あたし自身そんなに「あ”~休みが欲しいっ!」って思うほうではない。ってことはまぁ、適当に日々手抜き・息抜きしてる証拠ともいえるのだけど、けへへ。でもこうやって2年に一度くらいの割合で1週間日常生活から離れてみると、日ごろ見えないものが見えてくるなぁ~と感慨深い。
今回は突然決まったってこともあり、事前に時間があって準備していたならば選ばないような時間帯の飛行機で移動した。最初は「これしかないから」と否定的だったのだけど、蓋を開けてみるとこれがまた「こ~ゆ~のもアリなんだねぇ」という絶妙な時間帯のフライトであったということが判明する。
たとえば2日の夜の那覇便。金曜日までフルに仕事をしていたので何も準備ができてないし、日曜日からキャットシッターさんに毎日来てもらうので掃除も必要。だとすると午後8時の便というのは願ったり叶ったりの時間帯。そして翌朝一番に石垣に飛んでいったので、ロスタイムはほぼゼロ。石垣から那覇に帰ってくる便だって、午前中たっぷりカヌーで遊んでお風呂入って洗濯して(笑)移動するにはぴったりの時間だったし、昨日は明るいうちに激空きの首都高を羽田からリムジンで30分、近所のホテルに到着。
ホテルもネットで偶然発見したのだけど、施設もスタッフの対応も大変よく、とても満足。車寄せで出迎えてくれる熟年のベルキャプテンの優しい笑顔が素敵だったし、ホテル内のコンビニは外のコンビニと料金が一緒で良心的だし、扱っているオプションの多様さは石垣島という地の利を差し引いても秀逸、ツアーデスクのスタッフの的確なアドバイスは優れものだった。コメントを下さるまはろぬいさんは、ツアーデスクで楽しそうににこにこ仕事をしつつも、いろんな情報を的確に提供してくれて、旅をさらに楽しくさせてくれたスパイス、感謝してます!部屋は全室オーシャンビューで、毎朝窓を開けると波の音が聞こえ、竹富島が水平線に張り付いたように横たわる姿は「島に来たぞぉ~」って低血圧のあたしも朝から元気が出た。
何より天気に恵まれたのが最高だった。雨に降られたのはダイビングで沖に出ていたときと、那覇で美ら海水族館に移動するときだけ。石垣滞在中に台風は発生したけど、遠慮して(?)中国大陸のほうに逃げていった。
宮良川カヌーでガイドをしてくれた女性と、マングローブの林を泥に足を取られながら歩きつつそんな話をしたら「石垣に愛されてるんですよぉ~」って。そういえば、ここしか休めないってときに手招きされてるみたいに石垣島への足や宿がすんなり予約とれちゃったしね。そ~いわれれば、そ~かもしれん(笑)
振り返ると、今回の私たちのバカンスを楽しいものにしてくれたのは、そこで出会った人たちだった気がする。手前味噌ながら、旅先での出会いや発見を楽しめる旅行ができるように「成長」した自分たちだった気もする。そして、仲良しの相棒との旅は何ものにも代えがたいと感謝。鬼嫁度をもうちょっと下げようと思ったkebaでした、がはは。
竹富島のレンタサイクルのお店で「鍵がついていません、自転車の番号覚えておいてください。なにかあったら電話ください」と説明され「大丈夫かなぁ~」と言ったら「観光客が他の人の自転車を間違えて乗って行ってしまうことはあっても、島の外に出ることはないから、なくなっても今晩のうちに島の人から’あんたんちの自転車がどこそこに乗り捨ててあったぞ’って電話が入ります。みんな顔見知りですから、悪いことできません」と真顔で答える店主。
泡盛を求めてふらっとはいった酒屋さんの店先で「お勧めはなんですか?」とたずね、一般論としてはどこそこのなになにが善いと思うとお土産用に向きそうなでも決して高くない泡盛を勧めてもらった。「ではそれを」と求めることにしたら、「うちではコレを飲んでるけど、飲んでみるか?」とマグカップに泡盛をたっぷり注いで勧めてくれる白髪のオヤジさん、氷まで入れてくれちゃう。「美味しいですね~」と感想を言ったら「すごく安いのよ、コレ、一升で1000円しないんだから」ってうれしそう。
みんな自然体で、でもやるべきことはきちんとやっていて。いいなぁ~、こういうの、こんなふうでありたいな~と思った。確かに都会にいると、いつもこんなふうではいられない。だけど、都会にいるからってことを言い訳にしちゃいけないな。ギスギスしたり、無意味に自分と他人とを比べたりしない、楽しいなぁ~、ラッキーだなぁ~って思って暮らせる自分でいたいと思った。そして、夫婦仲良く婦唱夫随(爆)でいこうと思った。
そうそう「日ごろ見えないもの」といえば、グランヴィリオの屋上にスターダストテラスというのがあり、ビーチチェアが二つずつ並べて何組か置いてある場所がある。みんなビールを持ってきたりしてビーチチェアを最大限リクライニングして、空を眺めながら暗闇の中星を見つめて物思う・語り合う場所になっていた。私たちも椅子に座ってしばし「すごいね~、あれって何星だろう?」「こんなにきれいに天の川見たの初めて~」と星空を見つめた。海の向こうには三日月が浮かんでいて、穏やかな海面をサーチライトのような月明かりが照らしていた。月の光って明るいのね。不夜城の東京に住んでいたら絶対に見えないもの、でした。
さてと、明日のこと。旅行中の金曜日に「突然ですが」と飛び込んできた仕事を受けた。想定外だけど・・・さっそく社会復帰第一弾ざます。
写真は、竹富島の郵便ポストと竹箒。道路の真ん中に緑地帯や岩などの障害物があるのは、外から入ってくる邪気を分断するためのおまじないみたい。さすが中国に近いだけあって風水っぽい。
今回は突然決まったってこともあり、事前に時間があって準備していたならば選ばないような時間帯の飛行機で移動した。最初は「これしかないから」と否定的だったのだけど、蓋を開けてみるとこれがまた「こ~ゆ~のもアリなんだねぇ」という絶妙な時間帯のフライトであったということが判明する。
たとえば2日の夜の那覇便。金曜日までフルに仕事をしていたので何も準備ができてないし、日曜日からキャットシッターさんに毎日来てもらうので掃除も必要。だとすると午後8時の便というのは願ったり叶ったりの時間帯。そして翌朝一番に石垣に飛んでいったので、ロスタイムはほぼゼロ。石垣から那覇に帰ってくる便だって、午前中たっぷりカヌーで遊んでお風呂入って洗濯して(笑)移動するにはぴったりの時間だったし、昨日は明るいうちに激空きの首都高を羽田からリムジンで30分、近所のホテルに到着。
ホテルもネットで偶然発見したのだけど、施設もスタッフの対応も大変よく、とても満足。車寄せで出迎えてくれる熟年のベルキャプテンの優しい笑顔が素敵だったし、ホテル内のコンビニは外のコンビニと料金が一緒で良心的だし、扱っているオプションの多様さは石垣島という地の利を差し引いても秀逸、ツアーデスクのスタッフの的確なアドバイスは優れものだった。コメントを下さるまはろぬいさんは、ツアーデスクで楽しそうににこにこ仕事をしつつも、いろんな情報を的確に提供してくれて、旅をさらに楽しくさせてくれたスパイス、感謝してます!部屋は全室オーシャンビューで、毎朝窓を開けると波の音が聞こえ、竹富島が水平線に張り付いたように横たわる姿は「島に来たぞぉ~」って低血圧のあたしも朝から元気が出た。
何より天気に恵まれたのが最高だった。雨に降られたのはダイビングで沖に出ていたときと、那覇で美ら海水族館に移動するときだけ。石垣滞在中に台風は発生したけど、遠慮して(?)中国大陸のほうに逃げていった。
宮良川カヌーでガイドをしてくれた女性と、マングローブの林を泥に足を取られながら歩きつつそんな話をしたら「石垣に愛されてるんですよぉ~」って。そういえば、ここしか休めないってときに手招きされてるみたいに石垣島への足や宿がすんなり予約とれちゃったしね。そ~いわれれば、そ~かもしれん(笑)
振り返ると、今回の私たちのバカンスを楽しいものにしてくれたのは、そこで出会った人たちだった気がする。手前味噌ながら、旅先での出会いや発見を楽しめる旅行ができるように「成長」した自分たちだった気もする。そして、仲良しの相棒との旅は何ものにも代えがたいと感謝。鬼嫁度をもうちょっと下げようと思ったkebaでした、がはは。
竹富島のレンタサイクルのお店で「鍵がついていません、自転車の番号覚えておいてください。なにかあったら電話ください」と説明され「大丈夫かなぁ~」と言ったら「観光客が他の人の自転車を間違えて乗って行ってしまうことはあっても、島の外に出ることはないから、なくなっても今晩のうちに島の人から’あんたんちの自転車がどこそこに乗り捨ててあったぞ’って電話が入ります。みんな顔見知りですから、悪いことできません」と真顔で答える店主。
泡盛を求めてふらっとはいった酒屋さんの店先で「お勧めはなんですか?」とたずね、一般論としてはどこそこのなになにが善いと思うとお土産用に向きそうなでも決して高くない泡盛を勧めてもらった。「ではそれを」と求めることにしたら、「うちではコレを飲んでるけど、飲んでみるか?」とマグカップに泡盛をたっぷり注いで勧めてくれる白髪のオヤジさん、氷まで入れてくれちゃう。「美味しいですね~」と感想を言ったら「すごく安いのよ、コレ、一升で1000円しないんだから」ってうれしそう。
みんな自然体で、でもやるべきことはきちんとやっていて。いいなぁ~、こういうの、こんなふうでありたいな~と思った。確かに都会にいると、いつもこんなふうではいられない。だけど、都会にいるからってことを言い訳にしちゃいけないな。ギスギスしたり、無意味に自分と他人とを比べたりしない、楽しいなぁ~、ラッキーだなぁ~って思って暮らせる自分でいたいと思った。そして、夫婦仲良く婦唱夫随(爆)でいこうと思った。
そうそう「日ごろ見えないもの」といえば、グランヴィリオの屋上にスターダストテラスというのがあり、ビーチチェアが二つずつ並べて何組か置いてある場所がある。みんなビールを持ってきたりしてビーチチェアを最大限リクライニングして、空を眺めながら暗闇の中星を見つめて物思う・語り合う場所になっていた。私たちも椅子に座ってしばし「すごいね~、あれって何星だろう?」「こんなにきれいに天の川見たの初めて~」と星空を見つめた。海の向こうには三日月が浮かんでいて、穏やかな海面をサーチライトのような月明かりが照らしていた。月の光って明るいのね。不夜城の東京に住んでいたら絶対に見えないもの、でした。
さてと、明日のこと。旅行中の金曜日に「突然ですが」と飛び込んできた仕事を受けた。想定外だけど・・・さっそく社会復帰第一弾ざます。
写真は、竹富島の郵便ポストと竹箒。道路の真ん中に緑地帯や岩などの障害物があるのは、外から入ってくる邪気を分断するためのおまじないみたい。さすが中国に近いだけあって風水っぽい。
夫唱婦随 何よりです。(ご馳走様)
婦唱夫随ですってばぁ~、あくまでこの世はあたし中心に回っております(爆)
私は何度も見ている景色なんだろうけれども
人によってとらえ方の違いなのか、別世界に見えるよ~
これからも、楽しみにしてますね!!
確かに「住んでいる場所」としてみる景色と、旅先の風景とはまったく違うのでしょうね。
それにしても、こんな風景を何度も見てるなんて、うらやましい限りです。
「ニライカナイからの手紙」というとても素敵な映画がありまして、
蒼井優ちゃん扮する島の少女が住んでいるのが竹富島なんですよ。
いまこう書いているうちに泣きそうになってきた。
ほんとにおすすめできる静かないい映画です。
あの島を訪れた人が見るとさらに5割増し。
落ち着いたらご主人と一緒にどうぞ。
その映画名前だけはきいたことがありましたが、観たことないです。
我が家では「クライマーズハイ」を観ようという話をしてますが、でも、そのうち・・・っていっているうちに上映が終わってしまうといういつものパターンでして(苦笑)。
こうなったらまとめて両方DVDで観ようかな~