おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
川島四郎著 『はき違いの栄養知識』 昭和50年5月20日 第7刷
p148一人一日に十五グラムはいる
汗をなめると塩辛い。
ピクニックや山登りで汗をかきっぱなして風に吹かれてかわくと、塩の粉(こ)がふいたように顔が真っ白になる。
手でなでるとザラザラする。
顔の面だけでも、これだけの塩が汗として出るのである。
全身から出る量を考えれば、相当量の食塩が出てゆくのである。
小便にも塩分がまじって出る。
私はかつて陸軍にいた当時、水のないモンゴルの砂漠での作戦行動をする準備として、いよいよ最後には自分の小便まで飲むことを考え、水筒に特殊な軽便濾過器(ろかき)をつけ、自分の小便をこして飲む実験もした。
そのさい、何度か自分の小便を飲んでみたが、案外塩辛いのに驚いた。
かなりよくできた軽便濾過器で、においも色もアクもほとんど取れるが、食塩分だけはどうにもとれなくて、無色透明の塩水の感があった。
結局、小便にもこれくらいの食塩が出てくるものなのである。
汗のしみたシャツ、寝小便をしたフトン、これをどんなに干してみてもカラッと乾燥しないのは、食塩分や無機成分などたくさんあって、一種の潮解作用で空気中の水分を吸うからである。
というわけで、普通に食べ、普通に働くおとなでは、一人一日平均十五グラムの食塩は、こうして失われてゆく。
だから考え方として、食塩をとり入れるという考えよりも、無くなった分を補うと考えるべきである。
そうすれば、補充することの必要性がはっきりすることであろう。
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