華社通信の記事は、フィルタ自体を使ってスパイウェアをアップロードすることが可能なのかどうかには触れていない。

 ミシガン大学の研究チームは、Green Damを実行している人に対し、同ソフトウェアを即刻アンインストールするよう勧めている。


こんな無駄な検閲ソフトなんて、止めてしまえばいいのにね。
そこまでして制限かけたいか?って思う。

噂のパトカー専用車「E7」、予約1万台突破

2009年06月15日 18時30分02秒 | Weblog
米国カーボンモーターズは12日、パトカー専用車の『E7』の受注台数が、1万台を超えたと発表した。2012年の発売を前に、早くも米国警察関係者から熱い視線を浴びている。

ジョージア州アトランタに本社を置くカーボンモーターズは、2009年4月に『E7』を初公開。同社は元警察官のステイシー・スティーブンズ氏が立ち上げた会社だ。E7は全米の警察官3000人の意見を参考に、設計段階からパトカーとしての使用だけを想定して開発されており、市販車をベースにパトカーに改造する米国ビッグ3のビジネス手法を根底から覆した。

バンパーやルーフには、LEDフラッシュライトを内蔵。ナイトビジョン、ビデオカメラ、ボイスコントロール、ナンバープレート自動認識システム、無線装置などを標準装備した。スペースフレーム構造が実現するボディ剛性の高さも自慢のポイントで、120km/hでの追突や40万kmの走行に耐える性能を備えているという。

圧巻はインパネのコンピュータだろう。15インチの大型液晶モニターとキーボードを備え、大量破壊兵器の発見も可能にする。さらに、リアドアは手錠を付けた容疑者が乗降しやすいように逆ヒンジとなっており、前後シート間の仕切りやリアシートの拘束ベルトといった容疑者護送用の装備が、あらかじめ取り付けられている。

エンジンは優れた追跡能力と高い環境性能を両立するパワフル&エコなユニットだ。3.0リットルターボディーゼルは、最大出力300ps、最大トルク58kgmの圧倒的スペック。6速ATとの組み合わせで、0 - 96km/h加速6.5秒、最高速250km/hのパフォーマンスを達成する。それでいて、燃費は12.75km/リットルと優秀だ。

カーボンモーターズは、E7の生産工場建設地として、ジョージア、インディアナ、ミシガン、ノースカロライナ、サウスカリフォルニアの5州から誘致を受けていることも明らかにした。最終的な工場建設地は、今夏決定予定。同社のウィリアム・サンタナCEOは、「5州からの誘致は大変光栄」とコメントしている。

E7は2012年初頭から、警察へのデリバリーを開始する計画。GMのシボレー『インパラ』、フォードの『クラウンビクトリア』、クライスラーのダッジ『チャージャー』などと競合する。

価格は公表されていないが、5万ドル(約493万円)程度と予測されており、財政事情の厳しい警察にとっては、安い買い物ではない。しかし、耐久性や改造費を考慮すれば、割安との皮算用があると推測できる。それが、発売2年以上前にしての、受注台数1万台突破につながった。突如現れたライバルに、米国ビッグ3も戦々恐々といった心境だろう。

無駄にカッコいい…
もうちょっと民間アレンジすれば、市販も可能では?
アメリカならこういうデザイン、そこそこ売れるかも。
パトカー仕様とかも面白いしね。

「きずな」による皆既日食の映像伝送実験

2009年06月15日 18時26分16秒 | Weblog
「きずな(WINDS)」は、2008年2月に打ち上げられた超高速インターネット衛星である。日本周辺のあらゆる場所における超高速のデータ通信の実現、日本とアジア・太平洋地域の諸国との超高速通信の実現など、世界最高水準の高度情報ネットワークの形成を目指している。

JAXAとNICTは、7月22日の皆既日食について、高速通信回線のない硫黄島にアンテナを搭載した車載型地球局を設置し、「きずな」に向けて日食のハイビジョン映像を送信する。

「きずな」は、アジア・太平洋地域全体をカバーするアンテナ(APAA)を使って、東京都小金井市や茨城県鹿嶋市などのNICTおよびJAXA地球局に向けて映像を中継、さらにNICTが有する地上高速ネットワーク(JGN2plus)などを経由して、実験映像が国立天文台に送られる。

その後映像は、上野にある独立行政法人国立科学博物館をはじめ、各地の科学館、放送局等へ配信され、一般に広く公開されることとなる。

なお、今回の伝送実験は、「きずな」を利用したアジア・太平洋島地域向けの高速データ伝送実験に向けた第一歩である宇宙通信ネットワークと地上高速光ネットワークを連携させた高度な通信を実証する機会であり、また得られた貴重な皆既日食映像を広く共有することを目指して行われる。

【硫黄島での日食時間帯】(国立天文台より)
硫黄島での食の始まり:10時1分から
皆既日食の時間帯:11時25分から11時30分まで(最大11時28分)
食の終わり:12時52分

※ 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)
 アジア・太平洋地域のデジタル・ディバイドの解消、衛星利用の高度化等に必要なギガビット級の超高速衛星通信技術の確立を目的に、JAXAおよびNICTが開発した研究開発衛星で、平成20年2月23日にH-IIAロケットで打ち上げられ、平成20年6月30日からは定常運用が開始されています。
 衛星通信能力として、「きずな」に搭載されているNICT開発の再生中継器を用いることで、小型地球局(VSAT)を用いて最大155Mbpsのメッシュ接続による通信が可能です。また、1.1GHz帯域幅のベントパイプ型の衛星中継モードを用いれば、世界最高速の1.2 Gbps伝送が可能です。