昌栄薬品です
新型ウイルス肺炎の中医治療情報について
今回の新型コロナウイルスによる肺炎発症、そして重症化、死亡している方は、高齢者や元々持病をお持ちの方が多くいます。
これは、元々の免疫力が弱っているためであります。
そこで、漢方的に対策をすると「衛気」が重要となります。
衛気(えき)とは、外界からの感染症に対する体の防御反応や抵抗力などは衛気が担っているとされています。
この衛気を増やすには、脾胃の機能をしっかりさせ、栄養をしっかり取ることが大切です。
また、気の運行に問題があると全身に気が巡らず、ウィルスの体内への侵入を許してしまいます。
まず、衛気を高めるには黄耆剤が有効です。
クラシエ薬品漢方療法推進会の処方では、療方昇陽や補気升陽などが該当します。
新型コロナウイルスは中国語では新型冠状病毒感染肺炎と言います。
発症は湖北省武漢です。
湖北省の中医呼吸器科の胡克(コ カツ)中医師によると、中医診断では疫病(えきびょう=熱病などの流行性病をいう)の範疇に入ります。
病位(びょうい・症状が発現している部位)は肺と脾にあり、経絡を傷つけ血に入るとしています。
そして、予防処方として2案紹介されています。
新型コロナウイルス中医予防方案
①蒼朮3g、金銀花5g、陳皮3g、芦根2g、桑葉2g、生黄耆10g(お湯で服用、お茶の代わりとして7日~10日服用)
②生黄耆10g、白朮10g、防風10g、貫衆6g、金銀花10g、佩蘭10g、陳皮6g(煎じ、毎日2回に分けて7日~10日間服用)
上記をクラシエ薬品推進会処方で再現すると、クラシエ薬品銀翹散+クラシエ薬品療方昇陽、クラシエ薬品銀翹散+クラシエ薬品補気升陽になります。
また、板藍根は中医現場ではウィルス感染の予防によく用いられます。
そこに、呼吸器を潤し、炎症などに良いとされている羅漢果を配合した、クラシエ薬品板藍根・羅漢果顆粒が最適です。
新型ウィルスに限らず、そのほかの感染症を予防するためにも、先ほどの黄耆剤(クラシエ薬品療方昇陽)+クラシエ薬品板藍根(ばんらんこん)・羅漢果(らかんか)顆粒をご活用ください。
特に外出する前には服用した方が良いとのことです。
帰宅後に更に服用することをお勧めします。
尚、罹患が疑われる場合は速やかに医療機関への連絡と受診を実施させて下さい。
ハトムギ茶のインフルエンザウイルス抑制作用についてのおしらせ
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