京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

豆漬の漬け込み、一か月半経過。

2014-11-24 11:58:03 | 妻!の料理

前に頂いた青森特産毛豆の豆漬を無性に食べたくなることがあり、

この秋は毛豆を取り寄せて漬け込みました

 

楽天市場の北彩産直ショップ青森・いたや毛豆 3キロ購入

有機栽培で、皮の色は年季の入ったような色ですが、大粒で立派

硬めにゆでた豆を一晩水につけておいてから、塩水で漬け込みます。

塩水はだいたい4~5パーセント

強めの重石をして寝かせます。

今回は、張り込んでホームセンターで小さい重石と押し蓋を買ってきました。

漬けもん屋ですが、これは自家用です

 

さらに、気になったので、おススメ!とご紹介いただいていた

「道の駅つるた鶴の里あるじゃ」さんでも3キロ購入

 鶴田と板谷は隣町みたいです

私にしては珍しく、FAX&電話&農協前払いのスピード即日発送をしてもらいました

こちらのお豆は、いたや毛豆より若干小ぶりだけど、青くて若々しい

古漬けにするには丁度よさそうです。

で、味比べをしてみようと思ってたんですけど

1週間後の漬け替えの際に、時間がなくて、結局二種類の豆をごっちゃにしてしまいました

いい加減な志です

 

言い訳をすると・・・

豆漬1週間後の発酵の匂いが強烈で動揺してしまって

「どぶくさい」とはネット情報で聞いていたけど、ああこの匂いか~という匂いで

豆はタンパク質が多いから、多分発酵の匂いもすごいのだと思います。

ああ~これは店裏に置いとけないや、と思ったので、慌てて塩水を作り、

中身をきれいに洗って漬け替えました。

↑ 上のネット情報にあったけど、塩水を何回か替えているうちに、匂いも洗練されてきて、

梅干しみたいに何年も保存できるらしいです

 

でも一回漬け替えただけで、発酵のぶくぶくの勢いも落ち着いて、

匂いも良くなりました。(乳酸発酵の良い香り

 

そして、漬け込み1か月半後の本日、11月24日。

 

良さそうな菌が浮いています

塩水がたっぷり入って、重石もしっかり聞いていると、状態が良いですね。

もう一つの大瓶は・・・

液が濁っていて、ちょっと微妙。中の豆にも白い膜ができているぞ

青いカビが浮いているから、こちらは、近いうちメンテナンスが要りそうです。

 

一番小さい簡易容器のものを樽だししてみました

いい色~いい香り

まだまだ若い色

豆の皮もしっかりしているし、熟成できそうですね。

味は、ヨーグルト風な酸味、しば漬とかに共通する発酵の香り、

茹で豆でも美味しい豆ですが、発酵すると、また違った甘味やコクが出るから不思議です。

一個食べたら、勢いで10房くらいは食べてしまいます。

メンテナンスもちゃんとして、1年越し、2年越しとか、熟成させてみようと思います

 


山椒の塩漬け・漬け込み中。

2014-11-24 09:52:53 | お漬物の話

ありがたいことに、私(妻!)の摘み取り・企画の「限定大原産・山椒の塩漬け」が完売しまして・・・

それに味をしめたわけじゃないですけど、

リクエストを頂いたこともあって、山椒の塩漬けを作っています。

今回は、自家製山椒ではなくて、神戸か九州産。

神戸の若!弟宅の山椒と、大量購入した九州の山椒とどちらか分からないですけど

ものは大粒で良質です

妻!言いだしっぺなので、製造管理は自分でします。

伏見酒蔵開きも近いし(下記参照)、年末年始の需要も大きいかな、と思っておりますが、

そんなに売れないときは、熟成させて山椒の古漬けにしようかな

おこずかいで買ったマイ重石と押し蓋ですので、

楽しく大事に育てたいと思います

 

伏見酒蔵開きのおしらせ 

 

伏見銘酒協同組合主催のとても楽しい新酒・酒蔵イベントです。

今年で11年目です。

辻しばも出張販売いたしますので、どうぞお越しくださいませ

 

第一回 平成26年11月30日(日)

第二回 平成27年 3月 1日(日)

時間 11時~15時まで

 

1、新酒の試飲  搾りたて新酒と当日限定酒 2杯(50ml各1杯) 200円

2、おとなりの鳥せい特製粕汁の販売 1杯200円

3、伏見・京都の産品販売 

   京するめ・酒まんじゅう・昆布・辻しばの漬物 

  ・・・お隣のこぶ屋さんのみじん切り塩昆布が美味しくて、私はとりあえずこれを買います

   近郊の窯元の陶器・伏見酒袋のバッグなど

   お昼までに完売するハイパー花屋さんも・・・

4、酒粕・清酒販売 

  酒粕800g500円(数量限定)長蛇の列は冬の伏見名物?かな

 

朝ドラ「マッサン」の影響で、きっと日本酒醸造にも熱い視線が注がれてることとも思います

どうぞ伏見に(大原にもね)お越しください