保守党党首選で、内務大臣のテリーザ・メイ女史が独走しているという。彼女は残留派だったけど「国民投票の結果を尊重し、離脱交渉を行う」と表明しているという。法律にのっとって進められた国民投票が、妙な感情論で歪められた投票行動につながったとしても、プロセス自体は合法、だからこそ有権者はよく考えて行動すべき、というメッセージだと思う。じゃないと「気に入らない結果が出たら、ちゃぶ台返しすればいい」ってことになって、これこそ究極の大衆迎合主義だからね。民主主義のかけらを発見し、目が洗われた気がする(笑)。
が、政権与党の党首が変わっても残留交渉ではなく離脱交渉が行われるとなると、残念ながらEUに残留したい英国民に残された手段は、ルーマニア人の里子になるしかない(笑)。ルーマニアの新聞「ガンダル」がおもしろキャンペーンサイトを立ち上げた。名付けてRomanians adopt Remainians(ルーマニア人が残留派の里親に)キャンペーン。ルーマニア人は英語でルーメニアン、そして残留=remainから新たに英語を作って、残留派=remainians (リメイニアンズ)とし、この二つの音の類似性をもじってのユーモア。写真はそのサイトのトップページ。
残留派を里子に迎えたいルーマニア人用と、EUに残留したい英国人用のサイトに分かれていて、フェイスブックでログインするようになっている。登録すると、里親の名前が表示され、ルーマニア風に変えられた自分の新しい名前の入った身分証明書の見本が表示されるという、ジョーク。
ルーマニアのEU加盟は2007年で、いままでもどちらかというと古参のEU加盟国からは暖かい歓迎を受けてきたとは言えない。フランスで国外退去になった外国人の4人に1人はルーマニア人だというくらい、迷惑がられていてヘイトクライムの対象となっている。英国でも治安の悪化を移民のせいにするとき「こないだの空き巣はルーマニア人らしい」、とか勝手なことを言うようだ。あたしが住んでた頃はその矛先はポーランド人だったけど(苦笑)。そのルーマニア人が英国人を「救ってあげよう」というジョークは、なかなか痛快であり、過去のことは水に流そう的メッセージがあって、これまた爽やか。
斯くなる上は、ルーマニア人になって英国に住むとどういう目にあうか、英国人が体験するのも悪くないかもよ〜
が、政権与党の党首が変わっても残留交渉ではなく離脱交渉が行われるとなると、残念ながらEUに残留したい英国民に残された手段は、ルーマニア人の里子になるしかない(笑)。ルーマニアの新聞「ガンダル」がおもしろキャンペーンサイトを立ち上げた。名付けてRomanians adopt Remainians(ルーマニア人が残留派の里親に)キャンペーン。ルーマニア人は英語でルーメニアン、そして残留=remainから新たに英語を作って、残留派=remainians (リメイニアンズ)とし、この二つの音の類似性をもじってのユーモア。写真はそのサイトのトップページ。
残留派を里子に迎えたいルーマニア人用と、EUに残留したい英国人用のサイトに分かれていて、フェイスブックでログインするようになっている。登録すると、里親の名前が表示され、ルーマニア風に変えられた自分の新しい名前の入った身分証明書の見本が表示されるという、ジョーク。
ルーマニアのEU加盟は2007年で、いままでもどちらかというと古参のEU加盟国からは暖かい歓迎を受けてきたとは言えない。フランスで国外退去になった外国人の4人に1人はルーマニア人だというくらい、迷惑がられていてヘイトクライムの対象となっている。英国でも治安の悪化を移民のせいにするとき「こないだの空き巣はルーマニア人らしい」、とか勝手なことを言うようだ。あたしが住んでた頃はその矛先はポーランド人だったけど(苦笑)。そのルーマニア人が英国人を「救ってあげよう」というジョークは、なかなか痛快であり、過去のことは水に流そう的メッセージがあって、これまた爽やか。
斯くなる上は、ルーマニア人になって英国に住むとどういう目にあうか、英国人が体験するのも悪くないかもよ〜
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