拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

旅のお小遣い帳(2008年夏週末旅/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)



先週末旅したエルサレムの旅メモに続き、旅の小遣い帳も参考までにアップします。

日本円に換算すると少し高いですが、欧州で生活していると実質物価1EUR=100円位の感覚です。


※週末旅のお小遣い帳

○イスラエルまでの移動費用(早期予約。フライトチケット、各種税、電車賃込み):約210ユーロ

○現地での費用(ホテル代込み):約140ユーロ
・乗り合いタクシー(空港→旧市街ダマスカス門):50NIS(10EUR)
・ホテル代(シングル朝食付1泊):60USドル(40EUR)
・土曜日昼食:50NIS(10EUR)※イスラエルレストラン
・土曜日夕食:70NIS(14EUR)※アルメニアレストラン
・土曜日水:5NIS×2(1EUR×2)
・土曜日コーラ:5NIS×2(1EUR×2)
・土曜日インターネット(1H) :10NIS×2(2EUR×2)
・日曜日昼食:20NIS(4EUR)※イスラエル料理の現地安食堂
・日曜日コーラ:5NIS×2(1EUR×2)
・タクシー代(旧市街ダマスカス門→空港):200NIS(40EUR)
・生オレンジジュース(空港内):25NIS(5EUR)
上記内訳プラス雑費等


◎今回の旅での総出費合計:約350ユーロ(約5万6千円)

(週末旅行なので比較的ゆとりのある内容ですが、旧市街→空港への移動手段と食費、宿代を抑えれば260~300ユーロ程度でも充分可能だと思います)



※写真:現地の安食堂での1枚。
Hummos(左)、ピクルス(奥)、ホブス(右)、生オレンジジュース(手前)

2008年7月20日(エルサレム/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)


8:00起床 宿泊している宿(Hashimi Hotel)の屋上からエルサレム旧市街や岩のドームを眺めながら朝食。

岩のドームはイスラム教徒以外は入れないので、こうして宿の屋上から見られるだけでもここに宿をとってよかったと思う。


9:00~10:30 シンドラーの墓(Grave of Oskar Schindler)の前で歌う。
歌い終わった後、映画シンドラーのリストのラストシーンのユダヤの人々と同じように、無数に置かれた墓石の上に小石を置き、また歌い終わったギターのピックも置いた。

小石が彼の業績へのリスペクトの証ならば、自分の場合、この地で歌ったギターのピックがより相応しいと感じたから。


10:30~11:30 ダビデ王の墓(KING DAVIDS TOMB)へ
塔に登りマリア永眠教会等を眺める。


11:30~12:00 少し時間があったので、もう1度、嘆きの壁(Western Wall)へ足を向ける。黒ずくめのユダヤ教徒の人々が印象的だった。



12:00 宿をチェックアウトしヴィアドロローサの地元食堂で昼食。

Hummos+生オレンジジュースで20NIS。(4ユーロ) こっちの方が昨日食べた店のHummosより安くうまかった。

なおヨルダンやシリアでは生マンゴージュースが最高だと思ったが、エルサレムでは生オレンジジュースが最高だと思う。



12:30 空港へはセントラルバスターミナルから約30分~1時間ごとにバスがあるらしく、合計1時間30分、計バス代25NISぐらいと聞き、ダマスカス門からタクシーをひろいセントラルバスターミナルへ向かおうと思う(40NIS)が、セントラルバスターミナルの空港行きバスの前までと言うと、それなら直接空港へ行った方が良いと進められる。


幾らか聞くと200NIS(40ユーロ)とのこと。宿代と同等金額でちょっと高いが、行きの入国時でさえ別室送りとなったことを思い出し、離陸時は世界一手続きが面倒といわれる空港だし、ユーロでも支払いOKというので、少しでも早く空港に着くべくそのままタクシーで向かうことに。



13:30 ベングリオン(Ben-Gurion)空港へ到着。
空港に入る車の検問所でもパスポートをチェックされ10分待たされる。これは先が思いやられる。


航空会社カウンターでチェックインしようとするがその前のセキュリティチェックでもパスポートチェックがあり、ここでもイランの入国スタンプが問題視され別エリアで20分程質問ぜめにあう。


14:15 航空会社のカウンターでチェックイン。ここはスムーズだった。


14:15~15:15 出国ゲート前のセキュリティチェックでも引っかかる。
電気関連の全てをチェックされ、電気シェーバー1個残っていただけでも再検査となり1つのセキュリティチェックを5回も通る羽目に。


15:00~15:15 いよいよパスポートコントロールへ。これまでは表紙のまま渡して、ぺらぺらとめくるときに他国のスタンプが目に入り問題となっていたので、試しにイスラエルの入国スタンプが押されたページを開いて渡したところ一発OK。

なおこの時は各列の進行状況をしばらく見ていて、最も回転のスムーズな列(たぶん係員が比較的チェックが甘いと思われる)に並んだこともよかったのかもしれない。
(偶然かもしれないが)


15:15~15:45 デューティーフリースペース(かなり広い)のカフェテリアで生オレンジジュースを飲む。25NIS。(5ユーロ)さすが空港値段。


15:45 フライトゲート(C6)へ


TLV16:45/FRA20:00 LH687


※写真:この日歌ったシンドラーの墓とMy Guitar

2008年7月19日(エルサレム/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)

7月18日(金)夜~19日(土)朝移動
FRA22:25/TLV3:20 LH690


入国審査で別室送りに。
イランや他のアラブ各国の入国スタンプが問題視され計15分以上取調べを受け、2名の係員からあれこれと質問を受ける。(待たされた時間もあわせると計30分別室行きとなる)

4:00 乗り合いタクシーでダマスカス門へ 50NIK(シュケル) ※約10ユーロ 1ユーロ=約5シュケル

約50分でエルサレム旧市街のダマスカス門へ。ダマスカス門から徒歩10分のHashimi Hotelへ。


ホテルの入り口は開いていたものの受付は誰もおらず。
5:00~8:00 ホテルロビーのソファで仮眠。


8:30~11:30 チェックインは13時30分以降と言われ、荷物だけ預かってもらい旧市街散策へ。

聖墳墓教会(キリスト教の聖地)、嘆きの壁(ユダヤ教の聖地)、岩のドーム(イスラム教の聖地)、ヴィアドロローサ(イエスが十字架を担いで歩いた道)等へ。

岩のドームは各入り口にポリスが銃を持って立っており立ち入り禁止。

イスラム教徒は普通に中に入っていくので、中を少しのぞこうとすると、銃口を向けられ立ち去るよう強い口調で言われる。



12:00昼食。ヴィアドロローサのAmigo Emilへ。Hummos、Mutabal、Baqdunisiyh、Taboulch、Arabic Salada等が一緒になったJerusalem Plateを頼む。これが40NIS。(約8ユーロ) Hummosは卵の白身?にセサミペーストとレモンを

あわせたディップで、アラブパン(ホブス)につけて食べるとなかなか良かったが、それ以外は日本人の口にはちょっと微妙な同じ。
(アラブ風サラダもレバノンで食べたものより格段に落ちるが、まあなんとか食べられた)



12:30~13:30 ヴィアドロローサの通り沿いのインターネットカフェへ。日本語できる?と聞くと、CD-ROMを持ってきてくれ設定してくれた。1時間10NIS。(2ユーロ。約300円)


13:30~14:30 ホテルをチェックインしシャワーを浴びる。
1泊60USドル(約40ユーロ)



15:00~18:00
イスラム地区、ユダヤ地区を通ってシオン門から少し歩いた先のオスカーシンドラーの墓へ。
しかし町なかを迷って着いたのが夕刻だった為か門は閉じられている。
墓地前で1時間30分程歌う。
歌っていると人が何人も通り過ぎていき、時々立ちどまって聞いている人もいた。
そのうちの1人のおじいさんが、明日の朝は開いていると教えてくれたのでまた翌日来訪することに。



18:00~20:00
アルメニア地区を通りアルメニア料理レストラン、Armenian Tavernへ。
・アルメニアサラダ(ヨーグルトソース+スパイス+きゅうり+トマト) 15NIS。(約3ユーロ)
・Khokeniλ(ブドウの葉で羊挽肉を包んだトルマを、トマト、パプリカ、玉ねぎと一緒にコンソメスープで煮込ん

だ料理)45NIS(約9ユーロ)
・コーラ10NIS(約2ユーロ)

はっきり言ってアルメニア料理はかなりウマイ。(ブルガリア料理に少し近いイメージ)


手持ちのシュケルが少なくなってきたので帰り道ダビデの塔前で両替をする。20ユーロ→100NIS。



インターネットカフェに立ち寄り22時頃就寝。

前日飛行機の中で殆ど眠れず3~4時間程度の仮眠だけだったので、この日は熟睡。
やはりベットで眠れるというのは良い。(当たり前のことかもしれないけれど)



※写真:嘆きの壁