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陰陽應象大論篇 第五 第十二節 訳

2010-05-11 09:18:41 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第十二節


 西方生燥。燥生金、金生辛、辛生肺、肺生皮毛、皮毛生腎。肺主鼻。其在天爲燥、在地爲金、在體爲皮毛、在藏爲肺、在色爲白、在音爲商、在聲爲
哭、在變動爲欬、在竅爲鼻、在味爲辛、在志爲憂。憂傷肺。喜勝憂。熱傷皮毛、寒勝熱。辛傷皮毛、苦勝辛。






 西方は西日が当たり暑さのこもる方角なので燥を生じます。

燥は金を生じ、金は辛味を生じ、辛味は肺を養い、肺は皮毛を育てるので肺は皮毛を生ずという、相生・皮毛は腎を生じます。

肺は鼻を主ります。

自然界にあっては五気・風・熱・湿・燥・寒の燥になり、地の五行・木火土金水にあっては金となり、体にあったは皮毛となり、五藏・肝心脾肺腎にあっては肺となり、五色・青赤黄白黒にあっては白となり、五音・角徴宮商羽にあっては商となり、五声()・呼言歌哭呻にあっては哭となり、変動・五変・握憂噦欬慄にあっては欬()となり、竅・九竅・眼舌口鼻耳にあっては鼻となり、五味・酸苦甘辛鹹にあっては辛となり、五志・怒・喜()・思・悲()・恐にあっては憂となります。

甚だしい憂いは肺を傷ります。

喜びは憂いに勝ちます。

熱が甚だしいときは皮毛を傷り、寒()は熱()に勝ちます。

辛味の取りすぎは皮毛を傷り、苦味は辛味に勝ちます。

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