柏からイタリアニュース

イタリアの今をイタリアメディアの記事からお届けします。

アル・バーノが2018年末で歌手生活引退

2017-11-16 13:57:35 | 文化
La Stampa 2017/11/15

Al Bano annuncia il ritiro: “A fine 2018 smetto di cantare”
L’artista a Porta a Porta: «Farò il vignaiolo»


アル・バーノが2018年末で歌手生活引退を表明。「引退後はブドウ農家になるよ」と語る。

(原文)
http://www.lastampa.it/2017/11/15/spettacoli/musica/al-bano-annuncia-il-ritiro-a-fine-smetto-di-cantare-LnyZ7ddqicasZkgedz08oN/pagina.html

(番外)年金開始年齢

2017-11-08 23:40:59 | 政治
(当サイト管理人コメント)
本日(11/8)のNHK BS ワールドニュースのフランスの放送でイタリアの年金開始年齢の問題が扱われていた。イタリアでは年金開始年齢が67歳になったとしても、適用例外がたくさんあるので、年金受給者全体でみると平均は62歳余であり、フランスのそれとほぼ同じと言うことだった。なお、適用例外の件については当サイトの別記事でも触れているので読んでほしい。

イタリア銀行:年金開始年齢の見直しは後退させるべきではない。

2017-11-07 23:07:08 | 政治
Corriere della sera 7 novembre 2017

Stop di Bankitalia: «No a passi indietro sulle pensioni, rischio conti»
イタリア銀行は年金制度の後退はあってはならない、財政のリスクを高めるばかりだと見直しに否定的だ。
年金制度の改革は国家の歳出をどう評価するかという重要な問題なのだと言う。「最優先に考えねばならないことは、制度が長期にわたりバランスが取れることだ」とイタリア銀行幹部は言う。
Le riforme del sistema sono questione «chiave» nella valutazione dei conti pubblici: «La priorità assoluta è mantenere l’equilibrio lungo periodo», dice l’Istituto di via Nazionale

イタリア銀行は年金改革を後退させてはならないと改めて主張している。「年金財政を健全化し、継続性を保つには改革は不可欠である」と、政府と年金組合との第2回会合のあった日に、マダマ宮での上下両院委員会でイタリア銀行の副代表Luigi Federico Signoriniが語った。同氏はまた、現行の年金制度は、長期的に負債の大きさを注視しながらイタリア国家財政を健全な状態にするための重要な制度であり、国家は財政の継続性を保証しなければならないと語った。
イタリアが払う借金の利子はまだ増え続けており、経済に対する政治の介入により極端な経済政策は取り難く、政策の幅も小さい。 景気のよいこの期間を利用して、国家財政の健全化のために行動する必要性がある。イタリア経済は改善が続いている、と同氏は強調している。来年の政府のマクロ経済の見込みは共有されている、と語る。さらに、「財政政策上の操作の方法論で、国際的な経済、財政上の構想を変えなければ、2019年もまた見込み通りの成長に近い成長が可能だろう」と語る。
開始年齢延長の先延ばしの議論に対する忠告も忘れない。経済・財政運営上対立する方法でも良い効果があるかも知れない。でも先延ばしを叫ぶ連中の予測は不確かなものだ。今回の年金開始年齢の見直し決定をたとえそれが1年間だけ延伸することにしても、実際には予算計画の展望をより悪化させることは確かなのだ。

(原文)
http://www.corriere.it/economia/17_novembre_07/stop-bankitalia-no-passi-indietro-pensioni-rischio-conti-311d5abe-c3af-11e7-8679-22cd098c4574.shtml