5月2日(土)
8:00 ユースホステルで手早く朝食を済ませる
(宿代込みの無料飯。パンとコーヒーがメインでハム&チーズ付。まあ普通だがユースにしてはかなりマシなレベルか)
トラム4番でMathenesserlaanから中央駅へ。1時間約3本。片道7分程度で1.6EUR。
(トラム内でチケット購入可能。ちなみに歩いても20分位の距離)
中央駅の長距離チケット売り場で往復チケットを購入。
Rotterdam⇔Antewerpen 往復26.1EUR(正規料金)
Rotterdam Centraal8:55/Antwerpen Centraal10:00 IC9220
(1時間1~2本程度列車あり。片道約1時間)
アントワープ中央駅から地下鉄でフルン広場(Groen Plaats)へ。片道1.2EUR
フルン広場から近くのノートルダム大寺院へ。
ここはフランダースの犬のエンディングでネロとパトラッシュが昇天する寺院。
しかし同話が日本とUKでしか知られていないらしく(1872年イギリス人作)、観光客は日本人が圧倒的多数。
(アメリカでも発表されたが、アメリカ版ではエンディングでネロとパトラッシュが死なないよう物語が変更されたとか)
日本人の団体客が大量に列をなしており(100人以上)、30分近く並ぶことに。
(日本人観光客があまりに多く訪れるので、ベルギーでも翻訳版が出版されたものの、子供1人をこのように死なせるほどベルギー人は非道ではないと、ベルギーでは不人気だとか。それもあってか、2009年春時点で教会前のネロとパトラッシュの記念ベンチは取り壊されていた)
11:00~12:00 ノートルダム大寺院(De Kathedraal ANTWEPPEN)へ 入場料4EUR。
日本人観光客の多さを物語るかのように、教会内の無料パンフレットには日本語版が。
ネロが見たかったルーベンスの絵(キリストの昇架、キリストの降架)を鑑賞。
ネロとパトラッシュが最後を迎えたキリストの降架の絵画前には、引っ切り無しに大量の日本人観光客の姿が。
絵を見られたことは感慨深いものの、ここは日本か?という程、異質な感じ。
(他国の少数の観光客もなかなか近づけないのか?、他の絵画へ散ってしまっている状態)
また個人的に教会に来たら必ずチェックするパイプオルガンだが、この教会には新旧2台のオルガンがあり、1つはかなり年代モノの由緒正しいものとか。
(旧オルガンのオルガンケースは1657年、オルガン自体は1891年につけかえられたもの。ピエール・シュヘイヴェン作。もう1台の新オルガンは1993年設置。スイスのメツェル社製)
弾いてみたい衝動にかられるがぐっと我慢(笑)
12:30~13:30 フルン広場近くのブラスリー、ドゥ・タロールケス(De Taloorkes)で昼食。
フランドル風カルボナード(牛肉のビール煮込みシチュー)15.5EUR、ヒューガールデン(グラス)2.5EUR。計18EUR。
ベルギーの食事は本当に日本人の口に良くあう。
13:30~14:45 フルン広場から中央駅まで、アントワープの町をぶらぶらと歩く。
途中De Sire de lille(デズィレドゥリール)でベルギーワッフル(ハニーワッフル)を食べる。
焼きたてはウマイが、個人的にはブリュッセルの町中で色々なトッピングと一緒に食べる、ブリュッセルワッフルの方が好み。
Antwerpen15:00/Rotterdam16:06 (約30分遅れで16:40頃到着)
16:45 駅前のツーリストインフォメーションでチューリップはどこに行けば見られるかを尋ねると、キューケンホフへ行けと言われ、行き方や時刻表、値段等の情報を聞く。1年のうちで4~5月中旬頃しか見られないらしく、せっかくなので明日行ってみることに。
17:14?~17:20 トラムで宿へ。1.6EUR
トラム駅近くの酒屋でコーラ500ml×1、水500mlを買う。1本1EUR。
17:45から18:30 宿からロッテルダムのランドマークであるユーロマスト(展望タワー。高さ185m)まで散歩。
フランクフルトしかり、ケルンしかりよく似たものは各地にあるので、ああこれかといった程度で感慨なし。
この日は出費が少しかさんだので夕食を抜く。
21時頃就寝。
※写真:ネロが見たがった寺院内にあるルーベンス作「キリストの降架」