拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

旅ブログパート2

2008-05-26 | その他
何となくふと思い立ち、旅ブログパート2を作ってみました。

http://4travel.jp/traveler/katokitijp/


これまで自分の旅ブログは方向性的にはクローズドなものでしたが、少しずつ引きこもりをやめてみようかと。
(ニートな旅人ミュージシャン???)


まだ完全に住み分けはできていませんが、これまでどおりこちらのgooブログがメインで、旅と音楽はもちろん自分の日常的な出来事をアップして行こうと思っています。


4travelのブログは不定期更新で、ライトな旅の記録を一般の方々ともシェアしてみようかと。
ただの気まぐれではありますが。(かなりぶっちゃけ)


最近自分のブログを朝起きて読んでみると、「こりゃよっぱらいおやぢのたわごとだな」と思うことが少なくないのですが、「旅&音楽=人生」と自分は考えているので、人生は楽しいことキレイなことばっかりじゃないだろうと。

ここではよい部分だけじゃない全部ひっくるめた部分を語っていこうと思っています。
(ぼやき&戯言かもしれませんが。汗)


4travelの方は「旅の楽しさ」を前面に出して、「爽やかにお届けしよう」と思っています。

そういえば「爽やかに」というのは、10年以上前にメジャーでCDを出したり、自分のラジオ番組をやっていたころ、関係者に口ずっぱくよく言われた言葉だったことを思い出しました。

まあ元々地が爽やかではないので、売れなかったのは、そもそも無理があったということなのでしょうが。(自虐的)


。。。それにしても4travelのプロフィール写真、若すぎか???
(最近自分の写真をあまりとってないので。苦笑)

鮮烈な青色に彩られたイスラム寺院(シラーズ/イラン)

2008-05-26 | 旅フォト(中東)
引き続きシャー・チェラーグ廟の写真です。

有名なエスファハーンやマシュハドのモスクに代表されるように、イランのイスラム寺院は青色のものが多いです。
(アラビア半島ではブルーのモスクはあまり見ませんでした)

このシャーチェラーグ廟も、門の裏側を見上げると驚く程の青でした。

なお信者以外は内部に入れませんが、シャー・チェラーグ廟の内壁とドーム天井は鏡のモザイク張りになっているとか。

シャー・チェラーグ廟(シラーズ/イラン)

2008-05-26 | 旅フォト(中東)
宝石のような青いドームを持つシャー・チェラーグ廟。
835年にシラーズで殉教したシャー・チェラーグ(エマーム・レザーの弟)の聖廟とのこと。
内部は信者しか入れないようですが、モスクの前は広場になっており我々外国人でも気軽に立ち寄れます。

シラーズでのショートステイ(イラン)

2008-05-26 | 旅フォト(中東)
今日はシラーズ旧市街のシャー・チェラーグ廟の写真を少しアップします。

ペルセポリスを訪れる際の拠点としてシラーズに滞在しましたが、シラーズにあるシャー・チェラーグ廟はなかなか見ごたえがありました。

今回フライトが一杯でイスファハーンへ立ち寄れず非常に残念でしたが、この素晴らしいモスクよりも一回り以上大きいエスファハーンを想像し、その信仰の強さを改めて感じました。


ナグシェ・ロスタム(イラン)

2008-05-25 | 旅フォト(中東)
アケメネス朝ペルシャのネクロポリス(王家の墓)である、ナグシェ・ロスタムの写真を少しアップします。

ペルセポリスのついでに?立ち寄ったのですが、雰囲気があって意外によかったです。

正面右手のものがペルセポリス最盛期の王、ダレイオス1世の墓です。

名も無き雑草にしかできないこと

2008-05-24 | 旅人のひとりごと
「なりたい自分」と「現実の自分」


たとえその距離は遠くても、なりたい自分に一歩ずつ近づいていく。

なりたい自分の姿を持つことはとても幸せなことだと、そう自分は思っています。


でも一方で、ふと気づくと現実の自分との距離感に焦りを感じたり、いらついたりしている自分がいます。


「いまの自分に満足できないことはとても不幸だ」


先日そんな言葉をごく近しい人から貰いました。


ずっと音楽をやってきた自分にとって、何も無いところから何かを生み出すことは最高の喜びです。

創作を志す人間は決して現状に満足してはいけない、そんな風にいつも考えてきました。

でもそんな自分の姿は、人から「不幸な人生」に映るのかと、その時はちょっとむきになって言い返し、口論となりました。



1人で旅をしていると、普段の生活でなかなか感じにくい沢山のことを学びます。

「幸せ」とは誰かに与えられるものや認められる類のものではなく、自分自身で「感じるもの」。

そうたった1個のおにぎりにだって幸せを感じられることは、旅の中で教わったこと。


自分自身の持つ価値観に、そして自分が思い描く進むべきその姿に自信があるならば、人から何を言われようと、どう思われようときっとにっこり笑って「僕は幸せだよ」とそう言えるはずなのに、むきになって言い返してしまうのは、自分自身に自信が無いからなのでしょうか。



今できることを1つずつ、前を向いて1歩ずつ歩いていく。


それが正しいかなど今の自分にはわからないけれど、今の自分に必要なプロセスであるとそう信じています。




今日よりも明日、明日よりも明後日に、なりたい自分に1歩でも近づけるように。


※写真:家の近所の草むらに咲いていた花(08年春)