おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
クラシエ漢方療法推進会の資料から
・・・低体温について①―④
「体温を上げると健康になる」齋藤真嗣著 サンマーク出版 を参考にした、低体温についての資料を掲載させていただきます。
1.低体温はなぜいけないのか
(1)低体温は免疫を低下させる
低体温になると、血液の流れが悪くなるといわれています。
血液の流れが悪くなると、免疫機能をもった白血球がすばやく対応できなくなり、免疫機能がウイルスや細菌に負け、結果的に発病してしまうようになります。
また、生命体が生きていくために行われているさまざまな化学反応の「触媒」として必要な酵素が活性しにくくなるそうです。
酵素が活性化するのは37度台のときで、体温が高ければ高いほど、酵素の働きはよくなるといわれています。
このことから、風邪などで発熱した際、解熱剤などで解熱することは、免疫システムを低下させてしまうことになります。
38度以上になると解熱も必要になることもありますが、37度台では解熱剤は必要ないとのことです。
(2)体温が低いとガン細胞が元気になります
ガンを発症する人は、低体温の人が多く、また低体温だとガン細胞の増殖のスピードが速くなるそうです。
細胞には、暖かい環境のほうが代謝に適している「好気性代謝」をする細胞と温度の低い環境のほうが代謝に適している「嫌気性代謝」をする細胞の2種類があり、ガン細胞は後者に属します。
よって、ガン細胞は低体温のほうが増殖しやすくなります。また、リンパ球の一種である「NK細胞」は37度以上で活性度が上がるとのことです。
ちなみに「李可老中医」は、ガンは熱毒でなく寒毒であるとし、ガン治療に清熱剤を用いることを否定しています。
先日お見えになったお客様のお母様はガンで体温が35度台(現在も)だそうです、眠れないために抑肝散加陳皮半夏を二週間分お持ちになりました、鬱の症状も出て来たそうでCPLpurity100を勧めておきました。ガンになると不安から鬱の症状が出て来ることが多いようです。
(3)低体温はメタボになる
1日で消費するエネルギーの大半は、基礎代謝です。体温が上がると、基礎代謝量がアップするので、寝ていても多くのエネルギーを消費することになり、メタボ解消になります。
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