上の写真は、中に入り込んだ爪を切った翌日のものです。
去年の夏ごろから大福の左足の親指が化膿してくるようになりました。
最初はよくある原因の化膿かと思っていました。爪の側面にある小さなトゲみたいなものを抜いたりすると、よく化膿しますからねぇ。
あれ、分かっちゃいるけど抜いちゃうんですよ、私も。
ピョコンと飛び出てくると他の指に当たったりして、抜いたら化膿する…と思ってしばらくは我慢するんですけど、そのうち「えいやっ!」と抜いて、あとで後悔する(笑)
大福の化膿もそれかと思っていたのですが、どうも2ヶ月くらいで化膿→治癒→化膿→治癒…と繰り返していたので、これはおかしいな、と。
聞いてもそのトゲみたいなものは触ってないと言うし、しかも化膿を繰り返していたからか治っても爪の横の皮膚が固く盛り上がったまま。これはなんか異物が皮膚の中に入り込んで取れないまま、再びそこから化膿してきているんじゃないか…と。
──とはいえ、本当に異物が入っていたら、人間の体は優秀ですから化膿して中の異物を外に出すようになっているので、その可能性は低いんですけど。
そんなわけで、6月に皮膚科にかかりました。
処置は、爪を縦に切る事でした。
これは何度も繰り返して、繰り返すたびに爪を切る…それを繰り返していくうちに段々と化膿しないようになってくるとの事。
それから約3ヵ月後、再び化膿してきたので皮膚科へ。
前回は麻酔なしで処置をしてもらいましたが、本人が処置の痛みを思い出すと皮膚科に行きたがらなくなっていたので、今回は局所麻酔をお願いしました。
まぁ、局所麻酔も痛いんですけけどね(^-^;)
それでも局所麻酔の痛みの方がマシだという事で、今度からは麻酔をしてもらう事にしました。
ただ、今回は爪の切り方が甘かったのか、2週間たっても炎症は収まらず…。
再び皮膚科に行ったら、今度はかなり奥まで切ることになりました。
そこで、傷口をよく見せてもらいました。
表から見るだけでは巻き爪には見えません。でも、根元の方はかなり皮膚に食い込んで刺さっていたみたいでした。
そして話を聞いていると、どうやら成長で体が大きくなる事、体重のかけ方のバランスが変わった事などにより、小学5年生辺りからこういう症状が出てくるのが多いそうです。
大福の場合は左足親指の人差し指側に力や体重が大きく加わわり、爪が伸びていく段階で、まるで長い時間かかって木の幹が異物を飲み込んでいく如く、皮膚の中に爪が入り込んでいくようです。
2ヶ月に1回爪を切り、それが段々と3ヶ月に1回、半年に1回…と炎症回数が減り、中学2年生くらいまでには大体、みんな皮膚科に来なくなるかなぁ…と言っていたので、これは、長期戦になるようです。
いやぁ…それにしても、必死に痛みを我慢しているのを見ると、ちょっと胸が締め付けられますね…。
逆に「痛いー! 痛いー! ギャーーーーー!!」とか叫ばれると、その胸の締め付けはないと思われ…(笑)
だって、子供に限らず、大人でもギャーギャー言っている人より、寡黙で頑張っている人の方を応援したくなったり手を貸してあげたくなりますもん(笑)
ま、そんなことで、必死に我慢していた大福には、帰りにコンビニに寄ってご褒美を買ってあげる…という事をしておりますが…。
はぁ~…。
でもそうか…。
長期戦かぁ…。