FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX  なかなか落ち着かない為替相場 そろそろ感もありますが

2023-03-24 08:00:44 | 日記

おはようございます。3月24日金曜日です。広島は曇り、1月や2月のことを思えば、温かい最近の天候です。早朝でも今朝は15度もあります。日中になると、20度近くになるという予想になっています。

最近多くの花が咲くようになり、花に関心を持っていると、鶯の声を耳にすることがなくなったようです。耳を澄ませて、聞き拾おうとしますが、そのようなときに限って、鳴いてくれないような、、。今の時期は、鶯の鳴き声は、黄金山麓から多く聞こえてくるはずなんですが、そうなっていないということから、自然は何か「異常」を感じているのでしょうか。

花で考えると、一部、樹木では花が咲かなかったものもあり、「異常気象」を想起させそうなところもあります。この夏は、「冷夏」になるという気象予報が出てきました。その影響が出始めているのか?

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場ともそろって上昇して引けています。しかし、複雑な動きをしています。FRBの利上げはもうないだろうという観測を市場はし始め、株式市場は大きく上昇していましたが、米国内の金融不安が落ち着かず、戻り売りに遭遇したようです。そのような中で、イエレン財務長官が「預金保護の拡大を検討する」と発言し、安心感も出て、再度買戻し機運が出て、上昇して引けた、というところのようです。

 

FOMCによる利上げは、深読みすると、年内にあと1回あるという内容になっていると思われますが、これよりも、国内の金融不安の方が市場に与える影響は大きくなっているようです。

米国ではGSやJPモルガンチェースなどの大手金融機関が、中小金融機関へ資金増強の動きをしています。FRBやEU,日銀等六つの中央銀行は、連携してドル資金の流動性維持のために、市場へドル供与を行っています。

これらのことから、米国内での金融不安は徐々に弱まっているようですが、預金引き出しがまだ出てきている中小銀行があるようで、これが落ち着くまでのはもう少し時間が必要なのかもしれません。

株が買われて債券は売られ、利回りは上昇、かと思えば、利回りは、今週は下げ傾向、、、。

これはFRBの利上げはもうなくなったとする市場の読みがあると思われ、金利低下を歓迎する、特に、ナスダックの株価上昇が大きくなっていると思われます。国内にある金融不安が落ち着いてくれば、ドル需要も高まり、ドル円相場も値を戻す展開になってくると推察できるようになると思われます。

米国では、最近、中小企業が資金調達を行う場合、銀行から融資の厳格化が行われているようで、資金調達は少し困難な状況になっているようです。資金が回らなくなると不況へと向かう恐れもありますが、これはFRBの望むシナリオかもしれません。

ここまでの動きから考えると、今年のドル円相場は、これから上値としては135円付近を目指すものになってくるかもしれませんが、その後は、再度下降傾向となって、レンジを作り、何かの契機を待って、再度の反発を年末へ向けて行うようになるかもしれません。長いシナリオには拘泥しませんが、、、。138円~142円付近までの戻しはまだ出てくる、というシナリオもまだ持っています。

現在はそろそろ4月ということを考えると、これから8月下旬ころまでは、何度も上下して、レンジで相場は動き、9月になって上昇機運が出て、という年間動向のパターンになってくるかもしれません。

 

市場は、落ち着く材料を徐々に手にしているように思われます。そうなると、「絶望の中に幸福の芽が出てきた」と考えるようになり、そろそろ、株もドルも買い戻しを行ってくるようになる、ということが推察できるようになると思われます。

 

本日は金曜日です。買い戻しが出ても、上値は重い展開が想定されます。まだ130円割れを伺う短期の投機筋が存在するようですから、上値が重いだけではなく、まだ下振れする恐れもあります。これは、米国での金融不安が払しょくされるまでは続くことかもしれません。

季節は、今年も、多くの花を咲かせてくれました。相場は、いつになったら思うような花を咲かせてくれるのでしょうか。花が咲けば、近いうちに果実を収穫できると思うのですが、、、。それは「買い」の果実か、それとも、「売り」の果実か。花にもいろいろあるようです。

 

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」、「百合」」も「買い」、「シクラメン」も「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、131.220円超、「売り」は、131.220円以下、「買い」は、130.549円以下の場合となっています。

FPVは、130.920円、R1は、131.520円、S1は、130.178円となっています。

 

相場的には、本日24日と28日火曜日に何かあるのかもしれません。経済指標をチェックすると、本日はPMI、28日には消費者信頼感指数が出てきます。これらを意識し、この結果次第で相場を動かす、という意思なのかもしれません。

市場は、まだまだインフレ傾向や利回り動向に着目してるのかもしれません。行き過ぎれば、これを修正するという動きも出やすくなってきていると思われます。

相場はこれから日足の、一目、雲下限へ向けて向かうのかもしれません。今のところは上か下か、とディーラーにも気迷いがあるかもしれません。彼らが安全策に出てくると、相場は下振れしてくる恐れはありそうです。要注意。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 12時50分です。ここまでの動きでは売り方優勢になっています。相変わらず上値の重さがあります。今夜の指標を待つつもりでしょうか、動きは少し緩慢。

動くのは下方向か、、。欧州勢が取引参加してくると、130.00円狙いが出て、勢いが出てくると、そのまま、今夜のオプションNYカットの一つ、128.75円狙いで来ることも想定できます。129円台を通過するつもりのような情報もあります。一応要注意。

今夜の指標次第、、、、。

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