防犯登録と、真ともに作動しない内装変速機を何とかするため、ローロワールドリカンベンツ京都へやってきました・・・
車体調整はプロにお願いして、1998年製ブロンプトンと現行モデルの違いを比較してみることに・・・
左がビンテージブロンプトン1998年製、右が現行ブロンプトン2014年製です。その差は16年。
ローロワールドリカンベンツ京都の八木さんに協力をお願いし2014年製ブラックM6Rを撮影させていただきました・・・
左がビンテージ・ブロンプトンM5E、右が現行ブロンプトンM6R
● フレーム番号(車体打刻番号)・・・
98年製の車体番号 は「145075」、現行モデルは「420923」・・・
ちなみに2011年製myブロンプトン(カニブロ)は「346470」です。
● ハンドル形状・・・
Mハンドルは98年製の方が丸みを帯びています。基本的コンセプトは同じ。
左が98年製のMハンドル、右が現行のMハンドル・・・
● サドル・・・
1998年当時の純正サドル・・・やっぱり、現行純正サドルの方がシャープです。
現行サドルは持ち手もあって使いやすいですね。
● リア固定フック・・・
ビンテージ・ブロンプトンにはリア固定フックがありません・・・
シートクランプのクイックレリーズも進化しています・・・
● リアサスペンション・・・
旧タイプはずんぐりむっくり(笑)、現行はテーパーがついてシャープ。
● ブレーキ・フロントリフレクター・・・
98年製はブレーキの効きが悪く早目に操作しないと追突してしまうようです。(笑えない)。現行ブレーキは大きく改善されています。
● 右ペダル・・・
右ペダルの変化は一目瞭然。左ペダルの折り畳み機構は同じで、2013年モデルからひと回り大きくなりました。(写真撮影を忘れました。)
● シフトレバー・・・
5速と3速では比べようがありません。
● 内装ハブ、インジケーター・チェーン・・・5速と3速ではロッドの長さが違うようです
● フレーム形状・・・よく観察すると曲がりの始点が微妙に違うような。
まあ、ざっと大まかにはこんなところでしょうか。
ブロンプトンの歴史・・・
ブロンプトンの創始者アンドリュー・リッチ-氏が折り畳み自転車のデザインを開始したのが1975年・・・
本国のイギリスでブロンプトンが名実ともに社会に認められ今の形になったのが1987年あたりです。そう仮定すると僅か27年で急速に社会へ、いや、世界へ浸透していったことになります。
年表を見るとブロンプトンも幾多の困難を乗り越えて今があるのですね・・・
何事も関心を持って調べていくと新たな世界が見えてきます・・・
やっと防犯登録・・・イギリスで走っていたブロンプトンなので日本の防犯登録はされていません。初登録!
そして、内装変速機を何とかしなくては・・・八木さんお願い!
内装変速機を色々と診断していただきましたが、分解・清掃までは必要ないようで、一安心。私と違って、かなり変速がスムーズになってきました・・・しかし
そのままドッグ入りとなりました・・・
出来る限りノーマルで修復していただくようにお願いし、ローロワールドリカンベンツ京都を徒歩で後にしました・・・
如何に修復されるか・・・楽しみです。