今日も寒い、寒い…超冬型の天候で、凍てつく雲はびくとも動こうとしません。でも時折日は差すんですが、なんせ最低気温-1℃ですもの。昼間も寒いので、動きが鈍くなり、何事にも時間がかかり困りますね。
今日は午後句会でした。13時30分会場に着いてみると何だか賑やかな雰囲気…。すると、隣の講堂で校長先生の〝トランペット〟の演奏があるから聞きにいらっしゃいませんか、というお誘いがあり、みんなで聞きに行きました。学童保育の子供たちへのクリスマスイベントらしく、校長先生がサンタさんの格好で、クリスマスソングを次々にトランペットで演奏して下さいました。
それが済むと今度は紙芝居…句会が待っているので皆引き上げたんですが、私は出番を待っていらっしゃる方につい目が止まり、〝これから演奏されるんですか?〟と聞いてしまいました。だって狩衣装束でお二人が座って待っておられるから、興味が湧いて…。
〝写真撮らせて下さい。〟とお願いし、ブログに載せることも了解して頂きました。「龍笛」と「笙」です。是非演奏を聞きたかったのですが、私がなかなか来ないので始められないと呼びに来られる始末…困った先生ですね。(笑)でも~…残念!
兼題は「年用意」で、もちろん年末の冬の季語です。初心者にはこの季語、結構難しいかも…。なぜかというと、つい年用意の中身を詠んでしまう、要するに季語の説明をしてしまうんです。やっぱり出ましたね~。
〈カレンダー選り好みすや年用意〉〈初めての三年日記年用意〉〈念入りに部屋の掃除や年用意〉〈朝焼にサッシの汚れ年用意〉など。 カレンダーを選ぶのも、三年日記を買うのも、部屋やサッシなどの掃除をするのも、全部「年用意」の一つ。それに、カレンダーなら「暦の果」や「初暦」、日記なら「日記買う」「古日記」「初日記」、掃除なら「煤払」「煤籠」などの季語がちゃんとありますから、それを使って詠んだ方がすっきりするでしょう。
例えば〈初めての三年日記買ひにけり〉で十分だし、〈厄年や選り好みする初暦〉とか。また掃除の句は、〈蒲団干す念入りに部屋掃除して〉とか〈煤払サッシの汚れ見てよりの〉とかで十分に〝年用意〟の感じは出せるでしょう。いかがですか?では、またね。
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