拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ドイツが決勝進出!!!

2014-07-09 | その他


W杯のファイナルには、地元ブラジルを破りドイツが進出です。

それにしてもこの点差は、すご過ぎますね。。。

6年住んだドイツ(週末サッカースタジアムに通い、年金もらえる資格も頂いた第二の祖国???)が決勝進出ということで、喜ばしい限りですが、ネットで騒がれているような実力差は正直無いと思っています。

チアゴ・シウバとネイマールがいれば、結果はどうなったかわからないですが、これもW杯なのでしょうね。
(ネイマールの不在以上に、現在世界最高のCBとも言われるチアゴ・シウバが抜けると、まさに別のチームという印象で、それだけ今大会のセレソンにおける彼の存在の大きさを感じます)

ただクリンスマンのアシスタント時代から数えると、レーヴ率いる今のドイツ代表チームは同じコンセプトで3大会を戦って来ていますので、チーム成熟度はどの国よりも高く、シウバ不在でバラバラになったブラジルとの「チーム完成度の差」が出た試合だったと思います。


なおこの試合のもう1つの注目は、クローゼがW杯の歴代得点で単独首位にたったことでしょうか。

2002年の日韓W杯の決勝で、横浜のスタジアムで彼のプレーをみてから12年の月日が経ちましたが、彼がW杯最多得点者になるとはあの時誰も思いませんでした。(その決勝戦の相手は、今回彼が記録を抜いたロナウドのいるブラジルでした)

彼は9歳でドイツに移住するまでポーランドで生まれ育ちました。

ドイツでは9歳で人生が決まる(進学できる学校か職業訓練校かに振り分けられる)のですが、彼は後者で大工の修行をしていました。

時代が違えばサッカー選手ではなく、大工だったかもしれないと考えると、世の中は不思議な力が働いているような気がします。
(プロサッカー選手になるまでは、実際に大工として働いていたそうです)


この目に見えない不思議な力と関連するかどうかわかりませんが、実はネイマールとシウバの欠場が決まるより前から、なんとなくブラジルはセミファイナルまでのような気がしていました。
(スピリチュアルな話をしている訳ではありませんが)


同じレベル感で見えない力が働いて、何となく今晩のもう1試合はアルゼンチンが決勝進出しそうな気がしています。

さて結果はどうなるでしょうか。


W杯ブラジル大会も残り僅か3試合です。