思ったより

カザンにいる間に、ケアマネさんからメールをもらった。父が咳き込む＆飲み込みにくい＆痛み止めが効きにくくなっているので診察し、医師からはおかゆが飲み込めている間はこのまま様子を見るが、おかゆもNGになったら入院の必要があると言われ、痛み止めも薬を変え（トラマール）て頓服（カロナール）も処方してもらった、薬は合う合わないがあるので、痛みが改善しない場合は早めに受診するように言われている、と。

今日またメールが来た。新しい薬で父の痛みは止まっているものの、めまいやふらつきや傾眠が出てきたので、今日の午前中再診。異なる作用機序の薬（オキシコンチン）に変えることとなり、経鼻内視鏡では少しずつ腫瘍が大きくなっているのが確認された。現在息苦しさはないものの、そろそろ入院についても考えていかなければならないかもしれません、と主治医に言われたとメールにあった。主治医も父のガンの進行のスピードの想定ができなかったのか、当初の話からあたしたちが持ったイメージとは違って、ずいぶん進行が早いじゃないかと焦る。

慌てて仕事が終わってケアマネさんに電話。「薬が変わって3日後くらいから、いつも明晰なお父様が、職員の会話についていけてない、今までのお父様とは様子が違ったんです」と言われて、いずれにせよ老老介護で二人暮らしじゃないからこそ適切なタイミングで通院できているのだと思って、まずその部分については胸をなでおろした。そして話をしながら、薬の副作用としてそういう状況になっているのか、低血糖なのかわかんないな〜と感じたので、食事量が落ちているスピードとインシュリン注射の減量のペースがあっていないのかもしれないから、明日糖尿病の主治医に相談してもらうようお願いした。

義妹との間では、もしも低血糖による傾眠であれば明日主治医に相談に行った段階で、個人病院では限界があると判断され、がんの主治医のいる総合病院に紹介されて、血糖管理・点滴目的でそのまま入院になる可能性もゼロではないので心配、でも父のためなら今は医師の指示に従うしかない、というメールのやり取りした。

そうならないことを祈りつつ、仕事の帰りに池袋西武地下のザ・ガーデンで、食が進まないときのために、容易に噛めるレトルトのおかずを買ってきた。ケアマネさんとの電話で、父のための特別食を預かってもらい必要に応じて出してもらうようお願いしたので。写真はそのレトルトおかず。これに加えてスープを作って一回分に分けて冷凍して、日曜日に持参しようと思う。そっちも冷凍庫に保存して必要に応じて出してくれるそうだから。義理の妹はメイバランスを買ってくれていたけど、バリエーションは多い方がいいからね。

ひとまず22日には義妹が顔を出して情報収集。日曜日あたしが顔を出す頃には、薬との相性がよくて元の父に戻ってくれているといいな。と〜ちゃんがんばれ〜