加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

千倉のお祭り

2010-07-04 | 日常

今日は予報がはずれて?雨が降りませんでしたね。
午前中はゆっくり過ごし、午後から消防団の定期試運転を行ってきました。
夜、父の実家である千倉で行われているお祭りを見に行ってきました。
千倉は海岸線の地区のほとんどが昨日今日一斉にお祭りで、北部と中部、南部の3地区に分かれて、行動を共にしたりしながら集まったりします。
父の実家がある寺庭区は中部の地域です。
ここ数年、まちば(お祭りが行われている場所)に行くことがなかったのですが、息子がわかるようになってきたこともあり、連れて行くことにしました。(^o^)
20100704 久しぶりのお祭りは屋台と山車の集合場所などが変わってしまっていて、3台だけ・・・。(*_*)
ひとまずここでお祭り見物をしました。
息子は、最初びっくりしてしがみついていましたが、慣れてきた頃には楽しんでいたようです。(^O^)
寺庭区の屋台は地元の彫刻師 後藤義光(初代?)の作品であることで有名です。
彫刻のすばらしさは様々な場所で語られていますが、私の父(親方)は日本の伝統建築への造詣の深い大工であり、伝統的日本建築を設計する建築士であるので、子供の頃からこの屋台の、人とは少し違った目線から見た良さを教わっていました。
それは、低いと言うことです。
この屋台は伝統的な日本建築のルールが守られていて、高さが低く抑えられ、各所の高さバランスが良く、安定感のある構えになっています。
前の舞台部分に人が立つと、虹梁(こうりょうと読み、桁の下の柱に渡されている梁材)によって外が見えない高さ設定です。
私が見てきた屋台の多くは(特に新しい物)は人が立っても外が見渡せる物だったり、各所のバランスが悪い物がたくさんあります。
ひどい物だと、少し離れたところから見ても天井にあたる部分が見えてしまうほど高さが高い屋台や、なんかバランスの悪いものも多く存在します。
千倉地区にも数台の屋台がありますが、寺庭区の屋台のそのバランスと安定感は、すばらしい彫刻と相まって抜群です。
こんな建築的な視線から屋台を見てみると、またおもしろいと思いますよ。(^_-)

他の屋台を見るために、セブンイレブン付近まで行って見るも、いそうな気配がないので戻ることにしたのですが・・・
24時間年中無休のセブンイレブンが休業していました。
旧千倉町の大半の人がお祭りの対象となっているので、スタッフが確保できないなどの理由で、お店が回せないんでしょうかね。(^_^;)

大雨が降らなくて良かったですね。
おめでとうございました。
 
 
南房総 加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com

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