ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

ビックリポンの〝竹灯籠〟

2019年12月28日 | 俳句

  今日はまた曇り空で見るからに寒そう…今にもパラパラッと時雨が来そうでしたが、午後からは少し日が差してきました。でも、最高気温は9度、今夜も3度ですからね。今の時間はまるでエアコンが入ってないくらいにゾクゾクとしてきましたもの。

 さあ、残すところ3日になってしまいましたが、気分的にはホッとしています。きっと年賀状が片付いたからかしら…

 年末年始は留守にしますので、ブログもお休みします。それで…ウ~ン、書き残したことは???ああ、ありました。これは今年中に是非皆さんにご披露しなくっちゃ!今日でさえもう時期遅れだけど、来年になったら気が抜けちゃう~。(笑)

 もう一週間前になりますが、〝第3回 KOTOたちくま 竹灯籠ナイトクリスマス〟のチラシを貰って、どんなものか観に行って来たんです。〝ヘエッ、こんなのがあったなんて、知ってた?行って見ない?〟と、主人を誘って出かけたのが、21日(土)17時半ごろ…

 家から車で30分足らずのJR厚東駅へ。そこから会場まで、駐車場がないのでシャトルバスが運行されているんですって。こんなところで本当にあるのかしらと半信半疑で出かけたのですが、な~んにもない駅の周りは真っ暗…アッ、交通整理の人がこっち、こっちと棒を振っています。見ればもうかなりの車が停まっていますし、バス乗り場には人も集まっていて、ホッとしました。

 会場はここから1キロほど離れたところとか、バスに乗っても5分かそこらですよ。どうも先日の神楽を観に行ったときに通った道のようです。こんなところには何もなかったよね~と、いいながら着いたら…なんとビックリポンの〝竹灯籠〟でした。

 今まで竹灯籠のイベントには何度も行って見ていますので、きっと今までと大差ないだろうと高をくくっていましたが、ホントに驚きの一語ですよ。竹に穴を開けた春夏秋冬の桜や朝顔、紅葉や雪などのモチーフを、中に灯をともして見せるものです。

 直径20センチもあろうかという大竹で作ったクリスマスツリー…それに細工を施した竹の数々…それはそれは見事なものでした。これを仕上げるのにどれほどの手間が掛かったことでしょうか。わずか40戸足らずの〝たちくま〟自治会の方々が協力してのお祭りだとか。このパワーはスゴイ!

 21日(土)22日(日)の2日間だけなんですが、日曜日は竹灯籠の点灯のみ。土曜日に地元産の材料で作ったケーキや餅やうどん、焼き鳥、焼芋などの販売に、弦楽器・ヴィオリラの生演奏まであったんですよ。寒い日でしたが、火をあちらこちらで焚いていましたし、2000本の竹灯籠と人の賑やかさで寒さを忘れるほどでした。句会の後すぐに行きましたので、何も食べてなくて…まずは焼きたてホッカホカの〝焼芋〟を…とっても甘くて美味しかったですよ。みんな地域の人たちの手作りなんですから当然ですが…。

 では、その〝竹灯籠〟をじっくりと御覧下さい。ほら~、並みの竹灯籠じゃないでしょ!あ~あ写真がもっと上手だったら…どれもピンボケでゴメンナサイ!

 ところで、このイベント会場になっている〝たちくま夢広場〟(宇部市吉見)は、2017年に立熊自治会の有志が造成し、そのオープニングイベントとしてこの竹灯籠ナイトイベントが開催されたとか。それが好評で、昨年は初年より500個多い2000個の竹灯籠を手作りし、2夜限りで里山を明るく盛り上げたんだそうです。だから今年が第3回目、主催は、地域住民による実行委員会。

 この竹灯籠は全て地域住民の手作りで、その製作には、竹の切り出しから行い2カ月もかかったんだと。当日は、穴を開けて模様を作った竹灯籠、内側に色を塗った竹灯籠、厚東小学校児童が障子紙に描いた絵を活用した竹灯籠など、高さもさまざまな竹灯籠が並び、中央には高さ4メートルの「竹灯籠ツリー」がそびえていました。

 立熊自治会の自治会長さんは「小さな集落だが、『住んでよかった』『ここに帰ってきたい』と思える場所になるように住民が主体となって地域づくりに取り組んでいる。竹灯籠をともした景色は感動の一言。幸せな夜をみんなで楽しめれば」と仰っていました。ああ、本当にみなさまお疲れ様でした。なんてったってこの竹灯籠の笑顔がいいでしょ!オヤスミナサイ!


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4 コメント

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Unknown (グライセン)
2019-12-29 06:14:12
初コメです・・・
素敵な作品でした。
俳句についても勉強させて頂いています。
俳句をはじめて6年になりやっと「いろは」がみえてきたところです。来年は伝統俳句の句会に新たに踏み出す準備をしたところです。好きな俳人は中村汀女、森澄雄です。
おでかけですか・・・楽しんで来て下さい。
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Unknown (ちわき)
2019-12-29 09:32:39
グライセンさん、はじめまして!といっても、ブログではいつも拝見していますので、何だか昔なじみのような…
コメントありがとうございます。いろいろなことに挑戦できるということは、心身共に健全でないと…ということですよね。
俳句は根気がいりますが、やればやるほど底が見えないので、それが面白いかも…日々驚きの種があるものですから。それが〝若さ〟の秘訣かも…
お互いにがんばりましょう。来年もよろしく!
返信する
藤城清治 (風の盆)
2019-12-30 17:25:54
藤城清治の美術館を見たのは、昇仙峡かな
もう数十年前だが、確か「光と影絵の美術館」とか言っていたかな
光を巧く使うんだな
当時としては画期的だった
丁度、彫刻が素材を変えてきた、また抽象的ななったのと同じようだな

ピカソも抽象画と言われるが、スペインの片田舎がったかな、右から見るのと、左端から見るのでは光景が変わる絵があった
抽象化される前には、しっかりした具象画だったのだろうな

昨今、クリスマスの影響かな光をよく使うんだな
夏は花火だが、冬は光の世界を演出するな、一種の流行だな

ゲ-テは「もっと光を」を口にして逝ったとか
観光も光を見るんだな
観光地でも多くの群集が集まる場所と、閑散とした場所に分かれるようだな

昨今の光のブ-ムも、藤城清治の影響力が大きいか
あるいは物真似か

>ここに風の盆さんがコメント書かれたら…気が付くかな??? 
自らの記事にコメントが投稿されると、誰でもメ-ルで連絡が来るな
それも自らの場だけだな

数日前かな
井上陽水をNHKテレビで見た
傘がないと
聞いてみると意外といいんだな

売出当時は、傘などどうでも良いがと思うが、まあ好き好きもあるだろうが、あれはあれで良いのかも知れない
同じ九州出身で武田鉄矢が、小椋佳の白い陶磁器を聞いたら馬鹿馬鹿しくなって辞めたと

なぎら健壱のフォーク大全は名作だったな。なぎらなどは聴衆が一人の時もあったと

しかし、井上陽水にしてもオ-ケストラなんだな

顔は世に二人といないかな
しかし、顔とは人を表すかな

松鶴家千とせがいた
分かるかな 分かんねえかな

芸人だから、分かることを演じるんだな

しかし、文とは常に分かるかな が付きまとうな




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Unknown (ちわき)
2019-12-31 02:17:01
コメントありがとうございます。
私のコメントも読んで下さったんですね。
時々風の盆さんのつぶやきに、〝これ、どういうこと?〟と聞いてみたくなることがあったりして…でも、知らないことが多すぎ…。
藤城清治の影絵は知っていますよ。、美術館は知りません。「昇仙峡」とはどこにあるのですか?
松鶴家千とせ? これも名前だけは聞いたことがあるようなないような…

 夕焼け小焼けで、シャバダバダア…
 俺が夕焼けだった頃、弟は、小焼けだった
 わかるかなあ、わかんねえだろうなあ…

こんなギャグ、確かに記憶にありますが…
〝笑い〟は、人を豊かにさせてくれますし、腹の底から笑った後の爽快感は人を寛大にもさせてくれます。昔はよく見ていたのに…
最近のお笑い芸人の、あのあふれ方のスピードにはついて行けません。だから知らないことばかりなんです。
流行やギャグにしてもワンテンポもツウテンポも遅れて…娘から〝これ、知らんの~〟と、バカにされてしまいます。
でも〝まあ、いいかあ〟と、あえて知ろうとする気にもならず…、バラエティー番組はすぐに換えるか、消してしまいます。
だから余り笑わなくなったのかしら???
河島英五さんの〝時代おくれ〟という歌が大好きでした。アッという間に亡くなられて…とてもザンネンでした。
以前カラオケに行っていた頃、〝酒と泪と男と女〟を良く唄っていたっけ!あれは突然の早過ぎる死でしたね。
では、来年もよろしく…
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