おはようございます。3月26日日曜日です。広島は雨、気温が下がり少し寒い。最近、服装が冬に戻ったり春になったりと着替えに少し神経質な状態です。夜の寝具も、いつ冬用から春用へ切り替えるか思案中。こちらはやはり4月になってからかもしれない。
そういえば、菜園への植え付けもそろそろ考える時期になってきました。一週間前に苦土石灰を混ぜて耕し、本日午後に有機肥料をさらに混ぜ込む予定にしていましたが、雨のため延期に。今、植え付けを考えているのはきゅうり、ネギ。4月に植え付ければ、収穫は6月上旬頃からになりそう。
さらにさらに、桜の開花が急に進み、県内どこもかしこも満開か満開近くまで咲いてきたようです。県北地方まで満開状態とのこと。例年なら、4月中旬頃まで桜が咲き誇っている県北地方です。4月上旬にまた県北地方へ出かける用事が既にありますので、県北地方の桜の名所を巡る予定も入れつつありましたが、これはだめになるかもしれません。
しかし、近場では、黄金山に登り、桜のトンネルを堪能したいと思います。その時はオリを連れて出かける予定。少し好天が続き、足元がしっかりしてきたら行うつもりです。天候と桜の咲き具合を確認しながら登山日を決めたいと思います。
さて、今週の言い訳です。
米国では、まだSV銀行に始まった銀行の破綻などによる金融不安が解消されていないようで、市場は、まだリスクオフ状態のようです。
FOMCは通過しましたが、SV銀行の経営不安をFRBがいつ知ったか等が出て、FRBへの責任追及も出始めたとか。
SV銀行破綻不安をFRBが知ったのは9日のようで、10日には破綻報道が出ています。
しかし、これよりも責任を追及されそうなのが、SV銀行の地元、サンフランシスコ地区連銀。この連銀の役員として、地元銀行の代表者としてSV銀行の代表者が名を連ねているようで、地区連銀として銀行破綻を防ぐことができなかったのか、今後も議論が続きそうです。
欧州では、CSの経営不安にスイス中銀を始め、世界の中銀6行が連携してドル資金を市中へ供給し、ドル流動性を維持するようです。
しかし、欧州では、もう一つの不安材料があるようです。それはドイツ銀行。銀行側は、財務は健全で資金は十分あるとして、不安を払しょくする努力を行っています。やはり出てきました。CSが経営不安になった材料はアルケゴス破綻です。ドイツ銀行もCS同様にアルケゴスに対して多額の融資を行っており、アルケゴス破綻で多額の損を出しています。
短期の投機筋は、今、ドイツ銀行追及へ動き始めたかもしれません。その判断材料として、ドイツ銀行が発行した債券のCDSを求める動きが活発になっているようです。
投機筋はドイツ銀行破綻の「賭け」に出てきたかもしれません。悪い時には悪い材料でさらにたたき込み、利益を手にする投機筋。善悪の判断など微塵もありません。
ドイツ国内もインフレ率は高止まり状態。金融引き締めが必要な状況と思われる中での不安材料。このような環境で金融引き締めができるかどうかになりそう。
CSの場合は、筆頭株主が資金投入支援を断ったという事実があります。ドイツ銀行には、まだこのような情報はありません。
金融不安の報道が出始めると、当該金融機関は「資金は十分ある。心配ない。」旨の発表を行います。しかし、この時には「既に遅し」、という状況になっているケースが過去の事例からほとんどといいます。SV銀行もドイツ銀行も「資金は十分ある、心配ない」旨の発言をすでに行っています。気がかり、、、。
ドイツと言えば、ロスチャイルド財閥の発祥の地です。ロックフェラー財閥ほどは世間の目にさらされていませんが、ロスチャイルド財閥も、一時経営不安がささやかれたときがあります。その時は欧州に保有する広大な不動産を売却するという報道が出たとき。
記憶は定かではありませんが、そう昔の話ではなく、ここ10年以内のことだったと思います。
昔ほど財力はなくなっているのかもしれません。昔の話で恐縮ですが、英仏戦争やスエズ動乱、第1次や第2次の世界大戦などの紛争時、どの国も戦費を賄うために、国債を発行しましたが、その引き受けは、ほぼロスチャイルド財閥。第2次世界大戦のときには、時の英国首相チャーチルは「国にはもう金がない」と発言。
英仏のワーテルローの戦いでも、英国は戦費をロスチャイルドをはじめとする金融機関から借り入れています。
投資家は、ワーテルローの戦いが英仏戦争の結果になるとみて、その決着がどうなるか注視していました。当時の英国では、すでにロスチャイルドの動きはほかの金融機関からマークされていて、ロスチャイルドが買えば我々も買う、売れば我々も売る、というような状況になっていたといいます。
投資家は英国が負けると大損しますから、戦況と併せてロスチャイルドの様子を見ていたようです。そうすると、「ロスチャイルドが陰鬱な顔つきで、国債を売った」という情報が流れ、皆がこぞって英国国債を売りに動いたといいます。この結果、英国国債は大きく値下がりし、皆が大損するかのように見えましたが、皆が皆、英国国債を売り切ったような雰囲気が出たところで、ロスチャイルドは英国国債の買い戻しを一気に進め、買い占めたといいます。その後、ワーテルローの戦いで英国は勝利。これでロスチャイルドは膨大な利益を手にしたといいます。今も昔も稼ぎ方は同じようです。
英国では、英国ロスチャイルド家当主に対して、サーの称号を授け、広大な土地保有を認め、現在も名門として活動されています。ただ、英国ロスチャイルド家には昔ほどの財力は今はもうないようです。現在の英国の当主は女性で、音楽関係者になっているとか。
ちなみに、ロスチャイルド家は、ドイツ発祥ですが、ここから、フランス、イタリア、英国、オーストリア(だったと思います)に子供や兄弟を住まわせ、相互の情報交換を行いながら、事業展開を実施し、財力を増やしていったといいます。
新大陸として米国が注目され始めると、ここでの事業展開も考えたようですが、直接は手を出さないこととして、米国はロックフェラーに任せたようです。しかし、ロックフェラーは初代がやり過ぎたと思われ、米国内での反感が強く、ロックフェラーファミリーは団結が弱まり、今は財団のみかもしれません。以前は米国副大統領を輩出したファミリーです。これもそう昔のことではありませんが、ある時、当代ロックフェラー当主は「組織」からの追及を受け、インドで暗殺され、ロックフェラー家は途絶えたとされているようです。ロックフェラー家は、特に初代が稼いだ膨大な利益を基に、その後、金融業界、GSなどへ資金を提供していたという状況もあるようです。
米国の大手金融投資会社は、ロックフェラー系とロスチャイルド系があるようです。歴史や設立の経緯を知っていると市場ではないところで、面白いと考えるところもありますね。
現在でも、戦争の裏には巨大金融会社の資金が流れているといわれています。これは表立って報道はされていません。どの国も、自前の戦費は持てない環境のようです。本邦も、日清戦争か日露戦争の時の戦費をイギリスで調達し、これに応じたのは英国ロスチャイルドだったといいます。
余談かもしれませんが、日本も、国債を発行して資金を調達していますが、この借金は全額返済している世界で唯一の国です。他の国は、「支払えないから棒引き(免除)してくれ」と言い、それが認められているようです。真面目に返済した日本、この点はなぜかほとんど報道されません。日本では当たり前でも世界では異常なのかもしれません。
話が飛びましたので戻します。
ドル円相場は、まだ反発開始とは言い切れないものがありそうです。
先週金曜日に、129.639円まで押し込まれています。最近のドル円相場は、日々に近いくらいの頻度で安値を更新中。
これは市場にはまだ下押し勢力が強く存在することの証左と思われます。
先週金曜日のNYタイムでの戻しを観ると、「上へ行くか」と考えそうになりますが、この戻しも一時的なものとなり、これからまた、「戻り売り」が出て、押し込まれるようになるかもしれません。
日足で、節目となる安値をチェックすると、① 2023年1月16日の127.216円、② 2023年2月2日の128.079円、③ 2023年2月10日の129.802円があります。
先週金曜日につけた安値は、④ 129.639円です。相場的には、③ 2023年2月10日安値を意識した展開となったようです。
しかし、③のレベルを割り込んできていることから、まだ下突きをあきらめていないということも意識されます。
これから向かうのは、②の128.079円かもしれません。
今のところは、28日火曜日のオプションNY カットが128.50円にあるようですから、ここを狙う動きも先物主導で出やすくなっているかもしれません。消費者信頼感指数(コンファレンスボード)を材料視しているかもしれません。この結果如何で相場は上下するかもしれません。
明日以降、どの様なオプションNYカットの設定が出てくるか注目しているところです。
②の128.079円は①の127.216円チャレンジ失敗したときの安値です。再度チャレンジの雰囲気を作りながら、これからの相場は、127.216円を最安値として、作り上げてくるものになるかもしれません。
①の安値127.216円と、3月8日高値137.912円でフィボを考えると、先週金曜日の安値、129.639円は76.4%押しになっています。これは、そろそろ反発開始、を匂わせる一つになってきます。
日足や週足チャートを観ると、複数の支持線や抵抗線らしきものが見受けられます。まだまだ動きとしては、相応に上下しそうなパターンになっていると思われます。
現下の相場は、下押しする材料には事欠かないようです。これに乗じて相場を下ブレさせようという投機筋も存在すると思われます。英仏のワーテルローの戦いのときのロスチャイルドの動きを思い起こしてください。
長期資金の動きはまだ顕著なものはないように思われますが、「この辺が底」と感じるようになれば、資金を投入してくると思われ、年末相場へ向けた一手を打ってくる可能性はありそうです。
相場サイクル説の一つでは、2023年末頃、170円付近までドル円はドル高円安へ向かうというものがあります。現在の相場は下向きということから考えると、積極的に「そうだ!」という考えは出てこないかもしれませんが、相場の循環ということからは、このような値動きも考えられるというものです。
年末まではまだ遠い。今考えるのは難しい、と言えばそれまでのこと。
今は、安値127.2円付近と137.9円付近のレンジで上下する相場になっているかもしれません。この範囲で、どちらを抜けていくか、になりそうです。
相場は、「まだか、それとも、まだか」を考えるレベルになっているかもしれません。
昨日の釣果は、貧果。誰も、満足いくほどの釣果はありませんでした。潮がまだ冷たすぎたか、という感想で、皆慰め合い。次は、もっと暖かくなってから、ということで一致。
朝降っていた雨もようやく上がり、陽射しが出てきました。そろそろオリと散歩に行こうか、と考えています。
今週も訪問いただきありがとうございました。合掌