先日スロベニアで開催されていた国際捕鯨委員会の総会で、日本の調査捕鯨を先延ばしするよう求める決議が可決された。日本の捕鯨が再度国際的な非難を浴びている。国内でも、海外特に中国の海洋進出への抑止という意味で、大切なパートナーであるオーストラリアとニュージーランドの2国との関係を良好に維持するためには、捕鯨をやめた方が良いという声がある。
日本が締約国になっている国際捕鯨条約で、「合法的」に捕鯨を続けられる権利は3種類ある。ノルウェーのようにモラトリアムに正式にNOと表明し認められた場合、日本のように科学目的の調査捕鯨(が、そのサイエンスも実は資源量がたっぷりあることを立証して商業捕鯨を再開することが最終目的)を行う場合、そしてイヌイットのような伝統的捕鯨の継承のためと認められた場合。
今までは、イヌイットが絶滅危惧種と言われているシロナガスクジラを捕っても非難されてないのに、資源量が豊富とされる鯨だけ捕ってるサイエンスのための捕鯨がなんでダメなのか、不公平だと思ってた。「クジラ・イルカは知能が高い、かわいい、だから捕るな」っていう感情論に負けるな~と思ってた。そっちが昨日今日感じ始めた感情論でくるなら、最後の一滴まで鯨の命を大切に使ってきた、日本の鯨とともにある長い長い文化だって、理解してもらわないと不公平よとも思ってた。しかもミンククジラは繁殖力があるので、増えすぎると人間が食べるイワシや鯖の漁獲量にも影響するという話しもある。あたしは鯨肉は食べないので、ぶっちゃけど~でもよかったんだけど、持続可能な水産資源の利用って重大な課題は、決して感情論なんかでは片付かないだろう・片付けちゃならないものだと思って、日本政府が言うところの科学的なデータの収集の重要性を信じてた。
が、今年3月国際司法裁判所は、日本の調査捕鯨に対して「1000頭捕るって言ってるのに100頭しかとってない、ってことは1000頭に科学的根拠ないっしょ」「殺傷しない方法の模索してないっしょ」「殺してまで調査してるのに、資源管理に役立つ分析してないやん」ということで、日本の調査捕鯨が科学研究目的を理由に許されている捕鯨には該当しないと判断。日本が言ってる「科学」ってその程度だったのか?という衝撃的事実が発覚し、あたしも日本擁護の足元がぐらぐら(苦笑)。とりあえず、南氷洋での捕鯨は自粛した方がいいのかも・・・と思う、今日この頃。ちょっとトホホ
鯨とのつきあい方、ひいてはこの地球という星に存在する生きとし生けるものとのつきあい方、意見を異にする人たちとの共存のあり方、限りある天然資源の将来世代との共有のあり方、ど~するのがいいのかね~。
写真は鳥取砂丘から目と鼻の先にある「クジラ岩」。夏休みを過ごした奄美大島は、冬に鯨がやってくるらしい。ホエールウオッチングに行って、あんなことこんなこと考えるのもいいかな~、なんて夫婦で相談してるところ。
どの部分がなにに使われる と覚えさせられました。
とくに戦後の食料が不足している時代に クジラのおかげで どれだけの
日本人が 健康を維持できたか知れません。
しかし 今の時代になって 世界中から そうまで避難されて
日本が鯨を取り続けることにこだわる必要があるのか。。。
しかも 日本の海に押し寄せてきているのであればともかく
遠くまで行ってとってくるのですから。
そして 昔から指摘されていますが 捕鯨船の乗組員は いちはやく
自宅や知り合いの家に発送する手配をしているとか。
研究のためって何?とおもってしまいます。
くじら岩は なんか平和で いなあ~~
昔から捕鯨船が出ていて私が子どもの頃は肉といえば
クジラ肉で クジラの竜田揚げはご馳走でした。
県の西にはホエールウオッチング出来る浜があり
観光船が出ており人気があります。
昔の教科書にはクジラはどこも捨てるところのない
優れた資源と教えられました。
このニュースはTVでも見ましたが 国際社会でも批判され
やがて調査捕鯨も禁止になるかも知れませんが
皮クジラ(ウネスクジラ)好きの私としては もう食べれん
ようになるのか とちょっと寂しい気もします。
そんな早くから近代的に大々的に捕鯨をやっていた。
しかも使ったのは油だけ、だから灯油が出来たら必要なくなった。
自分たちが乱獲しておきながら、必要なくなったから日本にもやめさせる。
なんじゃそりゃ~、ですよね。
そういう理不尽にはサイエンスで戦うべきと思ってたので、陰ながら応援していたのでした。
だからこそ、今回の国際司法裁判所に提出した資料で明らかになったずさんさは、衝撃的でした。
捕った鯨を自宅や知人に送るっていうのは、ある意味鯨を無駄にしないためでしょうから、
あたしてきには許せる気がしてましたけど、
サイエンスって言いながらサイエンスじゃなかったのがショック~
ど~したもんですかね~
何気なく口にする「いただきます」って言う言葉がどれだけ深いか、改めて考えさせられます。
キリスト教では食前の祈りは神に捧げますが、
日本の「頂きます」は自然・食物・生産者・料理してくれた人に対してでしょ
今回の「事件」は、そういう感謝の念とともに命を頂いていたことを、調査捕鯨をしている一人一人も含めて思い起こすべきだと感じました。
そういう思いなくしては、科学も鯨食文化も主張しても誰の胸にも響かない。
IWCが対象としていない小型鯨類の沿岸捕鯨はOKなはずなので
もしも皮クジラがそのような部類なのであれば、大丈夫ですよ、きっと。
そっか、高知でも鯨が見られるんですね、ふむふむ
外国だってペチコートを膨らませるのに使ったでしょ、とは言いませんが。
この調査捕鯨はアヤシイとずっと思っていました。
何の調査?それ、どこかで公表はされているのかな。見えません。多額の税金を使ってすることではないのではないか、と不思議でした。
もうやめてもいいと思います。クジラが可哀そうという意見はばかげていますが。
クジラ岩、すごい。そっくりですね。
調査捕鯨やめる代わりに沿岸捕鯨を大手を振って出来るようになれば
それで諸外国とは丸く収まり、本来のやり方で捕鯨している文化は維持できるのかな?
だったらそれでもいいような気がします。
しかも、シーシェパードのように日本の捕鯨船団と大立ち回りすることで
「こんなに頑張っています」と主張して資金を集めている(くせに鯨の保護には使ってない)団体には
日本が捕鯨をやめる方がアピールドが減って打撃だと思うので、いい気味だとも思うし。
クジラ岩、そっくりでしょ?結構感激しますよ
岩ですか
子供の頃は、何でもクジラでした
美味しかった
調査として捕獲されたクジラの行方が、はっきりしません
数を調べているのか? 習性を調べているのか ?
偶にお店で見つけると、買って見ますが、昔ほどには、
味わっていません
(きっとクジラの種類が違うのでしょうね)
これからは、楽器や文楽人形などに用いる分だけ、捕らせてもらうってことで、如何でしょうね
ウナギです、ウナギ
日本では、大きく育ってから一匹一匹、大枚をはたいて、
やっとこさ口にするのに
スペイン(等?かな)では、まるで、白魚を食べるようにまだ幼いウナギを、一気に食べるでしょう
あれが、 許せません
正直鯨が食べたい人に気持ちがわからないです。
だからといって、やめるべきとは思ってないので、
調査捕鯨だからOKで商業捕鯨だからNGみたいなのではなく
もうちょっと曖昧にしてうまい具合に丸く収まる方法がないものかとは思います。
そのためにはまず鯨やイルカといった「スター」を勝手に作って
それを守るためという口実で資金を集めるくせに保護には使わないどころか
無駄に南氷洋に出航して海を汚す鯨保護詐欺みたいなのを一掃せねば、、、
確かに、バルで鰻の稚魚のフリット食べたかも
そうですね~、あれが日本鰻なら大問題っすね(笑)