平成22年11月18日、消防協会第4区幹部県外視察研修で兵庫県佐用町に行ってきました。
被害発生から1年4か月が経過しましたが、市役所の正面玄関には「災害復興本部」の看板が掲げられていました。
紅葉がとてもキレイ!
町は、山に囲まれています。
作用町役場に掲げられた航空写真、中央左寄りが中心街です。
町の中央を流れる作用川です。
視察研修場所となった佐用町消防本部の庁舎です。敏陰消防長さんから直接、お話が聞けました。
約16分に編集されたDVDの映像です。やはりテレビ放送では見えない部分を理解することができます。
平成21年8月9日、1時間降水量89.0mm、1日降水量326.5mmを記録、想定外雨量で、作用川が一気に溢れ、濁流が市街地に押し寄せたようです。
死者18名、行方不明者2名、全壊139棟、大規模半壊269棟、半壊483棟、床上浸水156棟、床下浸水742棟!
佐用川の一部か決壊したのではなく、河川の容量を超えた想定外の雨量で、濁流が一気に町を押し流したような災害のようです。
このような災害は、日本のどこで発生してもおかしくありません。
視察研修が終わり宿へ移動中です。やがて太陽が沈みます…
以上、視察研修のリポートでした。
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