5:00 ホテルをチェックアウト
5:15~5:30 カタールはタクシーが少なく手配を頼むも現在空車が無いとのこと。
ホテルのマイクロバスで空港へ 30QR(約900円)
DOH7:35/MCT9:55 QR166 カタール航空
(時差1時間。約1時間20分のフライト)
オマーンビザをマスカットの空港で取得。
しかしカタールから来たらビザ代は無料とのこと。ラッキーだ。
タクシーでマスカット市内のホテルへ。
今回の旅程で最後の宿泊ということで、前日ホテルからインターネットで宿の手配。
(booking.com)しかしマスカットは物価が高い。欧州並みだ。1泊50RO(約88EURO)
エアポートタクシーは料金表が乗り場に張られている。
空港→ホテル 8RO(16EURO。約2240円)
11時 ホテルにチェックイン。さすが値段が高いだけあって高級感あり。
でも中級ホテル。プールが小さいが一応プチリゾート気分。
13時 マトラのパキスタン料理店、ニューレストランへ
ホテルから港町の旧市街マトラへ。
タクシー代4RO(8EURO。約1120円)。ここでも定価料金表あり。
物価が異常に高い。
ここは外国人労働者向けのパキスタン料理の安食堂といった趣。
チキンカレー0.7RO(約196円)チャパティ付
水0.1RO(約28円)
すごく安くてウマイ。ようやく自分に嬉しい物価レベルに。
13:30~14:30 マトラスーク(市場)前で1時間程歌う。
現地人が集まってきて盛り上がる。
いつものように英語のカヴァーと日本語の自分の歌を歌う。
オマーンではメジャーな英語の歌も皆よく知っているようだ。
しかし気温が42度強。オマーンは湿度も高く(70%以上)、体感温度はかなりキツイ。
14:30~15:00 マトラスークを歩く。しかし殆どの店が閉まっている。
わずかに開いていた店のおやじに聞くと、マスカットは昼間暑いので殆どの店が朝と夕方以外は全て店が閉まるのだという。
またこの日は木曜日だったが、オマーンでは土日休みでなはく木金が公休日で休日なのだとか。土日が平日で木金休みというのは不思議な感じ。
この売店で350ml缶コーラを買う。 0.2RO(約56円)
インターネットカフェを探すが無いので、一旦ホテルに戻ることに。
タクシー代4RO。(約1120円)
タクシー貧乏になりそう。ホテルの選択を誤ったか。
16時~17時 ホテルでインターネットを利用。
1時間1RO(約320円)日本語NGだが、ホテルに交渉してAdmin権限を借りて日本語フォント&IME(入力パッド)を設定する。これで日本語OKに。
17時~18時 ホテルのプールへ。すごく小さい。
アラブ人の子供だけが泳いでいる。こちらが水着で泳いでいるとなんだか冷たい視線。
オマーンでは女性だけでなく、男性も肌をできるだけ露出させないのだとか。
外国人向けの高級ホテルというよりは、アラブ人宿泊客の多い中級ホテルを選択したのが間違いだったか。しかしこれでも1泊88EURO。(欧州の3つ星中級ホテルと同等価格)
外国人向けの高級ホテルは倍以上してとてもじゃないが手がでない。
アラブのリゾートをイメージしていたが、やはりドバイの欧州人向けリゾートと比べるとまだまだ(意図的にリゾート化していない?)のようだ。
ホテルでシャワーを浴びた後、新市街のルイへ。
渋滞がすごく30分以上かかる。しかし定額料金制でこれも4RO。(約1120円)
18時50分。両替をする。100EURO=57RO
19時 バスターミナルでニズワ行きの公共バスをチェック。片道約2RO(560円)だが1日2本のみ。日帰りをしようとすると現地にいられるのは1時間30分程度で、ニズワには行けても、今回のオマーンの目的である世界遺産のアフラージュ(600年以上昔からの灌漑用水路)へは行けなさそう。
ホテルで聞いた1日ツアーは一人75RO、タクシーでも料金表で50ROとこちらも予算オーバー。何か良い方法は無いか。
とりあえず腹ごしらえしながら考えようと、ルイのCBDエリアにあるオマーン伝統料理レストランBIN ATEEQ(ビン・アティーク)へ。
マスカットは魚もウマイと聞いていたので、白身魚のアラブ風ココナッツカレーとライスを注文。
(Arus Abiyadh Ma Marakh Habbar Nargeal)
2.5RO(約700円)
フレッシュ・マンゴージュース0.7RO(約196円)
水(500ml)0.1RO(約28円)
カレーといってもアラブカレーは辛くなく、ココナッツ味でマイルド。
シーフードもなかなかいける。
どこかで食べたことがあると思い記憶をたどると、2000年に訪れたタンザニアのザンジバル島ストーンタウンで食べたローカルフードであることに気づく。
ザンジバル島にある世界遺産のストーンタウンは海洋貿易拠点で栄えた町で、確かオマーンからアラブ人が侵攻しそれまで占領していたポルトガル人を追い出して気づいたアラブ人の町だ。
ストーンタウンで皆が挨拶として交わしていたサラマリ(こんにちわ)は、ここオマーンと同じアラブ語。
時間を越えて食事と挨拶の言葉、、、点と点の記憶がつながった瞬間。
なぜか複雑な歴史的暗号を解読できたかのような不思議な感情が込みあがる。
「そう、世界は1つにつながっている」と改めて感じた瞬間。
フレッシュマンゴージュースもかなりウマイ。
ここオマーンでもフレッシュジュース(Asser Fuakkah)はいける。
帰りがけにバス停&タクシー乗り場近くにあった旅行会社に飛び込みニズワ行きのツアーが無いかを聞くが、60ROと言われる。これもタクシーを手配するより高く予算オーバー。困った。
これはタクシーの運転手に直接値段交渉するしかないと、ケンタッキーフライドチキン横のタクシー乗り場で見つけた人のよさそうなオマーン人ドライバーの車に乗り、まずはホテルに向かってもらうことに。
4RO(約1120円)
ホテルへ向かう道すがら、自分が明日ローカルバスでニズワへ行こうと思っていること、しかし日帰りで滞在時間が1時間30分しかなく楽しみだったアフラージュへ行けないので、できればタクシーをチャーターしたいと思っているが、料金表を見たところ値段が高くあきらめるしかないと思っていることを話す。
すると自分が案内してやる、いくらなら行くんだ?と乗ってきた。
30ROと言うと、ニズワと2つのアフラージュを含めて40ROと返される。
35RO(60EURO)なら即決すると言うと、そこで話がまとまる。
今回の旅の最終目的地ということで、自分の出せるぎりぎりの予算。
タクシーチャーターは短期旅行の強み。長期なら間違いなくローカルバスである。
ドライバーの名前はイブラヒム(IBRAHIM)
英語もかなりちゃんと話せる運転手で、ニズワまでは片道車で2時間の距離。欧州並みの物価のオマーンで、世界遺産のアフラージュ2箇所(ニズワからローカル移動手段なし)の案内を含めこの値段なら充分その価値があると判断。
21時頃、自分の宿泊するホテルに到着し、こちらのホテルのルーム番号を伝え、彼の携帯番号を聞く。明日の朝7時30分に迎えにくるとのこと。
この日は22時頃就寝。
※写真:ドーハ繁華街(カタール)