自民党は、首相になっても終戦記念日に靖国神社に参拝すると公言していた高市氏を、危険すぎると党首に選ばなかった。第一回目の結果高市氏が一位だったのには肝を冷やしたけど、決選投票で逆転して石破氏が党首となった。刷新感は?党の主要ポストや取り沙汰されている組閣人事を見ていると、期待は持てそうにない。なんせ麻生太郎を最高顧問、菅義偉を副総裁に起用するんだもん、総裁選で言ったことは「公約」じゃないって全部ひっくり返してしまいそうな勢いだ。結局調べない、説明しない、責任も取らないっていう路線は踏襲か。
なんとか明るい情報を捻り出そう。オーストリアの下院選挙で極右の自由党が、保守の国民党や中道左派の社会党を得票率で上回り、第一党となった。自民党の派閥を高市氏を支持する人を自由党、真ん中でうろうろした人たちを国民党、宏池会を社会党、とたとえると、それよりはマシな結果だったかなと思うけど、やっぱり1回目投票の高市氏が獲得した地方票の多さには驚かされた。
オーストリアの自由党は元ナチス党員などが作った党で、とにかく反移民。キルク党首があまりに過激なので、おそらく他の2党が連立を組みたがらず、結果的にその2党で比較的穏健な連立政権になる可能性があるというロイターの解説が、ちょっと安心材料かな。ヨーロッパで右翼政党が支持を伸ばしていて、そういう状況がウクライナ情勢に影を落としかねない状況。いやぁ〜な雰囲気だよね。
ま、とにかくアメリカが未だトランプが返り咲かないとも限らない状況である今、高市・トランプにならなくてよかったと胸を撫で下ろすkebaであった。戦争は嫌じゃ〜、近隣諸国と仲良くしたいじょ〜
写真はロイターから
地方票が伸びたのはそのせいかも。
いずれにしても高市氏が選ばれなくて良かった❗
そしてそういう人たちがSNSで世論操作をしている、怖いことです。
なので、昨日のオーストリアは明日の日本かもしれない。