サッカー日本代表の中村俊輔選手が、長年の夢であったリーガ・エスパニョール(スペイン1部リーグ)へ挑戦することになりました。
バルセロナに本拠地とするRCDエスパニョールへの移籍ということで、同じくバルセロナに本拠地を置く世界屈指の人気クラブ、FCバルセロナとのカタルーニャ・ダービーが今から楽しみです。
今月31歳ということで、サッカー選手では一般的に現役生活の最終章になる年齢だと思います。
ワールドカップも来年に控え、コンディション等を考えて現役生活の最後は故郷日本でという気持ちになりそうなところですが、横浜への復帰ではなく、かねてからの夢であったスペインへ挑戦するというのは、正直スゴイと思います。
自分も30歳を過ぎてから海外生活を始めたこともあって、日本語・英語以外の公用語の国で仕事・生活することの大変さを身にしみて感じていますが、それでも年齢に関係なく自分の夢にチャレンジするその姿勢には共感を覚えます。
中村選手がJリーグの横浜からイタリアのレッジーナに移籍を決めた、そして日韓ワールドカップが開催された2002年当時、自分は横浜の桜木町に住んでいました。
現在日本代表の中心選手の1人であるDFの中澤選手もそうですが、2002年W杯のメンバーから落選し、その挫折を乗り越えた先の現在の成功ということで、本当にすごいと思います。
どこへ行っても基本的にやることは同じだとは思いますが、一方で他の業種と同じように、サッカーもチームプレイということで、環境が変われば役割、求められることも現場ごとで違うと思います。
色々と大変なことも多いと思いますが、中村選手のスペインでの成功をお祈りしております。