今日の午前中は原稿の締切なのでウンウンと頭を使い、添削でもまた頭をひねり、気になっていた礼状を書き上げて、手紙や書き留やら入金やらで郵便局へ…。ああ、全部終ってスッキリしました。
午後は、以前俳句教室に来ていたSさん宅を訪問。ご主人が亡くなられて一人になったのを慰めるためと元気な顔を見るためにと…Fさんと二人で伺いました。
懐かしい!ちっとも変わってない!というより却って若々しくなって、とってもステキ!80歳になったからと言って辞められたんですけれど、全く歳を感じませんでした。するとむこうも負けていません。〝先生も変わりませんね~。以前より随分痩せられて、若くなっている…〟と、お互い誉め合いです。ウ、フッ、フ…
まあまあ、これも俳句の取り持つ縁です。アリガタイコト!いろんな話に花が咲いてアッという間に時間が過ぎてしまいました。また一緒に俳句をしましょうよと勧めると、もうやる気満々です。こういう話大~スキ!こちらまでやる気が出ますもの。さあ、一緒にガンバリまっしょ!
ところで話は変わって、俳句は右脳を使うか左脳を使うかという話。皆さんはどちらを多く使うと思いますか?
右脳は感性やひらめき、想像力など、左脳は理論、思考力、分析力などをつかさどるところ。では俳句を作るという作業は、何か対象物を見て感じたひらめきを五七五に言語化すること。即ち、右脳を使って後から左脳を使うということです。では他人の俳句を鑑賞するというのは、五七五に凝縮された言語を分析し、理解し、自分の感性と想像力を働かせて追体験すること。即ち、今度は左脳を使った後に右脳を働かせるということなんです。
結局、俳句を詠み、俳句を読むということは、右も左も脳の活性化に繋がるという話。これは松山市の「俳句と脳の研究会」で実証されていることなんですよ。だから、認知症予防などには俳句が非常に効果的だということ。本を読んだり四則計算をしたりゲームをしたりするよりも、脳の血流量が大きく違うらしいんです。
だから、皆さ~ん是非俳句を作ってみましょうよ。才能?そんなもの全くいらない!五七五と季語だけあればOKです。こういうことは〝思い立ったが吉日〟で、早いほどいいんですよ。
写真は、去年も載せましたが、〝御衣黄(ギョイコウ)桜〟で、八重です。もう半分以上散り、葉がこんなに出ていて、遅かりしでした。
御衣黄桜とは、ソメイヨシノが散った後、4月中旬~下旬頃に咲く桜です。サトザクラの品種の1つで、開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴です。
「御衣」とは、貴族の着物のことを意味します。緑色の花びらが、平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」(モエギイロ)に近いことが名前の由来なんです。
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